2007年08月31日(金)更新
その2:盗作とインスピレーションの境界線
以前のブログのエントリーでも、
「見る目を養うためには、とにかく良いものをたくさん見て感覚値を
定量化する訓練を積む事だ」
と書いたことがある。
http://crossmedia.keikai.topblog.jp/blog/121/10000644.html
すでに仕事の上では自分でデザインを起こしたりすることがほとんど
なくなってきたが、「良いものを見続けること」はすなわち自社のスタ
ッフや協力会社のクリエイティブに対する「タイマン(一対一の勝負)」
なのだ。
昨日のような例に限らず、ベンチマークスタディをしていると「おや?」
どころか「おいおい」ということも少なくない。
2007年08月30日(木)更新
盗作とインスピレーションの境界線
いまから9年ほど前の話だが、私が独立したばかりの頃に友人の
ベンチャー企業の広報サポートをやっていた。
その会社のウェブサイトを立ち上げるために、すでにデザイナーに
提案を頼んでいるというのだが、オンラインコミュニケーションの専
門家として、一緒に評価してくれないか、と頼まれた。
やってきたデザイナーは若いが、自分なりのポリシーを持って
デザインしている、と、自身の提案のコンセプトを語りだした。
しかし、その提案画像を見たとき、わたしは思わず自分の目を疑った。
そこにあったものは、たまたま最近チェックしていた、当時新進気鋭
といわれたカリフォルニアのウェブデザイン会社の企業ウェブサイト
そのものズバリだったのだ。
2007年08月29日(水)更新
コミュニケーションのあり方
ちょっと古い話かもしれないが、今回の参議院選挙で自民党が負けた
原因のひとつに、議会制民主主義を踏みにじるような「強行採決 の連
発」というものが取りざたされている。
この状況を、国民は「コミュニケーション能力の欠如」と捉えたのだ。
皮肉にも、このことの重みを、自民党はあとから気づくこととなったわけ
だ。
数の論理で押し切れるのは与党の特権なのかもしれないが、あくまで
議論を重ね、全員の納得はないにせよ、野党の反対意見に「聴く耳」を
持つこと、対応すること、検証することが、あたりまえだが重要なのだ。
このことを企業に重ねてみても、同じことが言える。実際に現場のプロ
ジェクト関与者の同意を100パーセントとりつけて進む、ということは難
しい。
では、それを解決するのに必要なものは何か?
判断力に優れた有無を言わさぬリーダーなのか?
ひとつのヒントを学んだのは、やはり以前お世話になった会社のマネジ
メントスタイルだ。
2007年08月28日(火)更新
秘密の滝つぼに入るには3年待て
高校時代に美術研究所の合宿で始めて連れて行かれた西丹沢。
人工的に作られた湖には何本かの川が流れ込んでいる。
そのうちの1本の川に沿って10キロの林道がある。
林道は治山工事の車両以外は通行止め。のんびり歩くと県営の
大きなロッジがある。
すなわち、この道を通うほとんどの人はこのロッジを足がかりに
山登りをする登山・ハイキング客だ。
18から数えて20数年、ほぼ毎年通ったキャンプサイトがこの
ロッジの裏手にある。
通り過ぎる登山客がほとんどなので、広々とした川原を独占でき
る優雅なキャンプ場だ。(そのかわり設備は皆無)
春には山桜と山吹が色を沿え、秋には無尽に流れる星を眺め、
そして夏には秘密の滝つぼで沐浴できるのだ。
2007年08月24日(金)更新
製造業における危機管理
昨日、30年以上前に製造した三洋電機の扇風機の発火で火災がおき、
2名の方がなくなる、という事故が発生した。
ニュースでは、ひな壇で頭を下げる社長の姿を映していた。
この場合、被害者親族が製造責任を問うて民事訴訟をするか不明だが、
基本的に社長は陳謝しているものの、サイト上のコメントはあくまで
「経年劣化が原因で、品質不良ではない」
としているところがポイントだ。
2007年08月22日(水)更新
初めて飛んだ日
先週は下の子供(男の子5歳)の誕生日で、自転車を買ってあげた。
もちろん補助輪つきの一番小さなものだ。
しかしとにかく漕ぐことがうれしくて、週末も水筒で水分補給しながら
小田急の引込み線の日陰で虫のように漕ぎまわっていた。
付き合ったこちらのほうが倒れそうだった。
2007年08月20日(月)更新
石屋製菓に見る不祥事対応
「白い恋人」の賞味期限改ざんやアイスクリームの大腸菌検出などの
不祥事により、先週社長の石水勲氏が辞することとなった(但し株は
保有のまま)石屋製菓だが、ウェブ上の対応を見ていると、誠実に会
社を見直して行きたいという気持ちが感じられない。
現在はウェブサイトトップに「お詫びとお知らせ」という画像が貼られて
いるだけで、8月16日の更新には、多少詳細な情報が、やはり画像
で貼られている。
2007年08月16日(木)更新
制作会社や経営層と対等に渡り合えるウェブマスターに
制作会社や経営層と対等に渡り合えるウェブマスターになりませんか?
多くの企業の広報担当者やウェブ担当者の方とお会いして感
じることがある。
それは、他の部門で働く方に比べても、みな「学ぶ姿勢」が高
いことだ。
セミナーでお世話になっている宣伝会議さんは、出版では広報
やIR向けに一昨年に創刊した「PRIR」が好調だと聞くし、セミナ
ーもそもそもは「広告・宣伝」向けのものを中心にスタートしたが、
現在は広報やWEB関連のものがすごく増えている。
ただし、一度のセミナーを聞いただけでは、思いを新たにするこ
とは出来ても学びを実務に落とし込むところまではなかなか行
かない。達成するためには、目標設定と継続的な積み重ねが
必要で、それはダイエットと同じだ。(自戒を込めて)
2007年08月15日(水)更新
頭脳+愛情+一風変わったアイデア
「頭脳+愛情+一風変わったアイデアイケアのデザインはここから生まれる」
昨日の続きになるが、そうやってイケアのサイトを見ている
と、色々面白い発見があった。
多くの広告代理店主導で作られたプロモーション用途のフラッシュ
コンテンツは、苛つくものが少なくない。
なぜなら、それらのほとんどが相手の読むスピードを限定したり、
待たせたり、一方的なところが多いからだ。
ユニクロのインターフェイスなど、チャレンジが多く、新しくてブランド
の勢いを感じさせるが、とてもじゃないが付き合っていられない。
2007年08月14日(火)更新
IKEAの乾電池
先の週末に第三京浜を使って横浜の実家に戻ったのだが、通れば
かならず、といっていいほど見られた港北インタの出口渋滞がなか
った。
いわゆる「IKEA渋滞」というやつだ。
ひょっとしたら一時の混雑も緩和されたのだろうか?
別に今すぐ何かを買う、というわけではないが、また行きたいなと思
わせる上手なプレゼンテーション(空間)があるのは確かだ。
2007年08月10日(金)更新
広報マンと公聴マンの違い?
お世話になっているピーアールコンビナートさんのコラムが
面白かった。
ピーアールコンビナート社の顧問で元朝日新聞記者、かつ
いつもうちの家族がお世話になっている「こどもの城」の元
広報部長であられる津田長幹さんのコラムだ。
有権者に見抜かれた「粗悪品」と題し、自民党のコミュニケ
ーションに対する姿勢を喝破している。
http://www.prk.co.jp/hyoban/column/index.html
詳しくは参照してもらいたいが、要点はこうだ。
2007年08月08日(水)更新
広報活動は企業の生命線
本日の読売新聞に、先日、日本プレスセンターで行なわれた
イベント「広報・PR新時代シンポジウム」のサマーリーが出て
いた。
女子学生を中心に広報職の人気が高まっているようだが、そ
の理由を聞いてみると「華やかそうだから」とか「会社を代表し
て表に立つ」というものが多いそうだ。それに対して、現場から
は「まだまだ誤解して受け取られているところが多い」という反
応が強い。
これらのことは常に言われていることで、新鮮味はないが、メデ
ィア側のパネル参加者(新聞社)からは
「企業広報も短期の成果を求められることが多くなってきている
ようだが長期的にマスコミ(やソーシャルサイド・カッコ内筆者注)
との人間関係、信頼関係を築いて欲しい」
というコメントがあった。これは今後、広報コミュニケーションが
どう変わるべきかを示唆している。
2007年08月06日(月)更新
汗は,かかない
昔、パフィーが深夜番組を持っていた頃、ゲストで出た菅野美穂と、「女優魂
がどれだけあるか実験する」と題して、「いったい何秒で涙を流せるか?」と
いうゲームをやったのをいまだに覚えている。
アミちゃん、ユミちゃんは「メロドラマDVD」を見たり「はだしのゲン」を読んだり
頑張っていたが、菅野美穂さんはものの5秒!でポロっと泣いて見せた。
さすが菅野美穂。すごいなあ、と思いつつ、役者や歌舞伎俳優が自律神経
をコントロールして泣いたり汗をかかないようにしたりできる、というのはその
頃学んだことだ。








