2008年07月26日(土)更新
「コミュニケーション」の意味(2)
最近名刺をいただくと「コーポレート・コミュニケーション部」
とか「コミュニケーション部」という名称の部署名が目に付くよ
うになってきた。これはとてもよい兆しだ。
対外的なリレーション中心だった旧来の広報から、社内も含め
企業全体のコミュニケーション(「関係性」や「相互理解」)を
考える部署として捉えようとしている。
しかし実際はCCO(チーフコミュニケーションオフィサー)と
いう肩書きで企業の情報通信技術化の責任を持つ人はいても、C
CCO(チーフ企業コミュニケーションオフィサー)を置いてい
る会社はまだ日本では稀有だろう。
2008年07月26日(土)更新
「コミュニケーション」の意味(1)
これだけ一般的に使われている外来語でありながら「じゃあその
意味を定義してみて」というと答えに詰まる言葉のひとつに「コ
ミュニケーション」がある。
近年の入社式の社長訓示でも多くの大企業で「コミュニケーショ
ンを大事にしよう」と言っている。しかしそれを聞いたほとんど
の新入社員はこう感じたはずだ。
「具体的にどういうこと?」
人事や広報ならこう思ったはずだ。
「イントラネットを整備しよう。社内ブログなんて今日的で良い
のではないか?社長が期待しているのはそういうことだ。」
それでもなお、「コミュニケーションの問題はわかりにくい」、
「ツ-ルを導入しても解決しない」という相談はあとを絶たない。
2008年07月22日(火)更新
進化するプラネタリウム
この連休は来週に家族の行事(バレエの発表会)と夏休みを控えているため
ほとんど仕事(残務整理)に充てていた。
中日の日曜日のみ、家人が所要のため、子供二人を預かることになったのだ
が暑いからといって家の中にこもっているのも何かと思いアイディアをひねる。
クルマで遠出をするのも憚るほどガソリンが高いが、近場なら、ということで多
摩川を渡り車で10分ちょっとのところにある「生田緑地」に遊びに行ってきた。
2008年07月19日(土)更新
IABC参加記(12)
最後はニューヨークで撮った風景写真を紹介して今回のまとめとしたい。

到着翌日に行った「ニューミュージアム近代美術館」。日本人の
設計した新しい美術館だ。上部のカフェは何もない空間で窓いっ
ぱいにロウァーマンハッタンが広がる。
2008年07月18日(金)更新
IABC参加記(11)
さて、そのH&Hの通りをはさんで反対側にあるのが古本屋の
「Westsider Rare & Used Books Inc.」。
今回は有名な「Strand」をはじめいくつかのユニークな古本屋に立ち寄った
が、期待通り、ここは秀逸だった。
やはり日本の中古レコードショップ(やブックオフ)の質がその町の文化度に
比例するのと同様、この本屋の質もそのままアッパーウェストの文化度と
比例しているのかもしれない。
2008年07月18日(金)更新
IABC参加記(10)
オフ最終日の今日はアッパーイーストの美術館めぐり。
「はじめて」といって良いぐらいまともな朝食をレストランで採った。
「エッグベネディクト」。
これもひとつのニューヨーク名物なのかもしれないが、トーストの上にハム
とポーチドエッグをのせ、さらに溶かしたチーズをかけたものだ。
ハムとチーズの塩気があるので、こしょうを少しかけるぐらいでそのまま食
べられる。
巨大オムレツよりは一皿ですむので簡単でおいしい。

2008年07月17日(木)更新
IABC参加記(9)
アクティビティ編:ニューヨークの「ロシア・トルコ風呂」に行くの巻
出張に行っても酒を飲まないゆえ夜は温泉か食事ぐらいしか楽しみが
無い私だが、それはここニューヨークでも一緒(悲)。今回のブルーマン
が夜のアクティビティとしては唯一のものだった。
さてぽっかり開いた3時間。「行く時間と勇気があれば行ってみたい」と
思った場所に行ってみることにした。それは、今はなき中尊寺ゆつこさ
んの本にも紹介されていた、イーストヴィレッジの「ロシア・トルコ風呂」
だ。

2008年07月16日(水)更新
IABC参加記(8)
今日は完全なオフ。一日街歩きに精を出す予定だ。
実は宿泊しているホテルがタイムズスクウェアに近く、表通りはアトラ
クション(ミュージカル)やおみやげ物屋ばかりなのだが、裏に回ると
意外に静かなレストランが多く、ワンブロックで表情を変えるのもニュ
ーヨークらしいなあと思う。
その裏通りを2~3ブロック南下するとニューヨークタイムズの本社ビル
がある。現在近くに移転工事中だが、一階のファサードにある現代美
術作品はとても面白い。480X800ドットぐらいの光電管画面が、廊
下の片側に約300、両側で600並んでいる。これはマークハンセン
という作家の、その名も「ムーバブルタイプ」という作品だ。

2008年07月15日(火)更新
IABC参加記(7)
今回、会議終了が水曜日ということで、翌日の木曜日に出発しても
日本着は金曜日の午後となる。どうせ1週間不在になるのなら2日
間延泊して美術館を色々みたい、ということで時間をいただくことに
したのだ。
最終日、名残惜しさとともに会場をあとにした私が一番最初に向かっ
た先はすぐ隣にあるニューヨーク近代美術館(MoMA)だ。
20年前はちょうどマティスの素描展をやっていてノックアウトされたと
ころだが10年前は大幅な改装中で訪問できなかった。
今回はリベンジ(というと大げさだが)で訪問をとても楽しみにしてい
た。もちろん近代絵画や彫刻だけでなく、写真や映像作品、そしてデ
ザインコレクションが秀逸だ。

2008年07月14日(月)更新
IABC参加記(6)
日曜日から4日間にわたるコンファレンスに参加して感じたことは、
「参加者に孤独を感じさせない工夫」だ。
1800人の参加者で日本からは2人(しかも多分初参加に近い)と
言う状況にもかかわらず、気がつけばIABCのプレジデント、会議
の議長、副議長、アジア地区の代表など、せっかく行くのであれば
会っておきたい人たちとは全員面識をいただくことができた。
しかもほとんどの場合、向こうが会いに来てくれた事が驚きなのだ。

2008年07月12日(土)更新
IABC参加記(5)
IABCのインターナショナルコンファレンスの特徴の一つが分科会のカテゴリー
分けだ。
たとえば春に出席した「New Communications Forum」であれば「広報」
「マーケティング」「広告」「ジャーナリズム」という分類だった。
IABCでは、以下のようになっていた。
* Change Management(チェンジマネジメント)
* Communication Leadership(コミュニケーションリーダーシップ)
* Employee Communication(社内コミュニケーション)
* Global Trends(コミュニケーションの世界的なトレンド)
* Marketing & Brand(マーケティングと企業ブランド)
* Public Relations(パブリックリレーション)
* Strategy & Counsel(コミュニケーション戦略)

ここでよくわかるのは、既存の部署に根ざした話を誰もしていない、という
ことだ。
2008年07月10日(木)更新
IABC参加記(4)
IABCのコンファレンスも4日目、ニューヨーク滞在も6日目となり
だいぶ体も頭もアメリカ時間や英語になじんできた。
今回のコンファレンスの会場はセントラルパークのすぐ南に位置する
ニューヨークシェラトンのバンケットフロアを2フロア占拠しての開催
だったのだが、滞在に関してニューヨークシェラトンは1泊350ドル
からなので、合計8泊する私には痛い出費になる。参加者向けの特別
レート(250)もあったのだが、参加するか逡巡している数日間の
間に売切れてしまった。
幸いにも4ブロック南のタイムズスクェアのすぐそばに一泊200ドル
弱のホテルを発見。どうやらこの値段以下(150ドル前後)では
中心部から離れるのと、バスタブ無し(シャワーブースのみ)というの
がマンハッタン価格のようだ。やはり疲れを取るのには熱いお湯を張っ
たバスタブに浸からないと、という私にはこれがぎりぎりの選択だ。
2008年07月10日(木)更新
今、企業に必要とされるコミュニケーション・プロフェッショナル人材とは?
セミナー等でお世話になっているPRコンビナートさんの持つコミュニティ
サイト「評判作り研究会」に「今、企業に必要とされるコミュニケー
ション・プロフェッショナル人材とは?」というタイトルで寄稿さ
せていただきました。
2008年07月09日(水)更新
IABC参加記(3)
IABCのコンファレンスは先日書いたように全体で98人のスピーカー、
分科会は80を超える。
その間に表彰やキーノートスピーチがあるのだが、2日目のキーノートで
は世界的なウンドクリエイター(パーカッショニスト)イブリン・グレニ
ーがゲストパフォーマンスを行った。
私自身ドラムが好きということもあり、また、彼女のドキュメンタリー
映画「Touch of Sound」を数年前に見て感動した覚えがあるので、とて
も楽しみだった。
2008年07月06日(日)更新
IABC2008参加記(2)
さて、IABC: International Association of Business Communicators
は、ビジネスコミュニケーションに携わる人と組織の専門性向上と社会認
知向上のために1970年に設立された団体で、現在70カ国、1500
0人で構成されている。
広告、広報、マーケティング、人事などの職能団体は日本でも多いのだが、
40年近くも前からそれらの枠を超えて「プロフェッショナルコミュニケ
ーター」として企業で活躍する職能の可能性を見ていたところがとても先
進的だ。
近年(特にこの20年)、リストラや雇用不安、合併吸収、ビジネスドメ
インの急激な変容など、企業を取り巻く変化が激しく、情報技術の進化と
は裏腹に内部告発やメンタルストレスなどの問題が顕在化してきている。
通年レポートしている入社式の社長コメントを見るまでもなく、コミュニ
ケーションの重要性を経営は強く認識しているのだが、問題は「具体的に
それをどのように解決しればいいのか」ほとんど対策がとられていないの
が実情なのだ。
2008年07月06日(日)更新
IABC2008参加記(1)
実は10日程、ブログの更新が滞っていた。
滞在中は目一杯ネットワーキングに精を出していた事もあり、ほとんど
ホテルに戻ると議事録をまとめてダウンする日々。
「昨晩はミュージカルを見に行った後飲みにいき、ホテルに帰ったのが
朝4時だった」という話を聞くと、本当にタフだなあ、と思う。
今週は日本に戻ってきてから残務と時差ぼけで(やはり)余裕がなく、
午後3時を回ると頭のスイッチが切れる状況だった。
さて、挽回の意味も含め、コンファレンスとオフの様子を取り混ぜて
レポートしたい。








