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危機管理から見る不二家の対応

投稿日時:2007/01/23(火) 10:16rss

企業危機管理の専門家である田中辰巳氏は、「じゃ、不二家は
どうすればよかったか」と問われて、最初の会見で「ケーキ事業
から撤退します」と言うべきだったという。

と、日経ベンチャーの神足裕司さんのコラムで書かれていた。
http://nvc.nikkeibp.co.jp/members/COLUMN/20070122/107695/

このコラムは秀逸だ。
お客様の感情を理解すること。
時代の変化を受け入れ対応すること。
積極的にコミュニケーションをとること。

ここで触れられている「経営者に求められること」は非常に明快
で、今日の不祥事(危機対応)のエッセンスが語られている。
読んでいてとても参考になった。

(雪印はその後の社員一丸となった取り組みを聞き及んでいるので
一緒にはしたくないが)


わたしとして気になったのはもちろん神楽坂の不二家だ。
ここも不二家のフランチャイズの一員だが、全国で唯一、オリジナ
ルの「ペコちゃん焼き」を売っていることで有名だ。

「焼けたペコちゃん」というシュールな「食べられる現代アート」(大
げさ)が105円で買える店だったのだが、やはりWEBを見ると「当
分販売自粛で閉店する」とある。
経営者にとってはお客様だけでなく、そのブランドを信じて商売に
関わっているすべての人への責任も大きいのだ、ということを実感
した。
ペコちゃん焼き、再開したら買いに行きますとも。

http://www.syoutengai-web.net/kagura/fujiya.htm

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美術大学デザイン科を卒業後、12年間工業デザイナーを勤める。当時勤めていた外資系メーカーで本社出張を重ねるうち、本社の親組織で行っている「コーポレートコミュニケーション」の役割と重要性に魅了され、セルフリストラして広報部に社内転職。自ら部門を超越した「コーポレートコミュニケーション」を実践する...

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