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名刺の可能性

投稿日時:2009/10/08(木) 20:24rss

仕事柄よく名刺をいただきます。

昨日はセミナーの懇親会があったのですが、ある自然保護団体の方から
いただいた名刺はなにやら裏がカラフル。

話を聞くとポスターの再利用なんだそうで、当たり前ですが一枚一枚絵柄
の部分が違うのです。

私がいただいたものは、裏がちょうどパンダの耳でした。
次の方がパンダの顔でしたから、おみくじで言えば「中吉」といったところで
しょうか。
いままで色々な方から色々な名刺をいただきましたが、レイアウトやデザイ
ン、文字のフォント、色などで受ける印象や信頼度がだいぶ違うことに気が
つきます。
そういう意味では非常にミニマルなコミュニケーションツールですが、アイデ
ィアにあふれています。

加えて最近は会社の名刺に加え、社会貢献やコミュニティに加わって独
の勉強会をやっている方など、「自分ブランド」で名刺を複数もつ方が増え
てきました。
ソーシャリティ(社交性)が高まってきていることの証左でしょう。
ミクシィやトウィッターなど、オンライン上の「ソサエティ」が増えてきている
ことも影響しているかもしれません。さまざまな「自分」を持てるようになって
きたのですね。

それでも「名刺」という旧来のコミュニケーションメディアが廃れず、そのミニ
マルなツールのデザインや表現に工夫をこらし楽しんでいる方を見ると嬉し
くなります。
赤外線で情報交換も良いのですが、ちいさな創造性(クリエイティビティ)を
発揮すれば、そこに沢山の情報(コンテキスト)を持てるのが名刺、といえる
かもしれません。

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1999年2月創業。 ビジネスにおけるインターネット活用経験は日本のインターネットの発展の変遷とほぼ同期しており、豊富な経験を有する。 主宰者は企業広報から自己啓発でWEBマスターになった経験から、今後オンラインを中心とした企業コミュニケーションが重要になるとの思いで独立、創業した。...

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個人プロフィール

美術大学デザイン科を卒業後、12年間工業デザイナーを勤める。当時勤めていた外資系メーカーで本社出張を重ねるうち、本社の親組織で行っている「コーポレートコミュニケーション」の役割と重要性に魅了され、セルフリストラして広報部に社内転職。自ら部門を超越した「コーポレートコミュニケーション」を実践する...

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