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2006年10月02日(月)更新

愛読雑誌「Communication Arts」

ミクシィにも「雑誌が好きすぎて死ぬ」というコミュニティに参加
している雨宮です。

月にほとんど定期購読状態で買っている雑誌が10誌近くあり
ます。
半分ぐらいはビジネスや広報・コミュニケーション系のものです
が、大好きな音楽やインテリア、雑貨、デザイン系のものも、見
るとついつい買ってしまいます。

洋書はビジネスウィーク(ほとんど写真をスクラップするため)の
定期購読していたのですが、3年とってやめてしまったため、残
るは1冊のみとなってしまいました。

で、本日紹介するのがその最後の1冊「Communication Arts」
です。
Communication ArtsCommunication Arts
この雑誌は、商業デザインに関する隔月刊の雑誌(ムック)で、
フルカラーで広告、ポスター、CM、イラストレーション、写真、サ
インデザイン、CI、WEB、企業出版物の編集デザインなどの
最新の事例を、フルカラーで紹介しています。

あわせて年間1冊ずつ、イラストや写真、グラフィックデザイン、
インタラクティブ(フィルムやウェブ)のアニュアル(別冊)も発行
されます。
年間購読料は110ドルですので、1冊の単価は1000円ちょっと。
洋書雑誌を扱うお店では3000円近くしたりするので、とてもお得
です。

一番の魅力は、なんといっても米国を中心に世界の最新の事例
に触れられることと、その品質の高さです。
ビジネスコミュニケーションの中で、デザインやビジュアルの要素
の重要性が伝わってきます。

日本でも「アイディア」誌など、近いコンセプトのグラフィック雑誌や
「+81」のように挑戦的に新しいグラフィック表現を模索する刺激
的な雑誌がありますが、このような洋書雑誌の良い点は、ある意
味日本国内の「流行」みたいなものを感じなくてすむところにあり
ます。

昔デザイナーだったときにも強く感じていたのですが、日本のもの
ばかり見ていると、情報源が画一的なせいか、発想がみな近くな
ってしまうことが少なくないのです。

ネットにももちろん海外の有益な情報はあふれていますが、閲覧
性の高さや光の色ではなくインクの色、というのも、この雑誌の魅
力です。

お近くでしたらオフィスに見に来てください。

http://www.commarts.com/
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