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2006年12月01日(金)更新

企業コミュニケーションに必要な要素

米国で発達した企業コミュニケーション。
日本で根付かせるためには、単にコミュニケーションをとる目的を明確にし、
ふさわしいツール(オンラインツールやブログ、グループウェアなど)を選ぶ
だけではうまくいかないようだ。

そもそもツール以前の問題として、ビジネスプロセスの見直しを徹底し、「
マナー」や「プロセス」、あるいは「時間をどう使うか」というところまでも詳
細に取り決めている企業もある。

簡単な話、会議を招集する際に「終わる時間を宣言する」だけでも社内は
変わる。少し勇気のいることだが、会議の運営方法をルール化し、徹底す
るだけで実現は可能だ。
コミュニケーション系のサービス企業を調査していると、色々なサービスが
あるなあ、と感心する。
日本でも、EQやコーチングなど、社員教育に取り入れる会社も増えてきた
ようだ。

米国の会社にいたとき、思いもよらぬことに気を使って、大変疲れたことが
ある。

それが「ユーモア」だ。

「You have to maintain your sence of humor」

といわれたら、それは相当重症だ。

まず議論するうえで「冗談の通じないやつとは話せない」というわけだ。

良く、日本の漫才で「つかみはOK」というが、米国社会でのスピーチやプレ
ゼンテーションで、冒頭のジョークが受けるか受けないか、というのは大きい。
そこでプレゼンターの心の広さ、洒脱さ、信頼感までもが評価されてしまうの
だ。

米国人だってまじめで固い人たちはいっぱいいる。だからこそ、寝ずに悩んで
ジョークを考え、そしてとても疲れている(笑)。
人を笑わして信頼を勝ち取るのも大変なことなのだ。

と、思っていたら、そういうサービスをみつけた。

「Powerfully Funny」
http://www.powerfullyfunny.com/index.html

ユーモアの有効活用を通じてマーケティングやコミュニケーションを改善する
(コーチングアドバイザリー、調査、ワークショップなど)という会社です。

すごいなあ。。

日本だと吉本あたりが真顔で事業化しそうだなあ。
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