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2006年04月12日(水)更新

美しいものは大きく見える

昔から古臭いものが好きで、海外出張に行っても、ついつい
アンティークモールばかり覗いてしまいます。

そんなガラクタ集めが伝播して、家内もとうとう同じ道に。
気がつけば家の中はガラクタの山。
事情を知らないお客様が来れば、すわ、これが有名な世田
谷のゴミ屋敷か、という状況。
(子供ができてから多少改善はしたものの)

さらに家内は、数年前からあるセミナーを通じて骨董収集家の
先生と仲良くなり、夫の私が元工業デザイナーということもあっ
て話が合い、今では家族ぐるみのお付き合いをさせていただい
ています。

この先生から聞いた言葉で一番興味深く、今でも心に残ってい
るものがあります。それは、
「美しいものは大きく見える」

というものです。

すなわち、「写真と比べて実物の印象が意外に小さく感じるもの
が良いもの」と言うことなのです。

これはディテールがしっかりしているから写真写りが大きい、と
いうことなのでしょう。
真贋の見極めにも有効だそうです。

アンティークに限らず、写真の印象にくらべて「意外に大きいな」
と感じるものは作りこみが甘い、のかもしれません。

直接関係はありませんが、ちょっと前に、いつもお世話になって
いる銀座の共同PRでもセミナーに向かうために日比谷を歩いて
いたら、帝国ホテルの前でロケ中の米倉涼子さんにに遭遇しま
した。

そのときの印象が、まさに「意外に小さかった」。
そして30メートル離れても表情がくっきり見える目鼻立ち。
なるほどこれが女優か、という感じでした。

去年も銀座で同じセミナーに向かう時、至近距離で映画女優の
ミラ・ジョボビッチに遭遇しました。
こちらは意外に背が高かった。でも頭はダチョウの卵ぐらい小さい。
キレイだけど僕は米倉涼子さんのほうが良いや(言うのは勝手)。
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