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2006年04月14日(金)更新

「プロフェッショナル 仕事の流儀」

色々問題の少なくないNHKさんですが、良い番組作りますね。
昨晩放映していた「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、建築
家の中村好文さんを紹介していましたが、思わず見入ってしま
いました。
わたしが共感したのは、

「家を設計するときに条件のみを全うするのではなく、そこに物
語をこめる」

「依頼者に希望する間取りや部屋の広さなど、具体的な要望は
ほとんど尋ねない。なぜなら依頼者自身には家のことは分から
ない 。」

「プロとはその仕事を選んだ人ではなく、仕事に選ばれた人だ」

機会があれば再放送をチェックしてみてください。

デザインや設計に関わる人は、よく自分がやった仕事を「作品」
とよぶ人が多いですが、私はあまり好きではありません。
中村さんもやはり「作品」とは呼んでいないようでした。
そこには、彼自身の「プロフェッショナリズム」と同様、依頼者(ク
ライアント)の要求に応えることを優先する姿勢が感じ取れました。
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