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2006年07月11日(火)更新

メッセージは如何に作られるか

昨日は、5月にセミナー「評判づくり研究会」でお世話になったPRコンビナートさんにおじゃました。

これは、セミナーに参加したお客さんが、講師やモデレーターに後日
別途に時間をもらってより具体的な話を聞く、というセッションで、
セミナーという形態がどうしてもその場の満足感で終わってしまいが
ちなため、その想いを改めて確認するという機会を作っていただける
のは双方にとってとてもよいことだと思います。

私自身もセミナーや講演の機会に自分のメールアドレスを公表し、
後日コメントをいただけるように投げかけていますが、実際のところ
は反応をいただけるのは3分の1、といったところでしょうか。

昨日はゲスト企業の方と橋爪社長、お世話になったスタッフの方2名
と5名で2時間ほどゆっくりお話が出来ました。
お客様からの質問に答える、というよりも、一緒に意見交換して話が
あらぬ方向に盛り上がってしまい、ちょっと申し訳なかったのですが、
現場でがんばってらっしゃる方との会話はリアリティがあり、色々と
勉強になりました。

自分の親の世代は、「調べて物を買う」という習慣がなかった。
選択の余地はそんなに多くなく、手に入る範囲から買う、というシンプ
ルな生活観だった。

今は選択の余地が増えすぎ(情報過多)で、却って「調べ方」が結果を
大きく左右する。

オンラインプロモーションの見地からすると、モノを伝えるときに、その
モノの一次情報はどこにでもあるが、メッセージを感じられる情報は意
外に少ない。
ブログやコミュニティのコメントはまだ全てを信じるクオリティ(=ボリュ
ーム)にない。

企業広報的な観点から見ると、モノやサービスに込められたメッセージ
をマネージするためには、部門間の枠を超え、インテグレート(統合化・
一貫)された社内コミュニケーションが必要なのでは?

という話題になりました。

現在、いくつかの業務でも同様の傾向があります。
企業内でのコミュニケーションの仕事、そこに関わる人の重要性が顕在
化されてきました。
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