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2006年07月18日(火)更新

「コミュニケーション能力」を育む

週末は3連休でしたが、土曜日はお世話になっている企業での
幹部研修で、「企業コミュニケーションと広報の変化」について
講義およびディスカッションを行ってきました。

土曜日の朝から3時間は結構ヘビーでしたが、座学ではなく、
できるだけ具体的な実例をお見せして、現在、企業コミュニケー
ションに起きている変化を理解していただくようにアレンジしまし
た。

今回もそうですが、このようなお話を差し上げるとき、導入の自
己紹介を兼ね、私自身のキャリアの変遷をお話することがあり
ます。
美大を出て、工業デザイナーを11年やり、その後、広報・企業
コミュニケーション担当となり、インターネットの登場とともに、そ
のネット活用を進めるようになりました。

「キャリアの流動性」

「リエンジニアリング」

「スペシャリスト指向からプロフェッショナリズムの確立」

「自己開示力」

「他者理解」

時代とともに現れたいくつかのキーワードを、ただその時代に
消費するだけでなく、自分のキャリアにすこしずつ積み上げて
いけたことがラッキーだったのかもしれません。

先週お会いした著名なデザインディレクターが彼のコラムの中

「この時代、誰にデザインを頼むか?と考えたとき、現在のキラ
メキよりも、どれだけ基礎デザイン能力があるかを判断基準とし
たい」と言うようなことを語っていました。

WEB2.0のようなキーワードが跋扈するなか、企業人は今、
テクノロジーやそれらのバズワードに惑わされすぎているので
はないか?と感じます。

ビジネスの基本としての「コミュニケーション能力」を育んではじ
めて、テクノロジーが及ぼす業務改革を自社のものとできます。

このあたりをきちんとサポートするサービス課目を打ち出してい
こうと思っています。
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