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2006年09月28日(木)更新

企業ロゴの価値

ここ2、3年でセミナーや講演の機会をいただく事が増えました。
昨年のコマ数で27本、ことしは50本が目標で頑張っています。

最初に働いていた会社は、社員に教育の機会を積極的に持たせていて
年間40時間のトレーニングを義務づけていました。

おかげで若い時期から色々なセミナーを受ける事ができました。
わたしにとってラッキーだったのは、セミナーを受けるようになって
すぐに、自分でも話す側に回る機会ができたことです。
それは人事部における新人教育のサポートからでした。
担当したいくつかのセミナーのうち、反応がよく、自分でも気に入っ
ていた物は、企業のロゴについての認識を与える講義でした。

まずいきなり、何も見ずに自社のロゴをノートの描いて見ろ、といい
ます。
その会社のロゴが結構複雑だった、という事もあるのですが、意外に
まともに描ける人はほとんどいません。

それでスクリーンにロゴを見せると、いかに自分が注意して自社のロゴ
を意識していなかったか、というのがわかります。

もちろんポイントは、ロゴが上手に描けることではなく、ロゴが持つ
価値を認識する事です。

商品やパッケージ、サービスやホームページにロゴがついている意味。
ロゴがついている物の持つ意味。
そんな物を話し合っていきました。

一人一人の仕事の結晶である商品やサービス、メッセージに責任を持
つ事。それがロゴの意味です。

こんな話をした後に名刺交換をすると、渡す名刺、いただく名刺の
重みが変わってくるんです。

よくCIやVIにお金をかけて意味が分かんない、という経営者の方もい
ますが、「自社の活動に責任を持つ印」と考えれば、なぜ真剣に考え
なければいけないか、理解していただけます。

新人教育をされる機会のある方は、一度試してみてください。
そして、要領がわからない場合は、、

”私に連絡ください”(笑)
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