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2008年02月21日(木)更新

もう一度!飛んで見るナスカの地上絵

今、一番ゴキゲンな東京のデートスポットといったら、昨年フルリニューアル
した上野の「国立科学博物館」だろう。(バブル期ホイチョイ風・古い!?)

恐竜から生物の進化、化学実験体験コーナーまで網羅された地球館をはじ
め、建物自体がすばらしい日本館、特別展示場と、ゆっくり回ればほぼ一日
がかりだ。

さらにオススメは今週末いっぱいまで行われる「世界遺産ナスカ展」のアン
コール開催だ。
一昨年に30万人を集め、その後日本各地を回った展覧会を、なんと19日
間だけ再展示するのだ。実際に見に行った私からすれば、たった19日間の
ためにもう一度セットアップすること自体、ほとんど商売度外視といえる。
特に注目は航空写真をマッピングした3Dコンピュータグラフィックの空間を
まるで遊覧飛行のように巨大なスクリーンで見ることができる「バーチャルシ
アター」だ。(わたしは子供と続けて3回みた)
太陽の位置の変化で、地上に自分が乗っている(ように見える)セスナの影
が映し出される細やかさだ。

nazca

週末であれば相当混雑が予想されるので、明日は仕事を休むか土日は朝
9時前にならぶ必要があるかもしれない。

もうひとつのトピックは、リニューアルに伴い新しくなった国立科学博物館の
ロゴマークだ。

newlogo


佐藤卓さんがデザインされたすばらしいロゴ。
テーマは「想像力の入口」というもので、博物館のコメントは

「このマークは、私たちにさまざまな想像を促し、見る方それぞれによって、
様々なもの・ことを想像していただけると思います。」

となっているが、はたして皆さんは何に見えるだろうか?
それは地球館の入り口を入れば、「なるほど!」と思うはずだ。
佐藤さんが現場に足を運び、色々なことを感じてデザインしたんだな、という
ことが良くわかる。
きっと長く、愛されるシンボルとして引き継がれていくロゴになるだろう。

「世界遺産ナスカ展」アンコール

「世界遺産ナスカ展」前回の展示概要

「国立科学博物館」新ロゴ
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