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2009年07月23日(木)更新

ネットワーク再構築でツボにはまる

先週の中頃にウェブサイトをリニューアルし、それに伴いサーバー環境を
増強しました。
多少DNSのルーティングがなじむまで軽い障害は出ましたが、それも
翌日には落ち着きました。

そしてこの間の週末の連休にオフィスのレイアウトチェンジと整理を行い、
その間ネットワークを暫時全て落としてたときの恥ずかしいお話をします。
机を移動する前にまず、DNSサーバーやデータサーバー、NASなどを
シャットダウン。次にスイッチングハブ、モデムを落とす。
机の移動や棚の整理など、力仕事を3時間ほどこなし、ではネットワークの
復旧を、とそれぞれの電気を入れてもネットがつながりません。
LAN上のサーバーは見られるのですが、外に出て行けない。。。。
PINGを飛ばしてもスイッチングハブどまり。
会社の中のネットワークは基本的に何も変えていないので、機器が飛んだ
のか?と軽くめまいがしました。

2時間ぐらいLANケーブルを変えたり色々なことを試し、最後に回線を借り
ているケーブルテレビのサポートセンターに電話しました。

なるほど。
以下のような「正確な」プロセスが必要だったようです。

1.
全ての電源を落とした状態から始める。

2.
モデムの電源を入れ、表示ランプが安定するまで待つ。

3.
スイッチングハブの電源を入れ、表示ランプが安定するまで待つ。

4.
支配下にある全てのハブの電源を入れる。

5.
クライアントマシンの電源を入れる。

要はIPアドレスの受け渡しがスムーズになるように電源を入れた機器
の安定を待たないといけなかったようなのです。
僕は闇雲に電源を入れて悩んでいたんですね。

書くのは恥ずかしいのですが、長年やっていてこんな「コツ」が要ることも
知りませんでした。

サラリーマン時代、フランスのニースまでLANケーブル持って東京とのF
TPルートを設置に行ったのが20年近く前なのに、いまだにこんなことで
はまります。。。あまり成長がないですね。

IPの設定などはともかく、機器ぐらいはもう少し「つなげば通る」ような
ものになってくれても良いなあ、と恨み節がでました。
ひょっとしてうちの機器が古く、世の中はもっとレガシーフリーのものに
なっているのでしょうか?

勉強したくなかったけど、勉強になりました。
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