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2009年07月28日(火)更新

ラッキーをつかみ取る技術

実はこのタイトルのエントリーを書くのは2回目です。

これは友人の小杉俊哉さんが4年近く前に書かれた新書のタイトルで、
以前のエントリーはもう丸3年前になります。

なぜ、今一度このエントリーを書くかというと、昨日小杉さんからこの本
が中国語に翻訳され、中国で発売されるというお知らせをいただいたか
らです。
すごい!どれだけのビジネス書が中国語に翻訳されて発売されている
のかは詳しく知りませんが、それだけこの内容に共感する方が彼の地
でもいるということなのでしょう。

小杉さんは人事、キャリアデベロップメントの世界では高名な方ですが
いくつも面白い本を書かれていて、特にここ数年は「ラッキーをつかみ
取る技術」以外にも、「好きにやっても評価される人、我慢しても評価さ
れない人」
「組織に頼らず生きる―人生を切り拓く7つのキーワード」
など、変動期におけるビジネスパーソンの心構えの本質を突いた快作
が目立ちます。
仕事柄、お会いする多くの企業広報担当者やWeb管理者の方は組織
内で孤立し、悩んでいます。

「企業でコミュニケーションに関わる仕事しながらどのようなキャリアパス
を作っていけばよいのか?」、「そもそも日本の企業社会では認知もほと
んどないような職務でそうやって仕事をしていけばよいのか?」

私自身の今の仕事は私自身が企業人だったときの経験に基づいていま
すが、常に小杉さんの考えに共感するのは、以下のような観点が大きい
のです。

すなわち、

「仕事で関わる多くの人(経営者、上司、同僚、部下、顧客、サプライヤ、
パートナーなど)の気持ちをどれだけ理解できるか。まずそれを相手に
表すこと。するとその延長線上に相手の理解や共感、信頼が芽生える。
キャリアを形成するきっかけとなる”評価される仕事”とは、そのようにし
て作られる」

というものです。

まさに「Give First」。そしてそこにラッキーの要素が振り込まれるのかも
しれません。

ちなみに、この本には小杉さんの数多くの素敵なお友達に混ざって、私
もエピソードとして登場させていただいています。

伺うと、私の名前は感じでそのままですが、弊社の社名、「クロスメディア・
コミュニケーションズ」は「是網路顧問公司
」と訳されるのだそうです。

もちろん読めませんが機会があればぜひ中国語版も手にとって見たいと
思います。

皆さんには、もちろん日本語版のほうをオススメします

lucky07
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