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2010年12月10日(金)更新

左利きの手帳術

毎年11月を過ぎると手帳を買う時期だなあと感じます。
12月に入っても、テレビで手帳ネタが目に付きます。

わたしは25年前にタイムマネジメントセミナーを受けた時から、ずっと「見開き一日」のA5サイズのシステム手帳を使っています。
この25年でITは大きく進歩し、スケジュール管理はPDAからスマートフォンへと進化し、とても便利になりました。しかしマッピングやフローチャートが多いわたしは紙の素早さと便利さを捨て切れません。スケジュール自体はオンラインスケジューラーでスタッフと共有していますが、一日の行動計画は朝一番に手帳のその日の見開きに書き出し、順番付けをしています。メールのチェックや返事は別行動にしないと一日の生産性が悪くなるばかりか、目先の仕事の処理だけで忙殺され、新しい事や飛び込みの相談を受けられなくなります。
ここのところ、紙の手帳を見直そう、という動き?もあるようで、テレビでも色々な手帳が取り上げられています。私自身も、できれば「ほぼ日手帳」とか、色々試して見たいと思うことはあるのですが、それはできません。
実は上記のシステム手帳を使い続ける大きな理由がもう一つあるのです。それは自分が左利きだ、ということです。
僕の手帳は左開き、すなわち、右利きとは逆に組まれています。今日の次の日は左ページの裏にあるのです!

見開き一日のタイプだけが紙の順番を組み変えることでこれに対応できるので、毎年一年分のリフィルを買ってくると最初にやることは400枚近いシートを全て逆順に並び替えることなのです。
右利きの方には理解しにくいともいますが、ページ繰りを考えると、この順番を切り替えることでものすごくストレスが減るのです。

世の中に左利き用品はずいぶん増えましたが左利き用の手帳やバインダーはほとんど見た事ありません。
バインダーはガマンしています。左側にペンホルダーがあれば、とも思うのですが、ないことで左半分に邪魔な突起物がなくなってノートがとりやすい、ということもあります。

ついでですが、自由筆記にはバインダー用のノート紙を使わず、コクヨのキャンパスノートA5を、もちろん裏表紙方面から左開きで使っています。

左利きのマーケットはそんなに大きくないのかも知れませんがまだまだ隙間はあると思います(自分で工夫するのも楽しいですが)