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2010年06月04日(金)更新

明日からトロントに行って来ます。

明日から1週間、カナダのトロントに行って来ます。

今年で3年目ですが、
IABC(International Association of Business Communicators)という
ビジネスコミュニケーションのプロフェッショナル団体の年次コンファレ
ンスに参加します。
実はここの所、納品、見積り依頼、コンペが続き、加えて月末の処理
でばたばたしている状況でしたが、年に一度の大事な情報収集の場
なので今から行くのが楽しみです。(準備はほとんどしていません)

職能を限定せず、広報、人事、総務、経営、マーケの人たちが集まり、
企業におけるコミュニケーション課題を議論するという場はまだまだ
日本では稀有なので沢山の刺激を受けます。

3度目の正直ですが、今回は帰国と共に日本でのIABCの活動を本格
的にはじめるつもりです。
来年は皆さんも一緒に行きませんか?

今年はメーカーの方も同行し日本からは5名参加します。
(うち1名は沖縄の海兵隊広報のアメリカ人の方ですが)

欧米企業の事例や考え方が、即多くの日本企業に適用できるとは考
えていませんが、彼らは常に物事の解決にチャレンジがあるのです。
ノウハウではなく、その思考だけでも学ぶものが少なくありません。

出来ない言い訳をやめたときには使えるものが多い、と申し上げてお
きましょう。

それでは!

2010年06月04日(金)更新

雑誌「PHOTOGRAPHICA」19号

写真は好きですがあまりうまくありません。
昨日の展覧会もそうですが、ここのところ写真雑誌や展覧会を
よく買っています。

今日は午前中に大型書店でブレストウォーキング(本を見ながら
歩くと発想がわく)をしていたのですが、偶然目に留まった写真
雑誌が「PHOTOGRAPHICA」19号でした。

前号は4月に見に行った写真美術館の森村泰昌の作品の特集
でした(会場で売っていた図録のほうが断然良いですが)。
今号の特集は「日本人の肖像」。

photographica

これがすばらしい!「うめかよ」さんと「荒木経惟 」さんの2本立て。

「うめかよ」さんといえば、じじいの頭の上にバナナやセミの抜け殻
乗せて写真とってしまう人ですが、被写体の子供や老人が心を
開いているのが伝わってくるんですね。
まるで親子で写真を撮っているようです。

荒木経惟 さんの特集も画期的なのです。
一昨年に熊本市現代美術館で開催された「熊本ララバイ」の母子像
が特集されています。
これは先日日比谷のギャラリーで数点だけ見ることが出来たので
すが、熊本展の目録は当時の会期中に売り切れ、現在ヤフオクで
2万円近いプレミアが付いています(異常)。

赤ちゃんを抱いたお母さんのヌード。でもそこにあるのは母ではなく
「女」。これは荒木さんにしか撮れないのでしょうね。

現物は等身大以上の大きさのプリントでしたが、本でも十分楽しめ
ます。ヤフオクに手を出さなくてよかった(笑)。
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