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2007年04月27日(金)更新

連休のオススメ

明日から連休だ。
休暇はカレンダーどおりだが、休日はバレエ発表会など、子供中心の
予定がすでに組まれている。

私自身はすでに本を2冊、やるべきこと(企画)を3つ、予定している。

あとは以下の注意事項に努めよう。。。
1.家の片付け、洋服のクリーニング。
2.テレビ(およびYouTube)をできるだけ見ない。
3.食事(特に外食)に注意

ところで連休中の都内(ヒルズ、ミッドタウン、原宿などは除く)は、意外な
ほどがらがらだったりする。
昨年も、逓信総合博物館にウルトラマンのイベントを見に行ったが、野村
證券さんの入っている「アーバンネット大手町ビル」のまん前に路駐できた
(ほめられたものではありませんが)。
他にも都内は意外な穴場がありますよ。。
芝には愛宕山のNHK放送博物館。ここも穴場。
http://www.nhk.or.jp/museum/

江東区の東京都現代美術館も隣の木場公園が大きく、気持ちが良い。
http://www.mot-art-museum.jp/koutu/

さて、この時期休日にオススメの(少しマニアックな)音楽を。
有名アーティストのカバーは難しいのだが、「やった甲斐があったね」と
思われる何点かを。オフィスでも気に入ってよくかけています。

ソングス・オブ・ザ・ポリス~ケヴィン・レトー
おもねることなく、自分の歌にしている。
スティングのソロになってからの曲はジャズっぽいのでそういうカバーは
多いけど、ポリスの曲なので新鮮です。アレンジはシンプルでボーカルを
前面に出している。
中古で買えば1000円ぐらい。ブックオフにはまず出ません(笑)。

The Piano Tribute to Pink Floyd
ラッシュのピアノカバーはダメでしたが(試聴して買わなかった)こちらは
「解釈が良い」。
ピンクフロイドのクラシックアレンジはキリングジョークのジャズコールマンが
やった「Us and Them: Symphonic Pink Floyd」がすばらしいのだが、いまは
廃盤のようだ。

Livin' Lovin' Played: A Led Zeppelin Tribute
あまり有名でない女性シンガーソングライターによるアコースティック
なツェッペリンのカバー集。
アマゾンのユーザー評価(ひとりだけど)はあまり良くないけど、散漫な
印象はない。

ツェッペリンの曲の女性のカバーとしては、Sandie Shawの
Reviewing the SituationでのYour Time Is Gonna Comeが一番古いと
言われている。このアルバムも同時代の同士にはお勧め。
Reviewing the Situation

最後は、一時イエスに在籍し、センスと演奏能力は抜群だったけど
性格が悪くて(?)1枚でクビになったパトリックモラーツのピアノソロ。
RESONANCE
後半はキースジャレットのケルンコンサートっぽい展開にちょっと笑っちゃいます。

上記、カバーはあくまでオリジナルを聴いた上で「なんたってオリジナルが一番」
といわない、余裕の大人の方向けです。あしからず。


では、良いゴールデンウィークを!

2007年04月26日(木)更新

ラーメン店休業に見る人材確保の難しさ

外苑前と表参道の間、住友生命ビルの脇に小さなラーメン屋さんがあります。

「麺亭茂司(めんていしげじ)」といいます。

友人に紹介され、何度か行ったのですが、あまりしつこくなくとてもおいしい。
その秘密のひとつが、「すっぽん」。

コラーゲンたっぷりのだしです!

一月に1回ぐらい、元気をつけに食べに行きたくなるお店だったのですが、
昨日、すっぽんラーメン仲間の友人から連絡があり、
「今週いっぱいで一度店を閉めます」とのこと。
流行っているのになぜ?と思いました。

”人の問題があって手が廻らなくなりそうだが、「変なものは出したくない」と、
一旦お店を閉めるのだそうです”

しばし、チャンスは今日、明日のみとなります。
ご興味のある方はぜひいってみてください。
http://www.01ch.com/ramen/shigeji.html

閉店ではないそうですが、残念です。

先日も、なんでんかんでんの社長が「バイトが確保できない」と奔走されて
いる様子をテレビが伝えていました。

最近のフリーターや学生は、携帯にバイト登録していて、その日の朝に
気分で決めたりするそうです。
自由でいることを優先したい人が多いそうで、たとえ時給が良くても、長期
のアルバイトはとりたくないとのコメントもありました。

大手企業は採用した人材の教育に躍起、中小は固定化が課題。
本当に考えてしまいます。

今日はランチの約束があるので、夜か明日のランチにでも行ってみようかな。

2007年04月17日(火)更新

日本PR協会「新人のための広報講座」

先週の金曜日は朝一番で日本PR協会主催の「新人のための
広報講座」の講演を行った。

いつもこの時期恒例で行われる1週間通しのセミナーだが、
今年でもう4年、「広報にとってのオンライン(WEB)コミュニケ
ーション」というテーマで話をさせていただいている。
今回も70名を越えるみなさんの前でお話させていただいた。
ここでも例外はなく、毎年レジメは大幅に変わる。それだけ流
れの早い世界だから事例はいつも最新のものを、と心がけて
いるからだ。

なので、木曜日の夜に姫路から帰ってきてから、直前になって
5枚のレジメを追加した。
しかし私が本当に大事にしているものは事例ではなく、

「そこから広報コミュニケーションに関わる自分の仕事はどう
変化していくのか」

というところと、

「将来、どういう仕事が待っているのか?」

という2点だ。

私自身も、まだ本当の意味で世の中に必要とされるサービスが
確立できていない、と感じているから、一緒に考えてくれる仲間
をひとりでも増やしたい、と、そう言う気持ちで捉えている。

今回もうれしいフィードバックをいくつもいただいた。
この縁をできるだけ紡いでいければ、と思う。

2007年04月16日(月)更新

中小企業大学関西校

先週は出張が続き、あまりブログのアップができなかった。

木曜日は姫路に行き、中小企業大学関西校にて、ビジネスパーソン
向けの生産性向上セミナーと謳ってプレゼンテーションや短時間に
企画やアイディアをまとめる方法、会議やメールの活用法をお話した。
中小企業大学関西校

もちろん一日座学は話をするほうもきついので、半分ぐらいはワーク
ショップ形式にした。

思えば中小企業大学関西校さんとは5年のお付き合いになるが、
当初はプレゼンテーション実習で、しかも「パワーポイントの使い方を
教えてほしい」といったものだった。

さすがに面食らったが、毎年だんだん調整していってだいぶ本来の
ポイントに落とせるようになってきた。

それでも途中で「あのーすみません。プレゼンって何ですか?やった
こともないしそんな機会もあるかどうかわからない」という質問をいた
だいた。
言葉の定義や体裁はどうでもよいのだ。
しかし、根源的に人に物事を伝える、あるいは伝えてもらうことは不可
避な世の中だ。
それを理解していただけるだけでも一歩前に進めるはずだ。

今回は新任管理者向け、ということで、秋にも同じ講座を要請されて
いる。
それまでにまたレジメのブラッシュアップをしなければならない。
やればやるほど、毎回気づきをいただくのがやりがいにつながっている。

2007年04月10日(火)更新

大人の事情

近ごろ新聞をにぎわせているペンタックスとHOYA。
一緒になろうとしたり撤回したり。

しかし、外野の私に言わせると(笑)HOYAの企業サイトはイケてない。
各ブランドサイトは広告代理店制作なんだろうけど、ビジョンが、まるで古い
小学校の校長室に書いてあるみたいな文章で、社長のメッセージにもあまり
「愛」が感じられないなあ。
ペンタックスのほうが、サイトの作りもよいし、メッセージもユニークだ。

これじゃ一緒になりたくなくなるわなあ。。。
本当はもっと大きな理由があるのだろうけど。

ペンタックス
http://www.pentax.co.jp/japan/index.php

HOYA株式会社
http://www.hoya.co.jp/japanese/index.cfm

わたしは一昨年、一眼レフデジカメを買うとき、黙って2時間、売り場で
使い比べてペンタックスを買った。
基本性能が大差ないなかで、撮った写真のレビューや削除などのイン
ターフェイスが一番やり易いもの、という基準。
売り場のお兄さんはその日に売りたいものを勧めるのであまり話は聞
かないようにした。

同じ理由で母へのプレゼントに買ったコンパクトデジカメはオリンパスだった。

細かい性能スペックと操作マニュアルは使い始めると、どこかに行って
しまうので、直感的な使い易さはとても重要なポイントだ。

もうひとつ、ペンタックスを選んだ理由はこのレンズ。
これつけていると一昔前のポケットデジカメぐらいの大きさで、とても
バランスがよく、性能的にも優れていて、しかもかっこよい。

http://www.digital.pentax.co.jp/ja/lens/index35_normal.html#03


(なんとなく)ペンタックス、がんばれ!

2007年04月05日(木)更新

出版記念告知:「心の癒し・骨董市」

あるカルチャーセンターの講義がきっかけで知り合い、かれこれ10年近く
わたしたち夫婦を家族ぐるみでかわいがってくださるアンティークコレクター、
著作家の末続尭(すえつぐたかし)先生がる。

末続先生はいわゆる「目利き」にとどまらず、それらをどう愛でるか、楽しむ
か、という視点があるので著作を読まれていても、コレクションやお言葉に
ふれても、とても暖かいものを感じるのだ。
たとえば、出版者の関係で残念ながらすでに廃刊になってしまったのだが
「日本のアールデコ」という本はとてもユニークだ。

アールデコといえば20世紀初頭に欧米で大きなムーブメントとなった装飾
芸術様式だが、日本における展開を体系立てて解説した本は少なく、
「こんなものにデコを感じるのか」という視点のユニークさに敬服した。

そんな先生の待望の新書が出た。
たまたま別の友人のセミナーに出席するので参加できないが、今日4月
5日、19時から新宿の紀伊国屋でサイン会も催されるそうだ。

よい意味で物好き、そして色気とスケベ心を失わない、とってもチャーミン
グなおじさまだ。

心の癒し・骨董市 見るたのしみ、買う楽しみ、使う愉しみ
末続尭/著


解説引用:

昔は店のガラス戸を開けなければ買えなかった骨董も、現在では屋外屋内
含め、たとえば関東周辺だけでも月間延べ四十日もの市が立っている。その
他に会員同士の売買を仲介するオークションの組織も広がりを見せてきた。
三十年ほど前までは正札もつけず、客の顔色を窺って値段を小出しにしてい
た商品も、いまでは値札が付き、気兼ねなく手に取って見ることが出来る。
千円札を何枚か、ポケットに入れて行ってみよう。
身近で奥深い大人のワンダーランド。


[目次]
1 骨董って何だろう;
2 ホビイ商品、フリマ商品は骨董か;
3 何故人は骨董に惹かれるのだろうか;
4 隗より始めよ(骨董収集の動機);
5 骨董屋さんはどういう人達だろう;
6 骨董市を訪れる前に決めておくこと;
7 さあ骨董市に出掛けてみよう;
8 骨董品のチェックポイント;
9 海外の骨董市にも出掛けてみよう;
10 国際オークションにも簡単に参加出来る;
11 本物と贋物;
12 手軽な骨董;
13 骨董と生活空間

いいなと感じさせてくれる物、懐かしさを呼び覚ましてくれる物、そんな骨董たち
との出会いを演出してくれる、骨董市の魅力を解説する

2007年04月05日(木)更新

コミュニケーションとは価値を学びあうこと:CMC4月のセミナーのお知らせ

昨年より試験的に何度か自社会議室にて開催してきたセミナーですが、年も
改まり、新年度より定期的に開催していきます。
今回は新機軸で初めて行うセミナーもあります!アットホームな環境で少人
数で行いますので、ホンネで質問をぶつけてみんなで考えてみるよい機会に
なります。ぜひご参加ください!

●No.1 「企業広報担当者のためのオンライン危機対応セミナー」

企業リスクが起きたとき、企業WEBサイトとその周辺では何が起きているのか?
プレス・リリースと社長コメントのPDFを掲載しただけでは済まされない、今日的な
オンライン・コミュニケーションの実際を豊富な事例から学びます。

日程 : 2007年04月19日(木)

時間 : 18時30分開場・受け付け開始
      19時セミナースタート
21時終了予定(講義+質疑応答)

参加費: 8,000円 (消費税込み)当日受付にてお支払いください

詳細はこちら:
http://blog.crossmedia.co.jp/archives/individual/200704051021.html


●No.2 「あなたの会社をよりよく見せる、ビジュアルコミュニケーションセミナー」

社長のポートレート写真のみに限らず、企業活動に関わる写真はコミュニケー
ションツールの中で大きなインパクトを持っています。
にもかかわらず、広告宣伝用途以外の写真やビジュアルイメージを上手く使い
こなしている企業は日本ではあまり多くないようです。
著作権フリー画像を多用した企業WEBサイトはその最たる事例です。
トップマネージメントの写真も、人柄の見えない証明写真のようなものが少なく
ありません。

ビジュアルの有効利用は企業の信頼度やイメージ向上に大きく寄与します。
このセミナーでは企業コミュニケーションにおけるビジュアル活用の基礎を学ぶ
ことができます。

日程 : 2007年04月24日(火)

時間 : 18時30分開場・受け付け開始
      19時セミナースタート
21時終了予定(講義+質疑応答)

参加費: 8,000円 (消費税込み)当日受付にてお支払いください

詳細はこちら:
http://blog.crossmedia.co.jp/archives/individual/200704051033.html

●No.3 第3弾:
「短時間で成果を出す発想法(実践マッピング)セミナー」

プロとして仕事を進めるためには、経験や判断力だけでなく、どのように時間
を使うか、短時間でどれだけクリエイティブな発想をし、まとめることが出来るか
が重要となってきます。
このセミナーでは、短時間に個人やチームの考えを出し切り、まとめる技術を
学びます。今セミナーはワークショップ形式で行うため、実体験をしながら楽し
く体得できます。

日程 : 2007年04月26日(木)

時間 : 18時30分開場・受け付け開始
      19時セミナースタート
21時終了予定(講義+質疑応答)

参加費: 8,000円 (消費税込み)当日受付にてお支払いください

詳細はこちら:
http://blog.crossmedia.co.jp/archives/individual/200704051036.html

2007年04月04日(水)更新

企業の”評判”を考える~レピュテーション・マネジメント

昨日、一昨年にパネラーとして参加させていただいたPRコンビナート
株式会社の「評判作り研究会」に参加してきた。

http://www.prk.co.jp/hyoban/seminar/index.html

今回は「企業の”評判”を考える~レピュテーション・マネジメント」とい
うテーマで、東洋大の井上さん、東京経済大の駒橋さんという先生二
人とPRコンビナート社長の橋爪さんの3名のパネルだった。
井上先生のコメントで、

「レピュテーション(評判)は企業の内から始まる」

「良いレピュテーションを構築するには、
1.ステークホルダーとのコミュニケーション
2.一貫したメッセージ
3.その基礎となるアイデンティティの確率
が重要だ」

というメッセージが印象的だった。

また、井上先生は最後に、

「現在の企業組織は部門ごとにメッセージラインが縦割りで、レピュテーション・
マネジメントを行ううえでも、これに横串を通す横断的なコミュニケーション統括
組織が必要だ。」

と、私がいつも言っているようなことでまとめているのでとても驚いた。
共感できるコメントに触れることができ、久しぶりに参加した甲斐があった。

ただし、

「このような組織を実践している例はあまりまだ見かけないので提言として聞いて
ほしい」

とのことで、聴講者からはやはり質問よりも
「本当にそこのところをどうやればいいのか 、悩んでいるので答えを聞きたかった」
という意見が多かった。

実際、今回のパネルは、橋爪社長が多くの企業にパネラーとしての出席を打診した
そうだが、ことごとく断られたそうだ。

まだほとんどの企業で、コミュニケーション・マネジメントができていないことの証左
ではないか。

会場で腑に落ちてすっきりしているのはほとんど私ひとりではなかっただろうか?

なぜなら、15年前、当時テキサス・インスツルメンツでやっていたことはまさにこれで、
TIのうまいところはWEBの商用活用がスタートする時期に、

「この新しいコミュニケーションメディアをどう使うか、みんなで考えよう」

という目的で、このような横断的コミュニケーション統括組織を作っていたのだ。

この状況はその後転職したインテルでもまったく同じだった。

すなわち、欧米の多くの企業はこの時期にWEBを通じた企業コミュニケーションの
戦略や体系を構築することを”きっかけ”にコミュニケーション統括部門を機能化させ
ていたので、その後も技術の進歩にも踊らされることなくWEBを活用し続けることが
できているのだ。

反して多くの日本企業は、広告代理店主導でWEB導入を、しかもほとんど部門単
位の最適化で10年続けてきたから、こういう組織が必要だと思っても、現場のコミュ
ニケーション統括担当者は存在せず、仮に広報などの部門で意識があったとしても
オーナー(経営者)をくどくことができない出いるのが現状ではないだろうか。


自分が独立した理由は上記の成功体験によるものだが、独立当初から6年ぐらいは
ほとんど理解されずWEBインテグレーションばかりやってきた。
こういう提案を受け入れてもらえるようになったのは本当にこの数年のことだ。
だから僕らのビジネスもまだまだ手探りなところがあるのは否めない。

やはり体系化してサービスを明示することが急務だと再確認した。

最後に橋爪社長は、

「コミュニケーションとは価値を学習しあうことだ」

とおっしゃっていた。
まさに今、企業ではそこで働く人が働く人同士、あるいはステークホルダーと会社や
仕事の価値を考えあう機会が必要なのだ、と感じた。
WEBはそのツールだ、と考えると、企業にとってのWEB活用の明確な指針が作れ
るのではないだろうか。

2007年04月02日(月)更新

桜の公園でビジネスの基本を学ぶ

昨日の日曜日は恒例の世田谷美術館の桜祭りで、フリーマーケットに
参加してきた。

昼間の間ずっと暖かく、ずっとTシャツ1枚でいたため、日焼けするほど
だった。
桜も満開で、人出もかなり多く、フリーマーケターにとっても絶好の日和
だった。

最近はお客さんもフリーマーケット慣れしているので、かなり厳しく値切
るし、自分から話しかけてこない。

こちらとしては夕食のおかずがかかっている、というのは冗談としても、
やはり思い入れがあって買った・使ったものが多いので、できればそ
の思いの伝わる人に売りたいなどとついつい思ってしまう。
もともと価格などあってないようなものだから、捨て値でいいじゃないか、
とも思うのだが、それだと却って「私が買う価値があるのかしら?」と思
われてしまうし、かなりのものが売れ残ってしまうのだ。

お客さんが商品を見るとき、その商品を通して何を見ているのか?何を
欲しているのか?と考えて店に立っていた。
たとえば、本当は必要ないのかもしれないけど、ちょっとだけお金を使って
得した感覚を味わいたい、という人にはさっさと負けてあげる。
明らかにモノの素性を知っている人には、自分がどうこの商品を楽しんだ
かを伝えてあげる。そうすると市場価値に照らし合わせて安ければすぐに
買ってくれる(しかもすまなそうな顔までしてくれる)
意外なことだが、仕入れにきた業者っぽい人もすぐわかる。彼らは値ごろ
感が出来上がっているので、合わなければ粘ることはない。すぐ帰る。

それらをすこし汲み取ることができたからか、なぜか僕らのブースには
最後まで冷やかすお客さんが途切れることはなく、結果、昨日は持って
きたものをほとんど売り切った。

こちらの基本はリサイクルなので売り上げの多寡よりも、売れ残らなか
ったことがうれしかった。
そして、そのことで色んな気づきを得ることができたのかもしれない。

子供にとっても自分が着た服や楽しんだおもちゃも、大事に使えば、また
別の子供が楽しむことができる、ということを知る機会にもなった。

夕方になると少し風が出てきた。日焼けでほてった頬に花吹雪を浴びな
がら帰った。

会社概要

1999年2月創業。 ビジネスにおけるインターネット活用経験は日本のインターネットの発展の変遷とほぼ同期しており、豊富な経験を有する。 主宰者は企業広報から自己啓発でWEBマスターになった経験から、今後オンラインを中心とした企業コミュニケーションが重要になるとの思いで独立、創業した。...

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個人プロフィール

美術大学デザイン科を卒業後、12年間工業デザイナーを勤める。当時勤めていた外資系メーカーで本社出張を重ねるうち、本社の親組織で行っている「コーポレートコミュニケーション」の役割と重要性に魅了され、セルフリストラして広報部に社内転職。自ら部門を超越した「コーポレートコミュニケーション」を実践する...

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