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2009年10月22日(木)更新

ANVIL

一番の趣味といえば音楽でしょうか?
バンドは高校2年から(受験勉強そっちのけ?)、レコード集めは中学
2年からと年季が入っています。

バンドはハードロック、ブルーズが中心ですが、聴く方は仕事場でクラシック
やジャズ、残業タイムはヘビーメタルからプログレ、ラップまで、もう雑多です。

この時期、色々なニュースで「ハロウィン特集」などと耳にしますが、その度に

「おっジャーマンスピードメタルか!」

と思ってしまいます。
すみません。単なるマニアックなボケですね。
しかしそんなギャグにしかとらえられないヘビーメタルですが、色々と聴けば
さまざまな世界観、味わい、感動もあります。
代々木の体育館に見に行ったジューダスプリーストや五反田簡易保険ホール
で見たアンスラックス、渋谷公会堂で見たメガデス、中野サンプラザで見た
ハロウィンやテスタメント。
もうほとんど宗教の集会のような一体感、そして音量。(笑)

何故このようなエントリーに至ったかというと、昨日見たテレビCMが原因です。
なんと、アンヴィルというメタルバンドのドキュメンタリー映画ができたというの
です。
http://www.uplink.co.jp/anvil/

見る前からなんですが、これは期待が高まります。
今までもヘビーメタルをネタにした映画は色々とありました。
スパイナルタップやスクールオブロック、日本でも最近のデトロイトメタルシティ
(小学生の娘と2人で見に行きました)。
でも、基本的にみんなフィクション、しかもどちらかというとコメディに近い。

アンヴィルはマニアックなB級(失礼)メタルバンドです。
しかし有名になれるバンドは本の一握りで、挫折や苦労だけで終わってしまう
多くのバンドがあるなかで、まだ名前と曲名が思い当たるほうだと思います。
そんな絶妙なポジションのバンドにフォーカスした映画。面白そうですね。
これは見に行くと思います。

僕は趣味の域ですが、いまだに一緒にハードロックが出来る仲間がいるのは
幸せです。
どこまで続けられるか、仕事同様、がんばります。

2008年01月30日(水)更新

木村拓哉に初めて嫉妬した(おいおい)

先日何気なくテレビを見ていたら、なんと、ジェーン・バーキンさま(以下
敬称略)が出演されていた。
ジェーンバーキンはイギリス生まれだが、20そこそこでフランスに渡り、
多くの恋愛と女優、歌手として活躍している大スターだ。
近年も何度か来日している親日家で、納豆も食べるほどだという。

さて、そのジェーンが出演していた番組はなんと、SMAPxSMAPだった。
しかも格好は(たぶん)普段着に老眼鏡のまま。足元はコンバース。
それでもかわいらしさたっぷりで、おしゃれな感じ満点だったのが印象
的だった。
ジェーンバーキンで有名なエピソードが、エルメスの「バーキン」だ。
当時のエルメス社社長が飛行機の中でジェーンと隣合わせになり、彼
女がボロボロの籐のカゴに何でも詰め込んでいるのを見て、整理せず
に何でも入れられるバッグを作らせて欲しいと申し出たことに起因する。
(出典:ウィキペディア・「エルメス」の項参照)

番組でも、いまだに米国に行って自己紹介すると「あら、ハンドバッグの
名前と一緒ね」といわれるそうで「私よりバッグのほうが有名なの」と屈
託なく笑っていた。

その彼女が使っているバーキンも紹介されたが、すでに書類や手帳そ
他でパンパンにふくらみ、キーホルダーやステッカーが無造作に貼られ
ていた。もったいぶって使わないところがまた、なんともかっこよかった
のだが、番組はそれだけで終わらなかった。

恒例の二手に分かれた料理を食べ、勝った木村・草薙チームには特別
に副賞として、なんと!エルメスの「バーキン」がプレゼントされたのだ。

しかも木村拓哉が「これ、男の自分がもってもいいっすかねぇ」と聞くや
否や、今渡したバーキンをバーキンが(笑)奪い取り、無造作にハンドル
をつかんで左右に大開き!周りが「ああもったいない、ヤメテ、ヤメテ」と
いう空気の中、今度はバッグを床に叩きつけ、足で踏みつけたのだ。
さらに木村拓哉のほほに手をすり、その油をバッグになすりつけ、

「これなぐらいすれば気恥ずかしくない?あとは好きなキーホルダーで
もつけて」とおっしゃる始末。
昔読んだ明治の粋人の本に、洋服を買ってテーラーを出たら、まずジャ
ケットを電柱に叩きつけ、張りを取ってから羽織る、というようなくだりが
あったのを思い出した。

彼女の助言(笑)も無造作だが、たしかにフラップを内側に折込み、少
し形が崩れたぐらいで持てばトートバッグのように見えるから男性が持
っても違和感がない。
(にしても100万のトートか。。。かっこよすぎる)

最後にキムタクは内側にサインをしてもらって子供のように喜んでいた。
バッグの由来になった本人から「こう使ったら」なんて踏みつけられた
バーキンをもらったやつなんて、そうそういないだろう。
「これは奥さんにはあげないだろうなあ」なんて思いながら、ちょっと心
のうちでキムタクに嫉妬する自分がいた。(意味なし)

とまれ、ともあれ、美しく人生を重ねる見本の一人。わずか30分だが
その一編に触れることが出来、幸せなひと時だった。

2007年05月15日(火)更新

アメリカの光と影

このタイトルは1950年代から使われている。
古くは多民族国家として。最近では世界の中での立場、その
ホンネとタテマエで使われることが多いようだ。

先日、NHKの「BS世界のドキュメンタリー」の再放送を本放送
(1チャンネル)で見た。
タイトルは
「バグダッドER ~米軍緊急救命室の24時間」
あまりにもむなしい現実。
ここにおける「死」の意味とは何なのか?
「仕方がない。私はこれを受け止める」
としか言えない現場。

何気なく見始めた番組だが、目が離せなくなっていた。

そんな時、MIXIの友人が教えてくれた情報。
それは、

「異色のド根性大統領候補:マイク・グラベル」だ。

以下抜粋:
2007年4月26日、サウスカロライナ州立大で最初の民主党大統領
立候補者討論会が開催された。
舞台に現れた8人の民主党大統領候補者の中に、見知らぬ白髪の
老人の姿があった。
「あの爺さん、誰?」と皆が首を傾げたのも無理はない。
支持者達の関心の的は、ヒラリー・クリントン、バラク・オバマら
“エリート先頭集団”が何を言うかということだった。

ところが討論が開始されると、ヒラリーやオバマは共和党議員よりも
はるかに退屈な保守派であることが露呈してしまったのである。
一方でこの日最も会場を沸かせたのは、知名度ゼロのために討論
会に招かれるかどうかも定かでなかったマイク・グラベルだったのだ。

-----
「とんでもない。イランなら、我が国はもう26年間も経済制裁してる
じゃないか。
合衆国大統領は彼らを“悪魔”と呼んで、連中をひどく脅してるんだ。
それでどうなる?そんなことに効果などない。意味ないんだよ。
彼らを認めるべきだ。わかるか?核不拡散条約の最大の違反国は
誰だ?アメリカ合衆国だよ!
我が国は軍備縮小を始めると約束しておいて、何にもやっちゃいな
いんだ。我が国は核兵器をさらに増やしているじゃないか。
あんたら、どこを核攻撃するつもりだ?
教えてくれ、バラク!バラク!あんたはどこを核攻撃したいんだね?」
----

大統領候補としてのリアリティは少ないけど、まだこういう人がいる
のがアメリカの面白いところ。
スクリプトはこちら(ハイライト動画もあり)

始終アルカイックスマイルのヒラリーが印象的。
だんなはお戯れがあったり、人間的なところと政治手腕のバランスが
良かったけど、ヒラリーはコワモテで押し通せるのか?

ともあれ、こういう豪快な爺さんのことも、もう少し話題になればいい
のに。
そうでないと、基本、米国(ペンタゴン)は以下のような本を基本的
な考えとしているからだ。

戦争はなぜ必要か

2006年12月19日(火)更新

年末のオススメ:DVD編

縁者の皆さん、
ノロウィルス、やられていませんか?
うちは昨年、子供がやられたので、この時期、予防に気を使っています。
まずはこまめな手洗い、うがい。
わたしは喉を使う(カラオケではありません。講演など。念のため・笑)
仕事もあるので、森川健康堂のプロポリスキャンディーを常備してい
すが、なかなか良いです。
http://www.kenko.com/product/item/itm_8031026072.html

さてお察しの通り、この時期、なかなかブログの更新もままならない毎
日ですが、今週のりきれば、と言うところでしょうか?

しっかり年末年始の脱出計画をたてている方もいらっしゃるでしょう。
わたしは両親の具合も不安定なので、横浜の実家に顔を出すぐらいで
のんびりしようと思っています。

のんびり、といえば、この時期読めなかった本をかため読み。そしてDVD
ですかね。
きょうは今年見た映画・DVDの中からおすすめをご紹介します。

1本目は「バーバー」(原題:The Man Who Wasn't There)
(そこに居なかった男)

ユニークな絵作りとシナリオ。
ハリウッドでもない、サスペンスでもない、甘い恋愛物でもない、アクション
でもない、一味違った映画をお望みの方に。
レンタルでも出ていると思います。
「バーバー」

2本目は「夏至」。
ベトナム映画です。
映像がみずみずしく、最初っから最後まで色々な意味でぬれっぱなし。
情緒たっぷりで美しい映画です。
「夏至」

3本目は「愛の神、エロス」
ウォン・カーウァイ, スティーヴン・ソダーバーグ, ミケランジェロ・アントニオーニ
の3人の監督による短編オムニバスですが、愛の感覚の捕らえ方がそれぞれ
とてもユニーク。
「愛の神、エロス」


最後はレンタルはおろか、日本版が出ていないので、リージョンフリーの
デッキをお持ちの方のみ、ですが、耳の不自由な(ほとんど聞こえない)女性
パーカッショニストのドキュメンタリー映画です。
Touch the Sound (2004)
まさに「音に触れる」。映像的にも美しく、音楽が好きな自分としても色んなこ
とを考えさせられ、とても感動しました。

Touch the Sound (2004)

2006年12月04日(月)更新

奇跡のリンゴ

先週の木曜日、筑紫哲也NEWS23で、
「 ”奇跡のリンゴ”世界でたった一人の挑戦」という特集ルポをやっていた。
農薬と人の手入れが行き届かないと95%ダメになってしまうのが、リンゴ
農業の常識といわれている。
青森県でりんご農園を営む木村秋則さん。
取材したこの老夫婦の農園では、農薬の散布で家族が健康障害を起こし、
土地はやせ細り、それでも大量の肥料を撒かなければならなかった。

結果、その老夫婦の農園では、実が実る前に葉っぱがすべて落ちてしまい
裸の枝にスカスカの出荷できない実がなっている状況。

木村さんは、「もう行くところまで行ってしまったなあ」と絶望感にかられ、死
のうと思って、山の中に入っていった。
そこで、なんとなく昔の自分の農園と似た光景に出くわした。
それは、雑草の中で強く育つどんぐりの木だった。

この状況を自分の農園でも取り戻してみたら、無農薬でもやれるんではな
いのか?

しかしその思いが実現するまでに6年かかったそうだ。
当初は月に食費が3000円だったとか。
ぎりぎりの状況から持ち直し、現在は農薬を使っている農園と変わらない歩
留まりになったそうだ。
このりんご、常温で放って置いて、1ねんたっても萎れていくだけで腐らない。
現在ではインターネットで売り出すと、10分で完売だそうだ。

この話、12月7日のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で放送されるそ
うだ。
ぜひ皆さんと一緒に見ましょう。

http://www.nhk.or.jp/professional/schedule/index.html

2006年05月08日(月)更新

見たこともない映像に感動

みなさん連休は有意義に過ごされましたか?
わたしはほとんど近場で家族と過ごしていました、。

土曜日は、昨年同様、大手町の逓信総合博物館に展覧会を見に行
きました。
昨年はエスティーローダー卿の集めた戦前の日本の絵葉書のコレク
ションで、子供は30分でリタイヤですが、なかなか見られないも
のが多くとても有意義でした。
今年は円谷プロのウルトラマン博覧会なので子供は大喜び。
普段では考えられませんが連休中だと大手町もガラガラで、車で
行っても野村證券の前に堂々と路駐が出来るのでとても便利です。

ところで連休前の4月27日、テレビ朝日系列の「報道ステーショ
ン」で「世界遺産・吉野山の桜」をモーターパラグライダーで撮影し
たものを放送していました。これは圧巻でしたね!
吉野山の桜を、パラグライダーに乗るカメラマンが、超低空飛行
でなめるように桜の絨毯を追っていくのです。
以前も知床半島を断崖に添って撮影したりしていたシリーズですが、
今まで見たこともない映像に毎回とても感動します。

この撮影をしているのは、飛行撮影家の矢野健夫さんという方で
元々はインテリアデザイナーだった方で、今年54歳!

今までの空撮では近寄れない位置からの撮影は、まさに手に届き
そうなドラマチックな映像です。

「今までになかったもの」、「他ではまねのできないもの」の力が
どれだけ偉大か、考えさせられました。

GWは、自身にとってその答を見つめなおす良い機会となりました。

飛行撮影家・矢野健夫
http://www.bird-eyes.com/index.html

2006年04月14日(金)更新

「プロフェッショナル 仕事の流儀」

色々問題の少なくないNHKさんですが、良い番組作りますね。
昨晩放映していた「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、建築
家の中村好文さんを紹介していましたが、思わず見入ってしま
いました。
わたしが共感したのは、

「家を設計するときに条件のみを全うするのではなく、そこに物
語をこめる」

「依頼者に希望する間取りや部屋の広さなど、具体的な要望は
ほとんど尋ねない。なぜなら依頼者自身には家のことは分から
ない 。」

「プロとはその仕事を選んだ人ではなく、仕事に選ばれた人だ」

機会があれば再放送をチェックしてみてください。

デザインや設計に関わる人は、よく自分がやった仕事を「作品」
とよぶ人が多いですが、私はあまり好きではありません。
中村さんもやはり「作品」とは呼んでいないようでした。
そこには、彼自身の「プロフェッショナリズム」と同様、依頼者(ク
ライアント)の要求に応えることを優先する姿勢が感じ取れました。

会社概要

1999年2月創業。 ビジネスにおけるインターネット活用経験は日本のインターネットの発展の変遷とほぼ同期しており、豊富な経験を有する。 主宰者は企業広報から自己啓発でWEBマスターになった経験から、今後オンラインを中心とした企業コミュニケーションが重要になるとの思いで独立、創業した。...

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個人プロフィール

美術大学デザイン科を卒業後、12年間工業デザイナーを勤める。当時勤めていた外資系メーカーで本社出張を重ねるうち、本社の親組織で行っている「コーポレートコミュニケーション」の役割と重要性に魅了され、セルフリストラして広報部に社内転職。自ら部門を超越した「コーポレートコミュニケーション」を実践する...

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