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2007年07月31日(火)更新

一緒に働いてみませんか?

念仏のように信念を持って一つのこと(企業コミュニケーションはこれから重要)と唱えていると、あるタイミングに同じような依頼が急激に増えてくることがあります。
今はまさにそんな時期なのかもしれません。
日本ではまだ、ちょっとかわったビジネスですが、目をグローバルに広げれば、なぜこの仕事がこんなに遅れているのか、疑問に持つ人も少なくないはずです。
というわけで、少しずつですが企業力をつけて業務拡大していきたいと考えています。
一緒にチャレンジしてみませんか?
と、いうわけで人材募集告知です。

クロスメディア・コミュニケションズは大手企業の広報、人事、経営企画、マーケティング担当者に向けて、オンラインツール活用についての数々の講演やセミナー、トレーニング、調査評価、戦略策定コンサルティング、ウェブサイトリニューアル、イントラネット構築などを通じて専門人材の育成や組織のコミュニケーションマネジメントサポートを行なっています。
わたしたちがウェブ制作と切り離し、このようなサービスを行なう理由として、企業が10年インターネットを使ってきて解決できずに抱える以下のような大きな悩みがあるからです。
1.専門人材の不足と社内の理解者の不在。
2.外注業者に丸投げ。とりあえず新しい技術やツールを採用する。
3.誰がどう使っているのか、状況把握ができないため費用対効果が見出せない。

「何度ウェブをリニューアルしても、目先以上の変化はない」
「リニューアルしたときがピークで価値は3年で減価償却していく」
こんな状況に気がつく企業が少しずつ、増えてきました。

これを打破するためには、アウトプット(ウェブ制作やツール導入)主導ではなく、先ず自社のコミュニケーションモデルの再確認から課題を見い出し、解決のための組織と人材の育成が急務です。
企業のコミュニケーションは「継続的な発展」が前提であり、それを考えるためにはツールの導入などが優先するその場の「対処療法」では限界があり、根本的な「体質改善」が必要だ、ということなのです。しかしそのためにも、サポートする企業には「ビジネスプロセス」「コミュニケーションデザイン」「オンラインコミュニケーシ
ョンテクノロジー」の3つの理解が必須なのです。
私たちはこれらのバランスを強みに「広報や事業部担当者が自分で考え、使い、管理し、結果を出すウェブサイト活用」を実現していきます。

ユニークなアプローチで企業コミュニケーション分野の新しいリーダー企業をめざす私たちと一緒に働いてみませんか?

こんな仕事をしています。
・調査評価、企画提案、ヒアリングを通じた企業ウェブサイトのリニューアル戦略策定
・制作会社のコンペティション評価や品質管理
・コミュニケーション組織と人材育成コンサルティング
・イントラネットと社内コミュニケーションの企画提案
・CIの見直しと活用ガイドライン策定
・企業コミュニケーション関連セミナー、ワークショップ、トレーニング
・社員コミュニケーション意識調査の実施と改善提案

クロスメディア・コミュニケーションズの強みと独自性
1.企業広報の実務経験を持ち顧客企業の課題抽出に長けている
2.セミナー、講演、雑誌への寄稿など多数
3.大手企業との直接契約
4.オンラインコミュニケーションに関しての長い経験と実績
5.バイリンガル対応

クライアント企業(すべて大手有名企業。代理店経由の業務はありません)
・総合商社
・自動車関連メーカー
・医薬品メーカー
・出版社
・外資系ソフトウェアメーカー
・証券会社
その他

応募者の条件
ウェブ制作会社、PRおよび広告代理店などでプロデューサー、ディレクター、デザイナー、プログラマーなどの経験のある方。
あるいは企業広報で自社のオンラインコミュニケーションのマネジメント経験者。
オンラインコミュニティ、あるいはブログを通じたネットワークを有する人。
企業担当者との直接対応・提案ができるコミュニケーション能力を有する方。
インターネットを活用したコミュニケーションに興味・知識がある人。
もしくは上記のような業務を通じてキャリアアップを目指したい方。

ご興味いただける方は弊社ウェブサイト(http;//www.crossmedia.co.jp/)の問い合わせからご連絡下さい。 インタビューをセットいたします。

2007年07月31日(火)更新

自社製品利用を社員に強要するか

数年前にCD-Rも製造販売している大手光学メーカーの仕事で納品しに
行ったとき、私が納品に使ったCD-Rが他社(ノンブランド)製品だっため、
えらく怒られたことがある。

即座に家電量販店に立ち寄ってそのメーカーの製品を買い込み、社に戻
って焼きなおし、納品は何とか事なきを得た。
私自身、サラリーマン時代に勤めていたのがコンポーネンツメーカーだった
せいか、そのようなことを気にかけたことは一度もなかったので、これは良
い教訓になった。
お客様に対する基本的な礼節や気遣いにかけていたのだ。

以降、パソコンメーカーにセミナーや打ち合わせに行く際、他社製のパソコ
ンを持っていって失礼に当たらないか、伺ったりするようにしている。
(パソコンはお客様に合わせて買い換えることは難しいので。。)

ビジネスの関係ならば、気を使うことも必要だが、自社の社員に対し、使う
製品を共用することが多いという話も良く聞く。
たとえば総合企業であれば、家もクルマも、家電製品も保険も、すべてグ
ループ企業のものを買うのが基本、というか強制だったり。
ただ、こういうことが、どのぐらい世間一般の企業の慣習になっているのか
とても興味がある。

このように自社製品を強要する意味は何なのか?
愛社精神の高揚?
売り上げを意識させるため?

皆さんの会社で、こういう慣習があるか、あればどういう意味なのか企業名
は伏してもかまわないので意見をいただけるとうれしい。

反対の参照例だが、私自身が知る自由な企業の事例を付記しておく。

ある自動車メーカーでは、他社のクルマで出社するなんてもってのほか、
といっていた。(敷地内には研究のためといってドイツ製の高級車が何台
もあったが)
(その会社の社長はドイツ製のスポーツカーで接触事故を起こしたけど)


また、私の友人が勤める別の某自動車メーカー(兼2輪メーカー、というと
判ってしまうか)で、彼は毎朝他社のバイクで通勤している。
特定の規制はなく、
「他社でも良いものを知らなければさらに良いものを作ることはできない」
ということらしい。
また、私が勤めていた半導体メーカーでも他社製のCPU(○ンテル・アウト
サイド)のマシンをあえて使っている人もいた。これも同様の考え。

他社製品を買うのと、自分の会社や仕事を愛することは意味が違うと思う
のだが、アパレルなんかは難しいだろうなあ。

2007年07月30日(月)更新

ホームパーティーの天才

結婚前の話なのでかれこれ20年前のことだけど、その当時、
建築家やスタイリスト、デザイナーなどの友人が多くて、よく
遊んでいた。

しかしまだ20代の僕らはそんなにお金があるわけでもなく、
しょっちゅうクラブにいくようなわけでもなかった。

そこで、週末に掛けてオールナイトで友人宅でホームパーティ
を持ち回りで開催していたのだけど、そのなかのひとり、友人
のガールフレンドだったスタイリストの真由美ちゃんという人が
ホームパーティーの(特に料理のアレンジの)天才だった。

いつもお金をかけず、バラエティに富んだ料理を短時間でいっ
ぱい準備する。

一番感動したのが「カレーパーティー」だった。
普通、カレーパーティーだと「前の晩から仕込んだの」とかいっ
て家に入るといい匂いが漂いそうなものだが、僕たち友人8人
ぐらいが彼女の家に集まったときは、全くにおいも何もなく、
野菜やシーフード、肉類が買ってあるだけだった。

しかしちょっとビデオなどを見ているうちに、30分程度で、なな、
ナント、5~6種類のカレーを出してきた。

そのからくりとは、、

複数のフライパンで、シーフード、肉、野菜などを豪快にいためる。
(ハナマサで激安仕入れ)
それらを取りおき、今度は丸正でまとめ買いしてきたレトルトカレ
ーを鍋に入れ、安い大量のワインでのばし、にんにくとスパイス
を数種類入れる。(インスタントくささは全く残っていない!)
最後にフランべした材料をいれてひと煮立ち。

これで、

牛タンカレー
キーマ(グリンピースとひき肉)カレー
なすと夏野菜カレー
シーフードカレー
チキンカレー

などがあっという間にできあがり。

フランスパンでカナッペ、ワイン(安いもの)でも、かなり豪華で
幸せな時間が過ごせた。

きちんと作ったほうが安いよ、というかもしれないが、なにせみ
んな仕事も忙しかったので、本当にすばらしいアイディアだった。
レトルトなんて、とおもうけど、短時間で成果を出す真由美ちゃん
にみんなは脱帽だった。

最近、自社の会議室でも時々小さなパーティーを開くのだが、こ
の時の経験が役に立っている。

2007年07月25日(水)更新

企業ウェブサイト3年寿命説

インターネットの商用利用がスタートして12年。
大手企業のほとんどが1995~6年に自社のウェブサイトを開設している。
中小企業も含め、2002年には95%以上の企業がウェブサイト、もしくは
なんらかの存在証明をインターネット上に持っているといわれている。

また、インターネット上での技術革新を見ていくと、3年おきぐらいに大きな
技術革新が起きている。
イーコマース、動画(フラッシュ)、データベースマーケティング、ブログをは
じめとするソーシャルコンピューティング。アクセシビリティと標準化、など
など。。

企業のウェブサイトのリニューアルの経過を10年定点観測していると、これ
らとのシンクロニシティに気がつく。すなわち、3年おきぐらいで新しい技術
実装に飛びつきそれがリニューアルのモチベーションになっている場合が
少なくない、ということだ。
結果は、リニューアルにかけたコストを3年ぐらいで減価償却していくような
もので、3年後はすべて新規に作り直す、という状況だ。
私たちのお客様はこの数年で確実に変化してきている。
すなわち、ご相談をいただくポイントが、

「ウェブのリニューアルをしたいんだけど」

から、

「リニューアルしても変わらないのはなぜだ?」

になってきたのだ。

ようこそ、リアルワールドへ。

そして、フィールドにおいても、同じような視点を感じる人がでてきたのがうれ
しい。
Web製作の近未来像

「 Webユーザビリティランク1位の富士通、とにかくつまらない」
「ユニクロすごいおしゃれ!でも…使い方よくわからない」

常に私も感じていたことで、思わずひざを叩いてしまった。

また、
「アメリカだとAvenue A | Razorfishなどがそれを高度に実現できている会社
として存在するが、日本にはその域に達している会社はまだいない、なんて
ことを仰っていました。」

とある。
しかし、これは日本の制作会社が米国系のSIPSに比べてまだ遅れている、
ということでもないと思う。
私が言うのも僭越だが、日本の制作会社は優秀なところが多い。
しかも、日本の制作会社は遅れている、という認識で2000年前後に大挙して
押しかけた多くの黒船(米国SIPS業者)も、1年足らずでほとんど退去している
ではないか。

日本の企業サイトが未成熟な理由のひとつは、企業側の組織体制やコミュニ
ケーション担当人材の欠如、そしてそもそも、経営者の理解不足なのだ。

私たちはこの点を解決することに集中したいと思っている。
言い換えれば、企業コミュニケーションを実現するために同じ視点を持つ、あら
ゆる企業と協業は可能である。

2007年07月24日(火)更新

油絵を買う。

この週末、6点の油絵を買った。

わたしはいままでも、人の絵が欲しいと思った事が何度かある。
最初は小学校の時の図画工作でお世話になった恩師の方の絵で、今は
日本女流日本画家協会の重鎮だ。
かなり出世しないと手が出ない。
もうひとりはマイミクでもある同じドラマーの芸術家T氏だ。
彼の絵には独特の時空がある。
まるで自分でコントロールできない空間に浮遊するような。
この絵を手に入れるには出世に加えて広い空間が必要だ(何しろでかい)。
これらのためにも日々、仕事を頑張るのだ。
さておき、今回の作者は家内の友人で、若い女性だ。
実は彼女は10年前、家内が参加した世田谷美術館の市民大学の同期
の聴講生のひとりだった。
当初よりその才能に魅せられていたわたしたちは、ことあるごとに彼女の
絵をねだり、すでに家に数点かかげている。
今回はその市民大学の同期生によるグループ展で彼女はなんと新作を6
点も出してきたのだ。
モチーフは自分の飼い犬など身近なものが多いが、単純なイラストのよう
にみえて、ぎりぎりのところで絵画たらしめているところがすごい。
比較しては恐れ多いかもしれないが、まるで晩年の熊谷守一先生の絵の
ようで、その一つ一つが、見るものを和やかな気持ちで包み込む愛に溢れ
ているのだ。
市民ギャラリーでは、さすがに絵の下に赤ピンを立てる訳にもいかないの
で、直接価格交渉。展示を終え、はれてすべての絵が我が家にくる事に
なった。

先日お台場で見に行った展覧会「Ashes & Snow」も才能にあふれた映像
作家のものだったが、ローレックス財団が作品の四散を防ぐために作家の
活動をサポートし、作品は全て買い上げているのだそうだ。
わたしたちも同じ気持ちで、彼女の才能が四散しないよう、パトロネージュ
にいそしむのだ。(スケールは違うけど)
マイペースな彼女だが、このまま、また数点集まったら、彼女のために個
展も開きたい。
しばらくは自社会議室で展示しようと思っている。

どんな絵か?作者の許可を待ってそのうちに公表するとしよう。
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