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2008年10月22日(水)更新

キングジム:デジタルメモ「ポメラ」

数年前から、「出先で簡単に文章を書けるポケットワープロが欲しい」と
思っていた。

観念的には一昔前の「モバイルギア」や「オアシスポケット」のようなも
のだ。ただ、それらは電池で20時間ぐらい使えるものの、OSが重いせ
いか、長い文章を書いているとスクロールや変換が重くなる。

世の中にはこれだけ電子辞書があるのだから、これにメモ程度のワー
プロ機能が付いていればどれだけ便利だろう?と思ったのだが、そのよ
うなものは皆無だった。
こんな考えを持つのは自分だけか、と思ったら「たのみこむ」でも5年前
から要望の高いアイディアとしてリストされていた。


今回キングジムから出た「ポメラ」はまさに希望していたものだった。

pomela


キーボードも折りたたみ式で大きなものなので通常のタイピングが出来
る。

興味深いのはこのニュースが出てから数多くの方がブログでコメントして
いることで、やはり期待が高かったのだと思ったが、それらの多くが意外
にネガティブなものだと言うことだ。
不満点を要約すると、以下のようなポイントだ。

1.通信(無線LAN)機能などがない

2.スケジューラーなどの付帯機能がない

3.全体のストレージボリュームが少ない

4.もう少し出せばUMPCが買える


私自身は2日以上PCに触れないことがないと言う前提であれば、出先や
空き時間、移動時間にバッテリーを気にせず文章がチェックでき、書ける
と思うと、非常に有用性を感じる(きっと予約する)。

UMPCの価格は非常に魅力的だが、バッテリーと起動時間の遅さ(「ポメ
ラ」は2秒)には閉口する。

きっとこの商品もユーザーによって磨かれ、進化していくことだろう。
半年後にはもっと高性能で利便性の高いバージョンが出るかもしれない。
しかしそのバージョンアップに寄与するつもりでも、ここまで割り切った勇気
と開発者の信念に応えて購入してみたい。

2008年10月13日(月)更新

日本経営協会主催「企業Webサイト活用とリニューアルのすすめ方」セミナー実施

先週は自主セミナーに始まり、宣伝会議、そして最後は大阪出張し、
「企業Webサイト活用とリニューアルのすすめ方」と言うタイトルで全
日セミナーを実施してきた。

日本経営協会関西本部からご要請いただくのは本年の5月に続き2
回目。
前回はインターネット広報の全般的な話だったが、今回はより具体
的に企業のウェブサイトリニューアルに焦点を当てたセミナーを望ま
れる声が多かったとのことでかなりレジメをチューンナップした。

一般的には「ウェブリニューアルセミナー」というと、ウェブサイト制作
会社主催で「CMS導入による効率的なリニューアル」やアクセス増
加や営業強化を前提にした「ウェブマーケティング」セミナーが多いの
だが、弊社の場合は管理者の資質向上を重点に置いた、よりマネー
ジメントサイドの話が中心だ。
「最近ウェブの管理を担当するようになったのだが、十分な知識もなく
会社のウェブサイトをリニューアルしようにも、どこから手をつけてよい
かわからない」

と言う方はまだまだ多い。
しかし同様に

「急きたてられるようにリニューアルやイントラネットの導入を行ったが
効果がわからない、継続方法がわからない」

と言う相談も後を絶たないのだ。

今回も、本当に管理者側の意識付けと資質向上に特化した内容で
受講者の意識とのズレがないか、事前にアンケートまで寄せてもら
って確認した。

内容的には以下のようなものだ。


1.企業ウェブサイト活用の現状(国内事例研究)

日本企業のホームページ活用の歴史:変化と現状
企業ホームページ担当者の悩みとその根拠
日本の先進事例の詳解

2.今、ネットに何が起きているのか? (海外事例研究)

企業、メディア、ユーザーの関係の変化
ソーシャルコンピューティングの時代とマーケティングの変化
メディアルーム:ニュースリリースの開示と格納
社内コミュニケーションの重要性とポイント
オンライン危機対応事例
人材採用

3.課題検証(ワークショップ)

参加企業のウェブサイト検証と質疑応答
課題の共有
対策とアドバイス

4.ウェブサイトリニューアルのプロセス

現状の把握と課題の掘り起こし
改善目標の優先度付けと戦略策定
ツール選定とサイトプランの作り方
要件定義と制作会社、代理店への対応方法
制作・開発管理

5.ウェブサイト管理の実際

品質管理と継続的な発展を見る運営管理方法
担当者育成と社内の組織作り
経営に対するアプローチ
効果測定と継続的な発展方法

さすがに一日のセミナーはエネルギーを使うが、帰りの新幹線の中で
受講者のアンケートのコピーを読んですこし疲れが取れた。
以下のようなありがたいコメントを多数いただき、自信につながった。

「表現技法ではなく、その前提の大切さを痛感していますが、ずばりの
ヒントをいただきました」

「技術の話ではなく、このような構成の講義内容が一番知りたかった
ことでした」

「対話のパートもあり、事例が豊富だったので理解しやすかった」

「レジメは後日マニュアルとして活用できそう。内容は豊富だが、やや
時間が足りないぐらいだと感じた」

事務局からはすぐに次回の打診をいただいたのも有難かった。
「今度は2日間はどうですか?」とも言われたが、東京では経験あるも
のの地方では前後に移動があるので体力が持つかどうか。。。

とまれ、まずは企画案立ててみよう。
聞いてくださる人がいらっしゃれば応えるのみだ。

2008年10月10日(金)更新

お恥ずかしい話

お仕事やセミナーでお世話になっている皆さんには
今朝ほど私から英語のメールでSNSの招待状が届
いたかもしれません。

ご迷惑をおかけしてすみませんが無視してください。

アメリカの友人からの招待状に何だろう?とログイ
ン作ってみたらGメールのアドレスさらわれてしま
いました。

いつも気をつけている立場なのに、ひっかかってし
まいました。申し訳ありません。

2008年10月08日(水)更新

セミナー多数のご参加ありがとうございました!

ほぼ四半期に一度行っている自社主催セミナーも今回で3回目。
昨日行った、

「コミュニケーション・プロフェッショナルが会社を変える」セミナー

は大変盛会だった。

1007cmc1

6月に参加したIABCインターナショナルコンファレンスの概要説
明と事例紹介を通して

「これからはプロ意識を持ったコミュニケーターが会社にとって重
要になる」

「会社に影響力を与える企業コミュニケーション職とそのキャリア
モデルの可能性」

「意識改革が進まない日本の企業社会で私たちコミュニケーター
が一歩を踏み出すための意識モデルとIABC活用の可能性」

などのトピックについて紹介、意見交換をおこなった。
いままでセミナーを開催すると2時間の枠ぎりぎりまで話してしま
うことが多かったのだが、今回は反省も含め、講義は70分、質
疑が20分、懇親の情報交換を30分とした。これも好評だった。

当日参加した企業は35社、参加企業の業容や役職を見てもIAB
C同様、幅広い興味があることがうかがえた。

・総合商社
・信託銀行
・外資系メディカル・医療関連メーカー
・化学総合企業
・インターネットポータル
・人材教育関連企業
・トイレタリー総合企業
・総研系IT企業
・自動車関連企業
・音楽産業関連企業
・総合エレクトロニクス企業
・通信関連企業
・PRエージェンシー
・教育機関

出席率も今までで最高で、質疑応答も鋭いものが多かった。

1007cmc2

「ビジネスコミュニケーターとしてキャリアを積むモチベーションが
得られた」

「手探りですすめていた広報主導の社員意識改革について、段
階的に考えるプロセスが見えた」

「なぜウェブサイトのリニューアルやイントラネットのツール導入だ
けでは会社が変わらないのかがよくわかった」

などのコメントは本当にうれしく、ありがたいものだ。

今回のセミナーは、自分自身が15年前に企業コミュニケーターの
キャリアをスタートしたときに米国の仲間から与えられた多くの気
づきや考えるきっかけを参加者の皆さんとわかちあい、再認識する
機会となった。

1007cmc3

「来年のIABCコンファレンスはぜひ一緒に行きたいです」というコメ
ント複数の方からいただいた。

6月の訪問時、IABCのプレジデントやチェアマンから

「なぜいままで日本からの参加者がいなかったのか」

「日本の企業コミュニケーションはどうなっているんだ」

という詰問(笑)され大いに当惑したのだが、来年はそれに応える
素地ができてきたな、とすこしほっとした会でもあった。

参加者の一人から総括のように

「日本のホワイトカラーはまだまだ自身の職能に対するプロフェッシ
ョナル意識や社会正義に対するコミットメントが弱い。企業のみなら
ず社会全体を健全で強固なものにしていくためには、コミュニケータ
ーの職能認知とプロフェッショナル化の啓蒙は意義の高いものだ」

というご意見をいただき、とても励みになった。
自身としてはとても遅い歩みだったのかもしれないが、大きなスタ
ートを切るきっかけになった。

2008年10月03日(金)更新

ビーコミ「B-zine懇親会」@青学会館

今日は「B-Zine」という、まさに美人なメールマガジンを発行する株式会社
ビーコミの加藤さんにお誘い頂き「B-zine懇親会」に参加した。

殆どの方が初対面だったが、中には驚きの懐かしい顔とも再会する事ができ
た。
セミナーや講演で人前に出る事は慣れているのだが実は交流会や懇親会はそ
んなに得意ではない。特に数年前のネットバブル期など、若くて優秀な方が
多いのは喜ばしいのだが「Me」が強く話したがりで人の話を聞かないのには
辟易した。
懇親会はオーナーのカラーが反映されるものだ。そう言う意味でも加藤さん
の集まりなら間違いない。
会場が青学会館、ということもあり、オフィスから徒歩一分の地の利を活か
し早めに到着すると他の参加者からの献本プレゼントに恵まれた(ラッキー
!)。
株式会社ヘッドストロング・ジャパンの北添裕己さんの書かれた「SEから
コンサルタントになる方法」
だ。

更に今日はくじ運もよく、ゲストが提供するノベルティプレゼントにも当た
りメインゲストの一人、IBMの永井孝尚さんが書かれた「戦略プロフェッシ
ョナルの心得 ―ビジネスの現場で、理論だけの戦略が実行できない理由」

いただいた。

加えて一部で話題をさらった野村総研さんのノベルティ「オープンソース
焼きそば」
も入手できた。
こういうのはウィットが効いていて最高だ。

opensourceyakisoba



皆さんオルタナブログなどで活躍されている著名ブロガーでもある。

色々な方とお話ができ、あっという間の2時間だった。
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