大きくする 標準 小さくする

2006年04月20日(木)更新

勇気は自信に先行する

「経営者会報ブログ」編集部より、以下のようなお題が届きました。
=====================================================
経営者会報編集部の大西です。
14日にご案内した、「久米信行さん明大講義に参加する学生さんから
の質問」がさっそく届きましたので、お知らせします。

(引用開始)
明治大学商学部3年の遠藤です。

<質問>私は将来起業家になりたいのですが、起業家になくてはなら
ないものをひとつ挙げるのであれば、どのようなものですか?また、そ
れは、どのように身に付けるのでしょうか?
(引用終わり)

我こそは、とお考えの経営者の方は、さっそく質問にお答えいただくと
ともに、ぜひ、この記事にトラックバックを貼っていただければと思いま
す。

みなさまからの、熱いコメントをお待ちしております!
=====================================================

学生のうちから、将来の起業を見据えている、という時点で、すでに
「すごいしっかりしているなあ」という感じです。

私自身、30過ぎる頃からヘッドハンターと付き合うようになり、その
際に「将来どうしようと考えているんだ」と言われて初めて意識したよ
うな次第ですし、そのときは、まあ40ぐらいで、とのんびり考えていま
した。

実際はうっすらそんな意識を持ち続けていただけででも、独立の機会
は思ったより早くやってきました。

反面、15年もサラリーマンやってきた人間が、いきなり下野するとい
って、一体何をすればいいのか、どうすればいいのか、まったくわかり
ませんでした。
「会社の設立方法」という本は、1000円も出せば本屋で入手できま
す。

しかし、「自らに独自性と可能性があると思う」からビジネスを興すわ
けで、それぞれがユニークケースですから、どこにも教科書がないの
が実情です。

私自身にとって一番大事だったのは、まるで農耕民族から狩猟民族
への意識変換をするための勇気。
それだけのような気がします。

勇気を得るためには、、もちろん家族や友人、そして仕事を通して培っ
てきた人の縁があったからだと思います。

ただ、一歩踏み出すのは自分自身です。
やってもやらなくても、人生。

「勇気は自信に先行する」

この言葉は小学校時代の親友、佐藤純一くんが、小学校を卒業する
ときに送ってくれた言葉です。
いまだに支えになっています。
<<  2006年4月  >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30