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2006年06月27日(火)更新

広報は華やかな仕事?

ちょっと前の4月17日の読売新聞に、「広報、人気No.1」と言う
見出しで、「広報は女性に人気No.1の職種」という記事が出て
いました。

経済部の記者が書いたその記事は、「業容によって広報の職務
内容はかなり差があるが、全般的にイメージとは裏腹に地味な
裏方仕事が多い」というものでした。

昨年、色々と話題になったベンチャー企業の女性広報のイメージ
がステレオタイプに広がったことに対するアンチテーゼ、という気も
しなくはないですが、風潮に警鐘を鳴らす、というよりも、実質的に
その人材不足、教育不足、担当としての認識不足が顕在化してき
ている、と見ることもできます。

特にインターネットなど、新しいコミュニケーションツールがどんどん
と現れてくる中で、今までのコミュニケーションモデルだけで型には
めた広報が通用しなくなってきている、とも言われています。

私自身、私の会社としても、当初はWEBを始めとするコミュニケー
ションツールを開発したり制作したりが前提で仕事をしていましたが、
最近は教育(トレーニング・セミナー)やアドヴァイス(コンサルティン
グ)のニーズが増えてきました。

決して確立した世界ではない(だから面白いのですが)ですし、表
向きの華やかさ(そうに見える)とは一線を画しますが、変化に富
み、ダイナミックで、より変化対応に強い、やりがいの高い職能だと
思います。

お客様(企業広報ご担当者)と一緒にあたらしいコミュニケーション
プロフェッショナリズムを一緒に作って行けたらと思っています。
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