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2007年02月09日(金)更新

PR(メディアリレーション)は苦手だった

昨日敏腕PRプランナーを紹介したのは、PRパーソンとして本当に
上手だなあと思ったからだが、それというのも、私自身がメディアリ
レーションに対し、苦手意識を持っているからなのだ。

彼女のように思いをうまく伝えられる人、そしてメディアの方たちと
良い関係を持ち続けられる才能は本当にうらやましい。

私自身が広報部に転属になったとき、自分ではコーポレートコミュ
ニケーションをやりたかったのだが、マネージャーからはPR全般の
勉強をして目ディリレーションマネージャーをやれ、といわれた。
コーポレートコミュニケーションはその当時の会社にとっても未知で
ありチャレンジでもあるので、まずは実利をとってその上でなら、と
いう保険をかけられたのだろう。
インターネットの商用利用がスタートした時期とも重なり、実質メデ
ィアリレーションをやったのは1年ちょっとだったが、どうも「かけひき」
のようなものがでてくると、とたんに融通の利かない自分が出てきて、
結局メディアの方たちと良い関係を作りきれないことが多かった。
使命感と緊張で、どうにも固さが抜けない。

現在ではよくプレゼンやセミナー、講演などの機会をいただくが、
この場合一番悩むのは「最初のつかみをどうするか」だ。

米国では
「Maintain your sense of humor」
という言葉があるが、要は、
「そんなにシリアスで余裕がなくって大丈夫か?」
ということなのだ。

リラックスできる場を作ってから話しに入るぐらいの奴でないと、
信用できない、ぐらい考えているのだ。

「相手の立場に立った、思いやりのある姿勢」

今ちょうど、あるレポートをまとめているところだったので、あらためて
この言葉は金言だった。
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