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来るべき「コミュニケーション・プロフェッショナルの時代」を担う「企業コミュニケーター」養成ブログ
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2007年05月29日(火)更新
大手企業、入社式のキーワード
来週の福岡宣伝会議セミナーに続き、6月、7月は大きなセミナーが何本か
入っており、今からレジメのチューンナップに余念がない。というか、他の書き
物もあり、かなり焦燥感に駆られている。
夏休みの宿題計画表(一番苦手だった)ではないが、スケジュールを組まない
とタイヘンなことになりそうだ。
●宣伝会議九州主催:広報・宣伝担当者養成講座[短期集中コース]
●共同PR「広報の学校」オンラインPR専科
●日本経団連社内広報センター主催:
「社内広報担当者のためのコミュニケーション能力アップセミナー」
さて、春になると毎年楽しみにしているのが日本経済新聞の4月第1週の「入社
式トップ訓示」という記事だ。ここでは大手企業の入社式のコメントが紹介される。
2年ほど前だっただろうか、NECの社長が「一生この会社にいると思うな」という
ようなことをおっしゃられ、労働流動性の高まる時代を予見しているようで、NEC
ほどの会社でもここまで言うのかという思いで、非常に緊張感があってよかった
と覚えている。
そして今年は2つのキーワードが浮かび上がった。
ずばり「コミュニケーション」と「企業倫理」。
まさに今の世相を繁栄しているようだ。
「企業倫理」については、企業全体にとどまらず社会に与える影響が大きな事
件が相次ぐ昨今の状況をみれば「もう一度しっかりと襟を正そう」といわなけれ
ばならない、のは当然か。
「コミュニケーション」はそのためにも重要だ、ということだ。
しかし「問題解決の糸口はコミュニケーションにある」といっても、あまり具体的
な方策は語られていないことが多い。
現場殻聞こえてくる声は、「それってどうすればよいの?」というものばかりだ。
コミュニケ-ションの改善が難しいのは、組織のコミュニケーションの問題の多
くが「人」でなく「間」、つまり「関係性」の問題だからなのだ。
電子メールもイントラネットも生産性向上ツールも、Webサイトも、それを利用す
る社内外の人たちの間に、どんな関係性を築けるのか、そこからもう一度探るこ
とで、その目的、使い方、内容を見直してみなければならない。
もうひとつのヒントが「継続性」だ。
一気に作り上げたり導入する必要はない。むしろそれで失敗する確率のほうが
高いのだ。
何とか年度内予算で一定の達成感を見たいという担当者は多い。しかしそういう
人ほど、数年で現場を去り、引き継いだ人はまた新しい別のことを始めたくなる
ものだ。
こうやって予算を無駄に消化することを続けていくから企業は真剣にコミュニケー
ションプログラムにヒト、モノ、カネを投入しなくなっているのだ。
小さな達成感と反復して積み上げていく努力、そして最後に肝要なのが担当者
のキャリアセットだ。
今は1番目と2番目を考える仕事が多いが、それらを通じて3番目をサポートする
のが私の仕事を通して実現したいことだ。
15年前、米国本社のパートナーから言われた一言。それは
「何で日本にはコミュニケーションのプロがいなくて会社が回るのか不思議だ」
というものだ。
仕事を通じて得る喜びは、そんなギャップを埋めるための一歩、一歩の達成感だ。
入っており、今からレジメのチューンナップに余念がない。というか、他の書き
物もあり、かなり焦燥感に駆られている。
夏休みの宿題計画表(一番苦手だった)ではないが、スケジュールを組まない
とタイヘンなことになりそうだ。
●宣伝会議九州主催:広報・宣伝担当者養成講座[短期集中コース]
●共同PR「広報の学校」オンラインPR専科
●日本経団連社内広報センター主催:
「社内広報担当者のためのコミュニケーション能力アップセミナー」
さて、春になると毎年楽しみにしているのが日本経済新聞の4月第1週の「入社
式トップ訓示」という記事だ。ここでは大手企業の入社式のコメントが紹介される。
2年ほど前だっただろうか、NECの社長が「一生この会社にいると思うな」という
ようなことをおっしゃられ、労働流動性の高まる時代を予見しているようで、NEC
ほどの会社でもここまで言うのかという思いで、非常に緊張感があってよかった
と覚えている。
そして今年は2つのキーワードが浮かび上がった。
ずばり「コミュニケーション」と「企業倫理」。
まさに今の世相を繁栄しているようだ。
「企業倫理」については、企業全体にとどまらず社会に与える影響が大きな事
件が相次ぐ昨今の状況をみれば「もう一度しっかりと襟を正そう」といわなけれ
ばならない、のは当然か。
「コミュニケーション」はそのためにも重要だ、ということだ。
しかし「問題解決の糸口はコミュニケーションにある」といっても、あまり具体的
な方策は語られていないことが多い。
現場殻聞こえてくる声は、「それってどうすればよいの?」というものばかりだ。
コミュニケ-ションの改善が難しいのは、組織のコミュニケーションの問題の多
くが「人」でなく「間」、つまり「関係性」の問題だからなのだ。
電子メールもイントラネットも生産性向上ツールも、Webサイトも、それを利用す
る社内外の人たちの間に、どんな関係性を築けるのか、そこからもう一度探るこ
とで、その目的、使い方、内容を見直してみなければならない。
もうひとつのヒントが「継続性」だ。
一気に作り上げたり導入する必要はない。むしろそれで失敗する確率のほうが
高いのだ。
何とか年度内予算で一定の達成感を見たいという担当者は多い。しかしそういう
人ほど、数年で現場を去り、引き継いだ人はまた新しい別のことを始めたくなる
ものだ。
こうやって予算を無駄に消化することを続けていくから企業は真剣にコミュニケー
ションプログラムにヒト、モノ、カネを投入しなくなっているのだ。
小さな達成感と反復して積み上げていく努力、そして最後に肝要なのが担当者
のキャリアセットだ。
今は1番目と2番目を考える仕事が多いが、それらを通じて3番目をサポートする
のが私の仕事を通して実現したいことだ。
15年前、米国本社のパートナーから言われた一言。それは
「何で日本にはコミュニケーションのプロがいなくて会社が回るのか不思議だ」
というものだ。
仕事を通じて得る喜びは、そんなギャップを埋めるための一歩、一歩の達成感だ。
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