大きくする 標準 小さくする

2008年10月08日(水)更新

セミナー多数のご参加ありがとうございました!

ほぼ四半期に一度行っている自社主催セミナーも今回で3回目。
昨日行った、

「コミュニケーション・プロフェッショナルが会社を変える」セミナー

は大変盛会だった。

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6月に参加したIABCインターナショナルコンファレンスの概要説
明と事例紹介を通して

「これからはプロ意識を持ったコミュニケーターが会社にとって重
要になる」

「会社に影響力を与える企業コミュニケーション職とそのキャリア
モデルの可能性」

「意識改革が進まない日本の企業社会で私たちコミュニケーター
が一歩を踏み出すための意識モデルとIABC活用の可能性」

などのトピックについて紹介、意見交換をおこなった。
いままでセミナーを開催すると2時間の枠ぎりぎりまで話してしま
うことが多かったのだが、今回は反省も含め、講義は70分、質
疑が20分、懇親の情報交換を30分とした。これも好評だった。

当日参加した企業は35社、参加企業の業容や役職を見てもIAB
C同様、幅広い興味があることがうかがえた。

・総合商社
・信託銀行
・外資系メディカル・医療関連メーカー
・化学総合企業
・インターネットポータル
・人材教育関連企業
・トイレタリー総合企業
・総研系IT企業
・自動車関連企業
・音楽産業関連企業
・総合エレクトロニクス企業
・通信関連企業
・PRエージェンシー
・教育機関

出席率も今までで最高で、質疑応答も鋭いものが多かった。

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「ビジネスコミュニケーターとしてキャリアを積むモチベーションが
得られた」

「手探りですすめていた広報主導の社員意識改革について、段
階的に考えるプロセスが見えた」

「なぜウェブサイトのリニューアルやイントラネットのツール導入だ
けでは会社が変わらないのかがよくわかった」

などのコメントは本当にうれしく、ありがたいものだ。

今回のセミナーは、自分自身が15年前に企業コミュニケーターの
キャリアをスタートしたときに米国の仲間から与えられた多くの気
づきや考えるきっかけを参加者の皆さんとわかちあい、再認識する
機会となった。

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「来年のIABCコンファレンスはぜひ一緒に行きたいです」というコメ
ント複数の方からいただいた。

6月の訪問時、IABCのプレジデントやチェアマンから

「なぜいままで日本からの参加者がいなかったのか」

「日本の企業コミュニケーションはどうなっているんだ」

という詰問(笑)され大いに当惑したのだが、来年はそれに応える
素地ができてきたな、とすこしほっとした会でもあった。

参加者の一人から総括のように

「日本のホワイトカラーはまだまだ自身の職能に対するプロフェッシ
ョナル意識や社会正義に対するコミットメントが弱い。企業のみなら
ず社会全体を健全で強固なものにしていくためには、コミュニケータ
ーの職能認知とプロフェッショナル化の啓蒙は意義の高いものだ」

というご意見をいただき、とても励みになった。
自身としてはとても遅い歩みだったのかもしれないが、大きなスタ
ートを切るきっかけになった。
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