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2010年04月21日(水)更新

Forbes誌、「全米で最も評判の良い企業」発表

アメリカのフォーブス誌のウェブサイトにこんな記事が出ていました。
紹介してくれたのはケロッグの広報、井出さんです。

ここで紹介されている150社は年間の売り上げ(revenue)が80億
ドル以上の企業で、昨今のリセッションを受け今までの基準の130億
ドルから下げられたことで今年のリストはかなり変動が見受けられたと
いうことです。
(ケロッグさんもそれにより初登場)
「全米で最も評判の良い企業」


25000人近くにも及ぶオンラインインタビューで評価されたこの
サーベイの評価基準は「製品とサービス」、「革新性」、「職場環境」、
「企業統治」、「社会市民性」、「財務状況」、それと「リーダーシ
ップ」などです。


トップ3の企業は「Johnson & Johnson」、「Kraft Foods」、
「Kellogg」です。
「The Walt Disney Company」、「PepsiCo」が続いています。
同じ業態で相対比較すると「The Coca-Cola Company」が24位と、
ペプシにかなり水をあけられているのが興味深いですね。

意外といっては怒られるかもしれませんが「Microsoft」が8位、
「Apple」が12位、「IBM」が26位でした。

上位企業の主な勝因としては
・顧客とのコネクションを強固にした→J&Jやディズニー
・慈善活動を行った→マイクロソフト
・レストランではなく家で食事をとる人が増えた→フード系の企
業の躍進とレポートしています。

逆にボトム10には「AIG」、「Citi」、「ゴールドマンサックス」
など、金融や保険会社が圧倒的に多く、リーマンショック以降、
銀行、金融、保険などに対する消えることの無い不信感が根深い
ことを現しているようです。

日本でも株式会社ノルド社会環境研究所に同様のサーベイが出て
います。

参照情報:「2009 年 企業レピュテーション調査」(pdf)
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