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2011年01月25日(火)更新

大人の科学「テオ・ヤンセンのミニビースト」

今日は半蔵門で会計監査のプロフェッショナルの方と意見交換ランチ。
その帰りに立ち寄った山下書店で思わず手に取り買ってしまいました。

大人の科学 Vol.30 「テオ・ヤンセンのミニビースト」

otonanokagaku

テオ・ヤンセンさんの展覧会を見たのは2年前。日比谷のビルの谷間のパティオでした。
風の力で動く節足動物のような構造体を作っているアーティストで現在60すぎ。
40過ぎてから創作を始めた遅咲きの方です。
会場は日比谷のビルの谷間に作られたイベント広場のテント倉庫のようなところだったのですが、作品が大きく、実際に触れて動かすことができる作品やコンプレッサーの空気で動かしてくれるものもあり、ダイナミックで
とても面白かったです。

teohibiya

人気があるようで先日もお台場に来ていたようですね。

日比谷のときはラッキーなことにアーティスト本人の説明とデモのタイミングに遭遇し、間近で作家の話に触れることもできました。解説が10分、デモが5分にもかかわらず、質疑に30分ぐらい時間を裂いて、というか、みんな質問が止まらない(笑)!

この作家の良いところはまじめに冗談みたいなことを取り込んでいて、それを軽く笑ってほしいと語っているのに観客は誰も笑わない、そんな世界観を楽しんでいるところかもしれないと思いました。

「えー、この生き物は海岸線を歩行するのがすきなのですが海に向かうと波に取り込まれておぼれてしまう。そこでこの装置は足元にたれたパイプから水分を吸い込むと心臓発作のような振動を起こし、それによって歩行方向が反転し、難を逃れるのです」

なんて感じです。

ユーチューブにいっぱい動画が出ています。

http://www.youtube.com/watch?v=WcR7U2tuNoY

会場にはサポートの男性(オランダ人)が二人いたのですが、背の高いほうのルークさんという方に話を聞いてみました。彼は元々エンジニアだったそうですが、カメラマンとして記録をとるために先生と仕事を始めたそうですが、「機構設計がわかるなら開発も手伝え」ということで、今はほとんど二人で作っているそうです。

思い出話ばかりですが、そのテオ・ヤンセンさんの作品のミニチュアが今回の大人の科学の付録です。
チャレンジできそうならレゴで鍛えた子供の実力を週末試してみようと思っています。

http://www.youtube.com/watch?v=i8KVXy-vluU

エレキギターの回は我慢して買わなかったのですが、今回のものは出来がよさそうなので大人買い(改造用と保管用を追加購入)してしまいそうです。