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2011年02月21日(月)更新

駐日ベルギー王国大使館訪問

日本PR協会主催の異文化勉強会にて、駐日ベルギー王国大使館を訪問してきました。

ここのところ出張やセミナーが多いため、資格試験以外ではい余り参加出来なかった日本PR協会のイベントでしたが、国際委員会のこのイベントはなかなかチャンスだったため告知とともに申し込みしてしまいました。

駐日ベルギー大使代行のご挨拶のあと、外国投資振興部の日本代表の方とベルギー観光局の事務局長の方、2名のベルギー人の方のプレゼンテーションがありました。
お二人ともプレゼンテーションが洒脱でとても楽しめました。それぞれ日本にはそんな長くない、とおっしゃりながら日本語がとても上手で、あたらめて外交の各都市手のコミュニケーション能力の高さに感心しました。

外国投資振興部の女性、クレールさんはベルギーという国の独自性や産業の強みをわかりやすく紹介し日本とのかかわりや今後の可能性について熱心に語ってくださいました。

観光局のダミアンさんは、ベルギー敢行の新しい魅力をエコとスローライフの中から見い出して行きたいと新しい提案をされていました。どうしても日本からヨーロッパ旅行に行かれる方は複数の国を訪問することが多いだけに、「一箇所20分、1日に5箇所観光してチョコレート買って帰る」的なあわただしいスケジュールをとられる方が多いそうで、「もったいない。靴を脱いで川辺に寝転んで流れる雲を見るような、そんな過ごし方からもいっぱい発見がある」とおっしゃっていました。
「ぜひ違う魅力を知ってもらいたい」という力のこもったプレゼンテーションでした。

私自身は、数年前にフランスのクライアント企業がパリではなく北部のリールにあったため、出張の帰りがけに一日ブリュッセルを訪問しました。ただ、私には「アトミウム」という1958年の万国博覧会で建造された鉄の原子モデルをモチーフにした奇異な建築物を見てみたいと言う目的があり、ほぼそれに費やしました。

想像以上にダイナミックで「ありえない」建物は50年以上も前に建築されたにもかかわらず、120メートルのエレベーターや、エスカレーターを持っていて、見上げて唖然としてしまいました。
その構造が「コネクション」や「コミュニケーション」の可能性を示唆すると感じ、現在は自分の会社のメインビジュアルや年賀状に使っています。
http://www.crossmedia.co.jp/

話を戻すとプレゼンテーションの後はレセプションパーティーがあり、さまざまなベルギービールやオシャレなフィンガーフードが用意されていました。もちろんデザートはベルギーチョコレート。
使ったビアグラスもお土産にくださり、とても楽しいひと時でした。

場所柄、気軽に写真を撮影できなかったため、レセプションの時だけ記録させていただきました。

belgium1

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ベルギー大使館はまだ改築されて1年と言うこともあり、とてもオープンで明るく、デザインの垢抜けた建物でした。ファサードからベルギーのデザイン、アートがとりまき、美術館のようでした。

なかなか訪れる機会は少ない場所だけに貴重な体験をさせていただきました。

またヨーロッパに行く機会があれば、ベルギー、ブリュッセルはぜひ再訪してみたい国、都市です。