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2006年03月31日(金)更新

健康のためなら死んでも良い

よく、健康ブームにのめりこむ人を小ばかにする例えとして
「健康のためなら死んでも良い」というのがあります。

私自身も不健康なくせにいろんなことを試してみるのが好き
です。
その中で、実践して効果が高く、続いているものをご紹介し
ます。

「バランスボールを事務椅子にする」

一部のお仲間にはすでに有名なのですが、昨年1月から、
オフィスの椅子をバランスボールという、最近ではヨガのエク
ササイズで使うゴムの大きなボールにしているんです。

家内がピラティスヨガのインストラクターをやっている関係で、
一昨年にボールを一つ買ってきたのが事の発端です。

家では結構かさばって邪魔臭いのですが、説明書を読むと
身体を預けながらストレッチしたり、という使い方以外に、「た
だ座るだけでもインナーマッスルを鍛えられ、背骨や腰の矯
正にもつながる」と書いてありました。

恥ずかしい話ですが、働き始めてすぐに腰痛持ちとなり、疲れ
がたまると、ぎっくり腰になる、という状況が20年近く続いて
いる私にとって、「これは試してみる価値があるかも」と、ピン
ときました。

ま、続かなくても投資は2000円ちょっとですから、そんなに
インパクトはありません。

次の日にはアマゾンで注文していました。

オフィスに届いたバランスボールを膨らます私に、社員は冷や
やかな目で見つめていました。

あまつさえ、

「社長が一ヶ月飽きなかったら私たちにも買ってくださいよ」

とまで。

確かに座っているだけでも、上半身が寄りかかるところがな
いので、帰りの地下鉄で「何でこんなにお腹が疲れているん
だろう」と思うぐらい筋肉を使っているようです。

最初の一月で3キロ落ちました。(今は戻ってしまいましたが)

ただ、驚くことに、あれだけきつかった腰痛および疲れによる
ぎっくり腰注意報が、それ以来ぴたっとなくなったのです。

3ヶ月目には弊社の事務所は全員バランスボールになりました。
(ただし、体調の悪いときは辛いので、今は社員はときどき椅子
にしたり選んでいるようです)

もうひとつの効用は集中力が増すことと、体と頭を揺らすことで
発想が豊かになる(当社比:半分以上プラシーボ)ようです。

身長170センチぐらいでしたら65センチのボールを、ちょっと固
めに空気を入れて使うと良いようです。
しかも65センチは事務テーブルの下にぴったり入るので帰ると
きも邪魔になりません。

少しでもご興味をお持ちで、それでもいきなり買うのはちょっと、
とおっしゃる方は菓子折り持って弊社事務所に見学に来てくだ
さい。(菓子折り代でボールが買えるって!?冗談ですよ)

私の知人友人はすでに10人以上使っています。
「アマゾンのアフィリエイトやればいいのに」というお話もいただき
ましたが、元の価格が2000円ちょっとだと、焼肉食べるまでに
200本ぐらい売らないとダメですね。(減量がやぶへびだって)

ではみなさん、健康で良い週末を!
クロスメディアオフィスの様子

2006年03月30日(木)更新

「コミュニケーション・プロフェッショナルの時代」

美大を出て10年、外資系企業で工業デザイナーをやっていた当時32歳の僕は、心の中でただ茫漠と「40ぐらいになったら独立するのかな」と思っていました。

そのころ、たまたまひと月以上アメリカに出張する機会があり、そこで知ってしまったのです。

本社には「コーポレート・コミュニケーション」という部署があり、トップは取締役。そして部門を越え、企業のメッセージやビジョンを企業の外や内に伝える。
そこで働く「プロ」のコミュニケーターは、半導体から国防関連機器、子供用教育機器まで多岐にわたる事業部の部門間のエゴを解決し、巨大な企業の未来を照らすガイド役を担っていました。

当然自分が所属する日本の子会社にはそんな部署も職能も存在していませんでした。
周りの日本企業を見回しても、ほぼ同様でした。

ドンキホーテになるか。次代を担うキャリアを築けるか。

自分のチャレンジはここから始まりました。
結局はじき出されるように自分の想いで働き始めたのは30半ばでした。
おりしもインターネットの商用利用がスタートしたタイミング。これも機縁にほかなりません。

会社を経営すること、お客様と仕事を通じてお役に立てること、セミナーや講演でのご縁。すべてコミュニケーション・プロフェッショナルとしての「自分の仲間を作りたい」という想いからの発露です。

このブログでは日々の雑感や気付きに加え、可能な限りオンラインコミュニケーションの話題や、まつわる企業や人、サイトを紹介していきたいと思います。今後ともよろしくおねがいいたします。

久米さん、
ご縁をつむいでいただきありがとうございます。