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2010年02月17日(水)更新

大阪に行ってきました。

昨日は日本経営協会関西支部主催の全日セミナーで
「企業ホームページ活用見直し講座」
というタイトルで
お話をしてきました。

日本経営協会さんにはお世話になって丸2年、だいたい
年2~3 回ペースで開催していたのですが、昨年は市況
の悪化で集客が滞り、一度 キャンセルになっていたので
約半年ぶりでした。
参加者数はそんなに多くはありませんでしたが、皆さん
切実な課題を抱え質問も積極的にいただけたので、とても
やりがいを感じました。

終了後、事務局の方からさっそく年内次回スケジュールの
打診をいただき、とてもありがたかったです。
少しずつ景気も回復基調にあるのだと良いなあと思います。

実は昨年あたりから大阪でのセミナーやお客様先訪問が
増え、ここのところは毎月のように訪問しています。

しばらくはセミナーで一日、一泊して翌日お客様とのミーテ
ィングをこなして帰京、というようなパターンが続くかも知れ
ません。

一日置いて明日は宣伝会議の全日セミナーです。
ここ数日は喉を痛めないようにマスク着用の毎日です。

2010年02月03日(水)更新

世界各国の「新聞・雑誌」や「テレビ」への信頼度をグラフ化してみる

面白い記事を拾いました。
「主要国における新聞・雑誌やテレビ(要はマスコミ)に対する信頼度」
についてグラフ化したものですが、「新聞や雑誌」、「テレビ」などのマ
スコミに対する信頼度は日本がずば抜けて高いのです。

しかしこれをして「日本人はいまだおめでたい」と片付けるのは尚早の
ような気がします。
なにしろソーシャルメディアの発展はこのあと急激に起きているのです
から。
実際には上記の調査は2005年とちょっと古いものなのですが、これを
補足するような資料が外資系PRエージェンシー大手のエデルマンさんの
サイトにアップされています


これは非常に面白いです。
過去と照らし合わせてみると2005年以降、マスコミへの信頼度は低下
傾向がはっきりみられています。

興味深いのは2007年当時で日本のオーディエンスは企業のブログより
ホームページを信頼する傾向にありますが米国ではすでに逆転してい
ます。すなわち、記名で生の声のほうが信頼できると判断しているのです。
特に米国のコーポレートブログは意見にもきちんと対応するものが多く、
それゆえの結果だと思いますので、流しっぱなしで対応しない(コメントを
受け付けない)日本の企業ブログではやむない結果かもしれません。

昨日はソフトバンクさんが四半期決算の株主総会をストリーム放送で
同時中継しました。
同時期に約6000人ぐらいの人がメディアの質疑応答まで見ることが出来、
しかもツイッターでコメントを滝のように打ち合う、というものでした。
孫社長は総会の寸前までツイッターでユーザーの声に耳(目?)を傾け、
気に入った提言には「それいいですね。すぐやります!」と答えていました。

softbank

閉会後は一瞬ですがそのライブストリーム画像の画面が会場にも映り、
参加者からも「自分の発言とアイコンが映った」とコメントが流れ、いままで
にない、とても臨場感のある画期的な総会だったと思います。

可視化と対応の早さがすべて、でした。
確実に変わっていく会社だ、と感じました。