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来るべき「コミュニケーション・プロフェッショナルの時代」を担う「企業コミュニケーター」養成ブログ
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2009年06月05日(金)更新
企業ブランドと色:M&M''sチョコレート
手元に古いお菓子のパッケージがあります。
アメリカの有名なチョコレートキャンディーでM&M’sというものです。
ただ、少しいつもと違うのは、パッケージがほぼ、モノトーンだという
ことです。
これらは約5年ほど前にアメリカで行われた
「Help! find our colors!」
というキャンペーンの時のものです。
このキャンペーンは、一定期間、M&M’sの3種類のチョコレートが、
パッケージだけでなく、中身もすべてモノトーンになるというものです。
ただし、その膨大なパッケージの中の(確か)6袋だけ、すべて黄色、
青、赤、茶色、緑、紫、というようにカラーのものが有って、それに当た
ると同じ色のフォルクスワーゲンビートルとフロリダ旅行が当たるとい
うことでした。
その頃はあまり米国出張がない時期でしたので、向こうに住んでいる
友人にメールを送り、悪いけどウォルマートに行って5袋ぐらいずつ買
って送ってくれないか?とお願いして取り寄せました。
(たしか日本では当時のソニープラザでも扱わなかったと思います)
もちろん当たるはずもありませんが、実はこのキャンペーンの時の
M&M’sのウェブサイトがすごかったのです。
(スクリーンキャプチャを残さなかったのが悔やまれます)
このキャンペーン期間中、ブランドサイトはおろか、コーポレートサイトも
すべて、モノトーンのものに作り変えてたのです。
M&M’sチョコレートを使ったお菓子作りのレシピのコーナーも、モノ
トーンのお菓子のレシピになっていましたし、実は「NASCAR」と呼ば
れる自動車レースにもスポンサーになっているのですが、そのレーシ
ングカーまでモノトーンにするほどの徹底振りでした。
キャンペーンサイトやブランドサイトだけで実施するなら期間限定でも
力技ですむでしょう。
しかし企業サイトやスポンサー先までやりぬくのは、全社的なコミュニ
ケーションマネージメントが必要でしょうし、このような会社はたぶん
それらをトップマネージメントから全員が楽しんで実行していたのでは
ないかと思います。
(素で考えると「無駄なことはやるな」とか言われそうですから)
「カラフル」さがアイデンティティとも言えるブランドの、逆手に取った
大胆なアプローチに、Webを眺めながらしばしため息をついていました。
もしこれを今の時代に行っていたら、きっと多くの人たちがブログやユ
ーチューブやトゥイッターのようなコミュニケーションツールで広めてい
ったことでしょう。
組織を超えたコミュニケーションの力を活かせば、まだまだプロモー
ションやコミュニケーションの可能性はいっぱいあると思います。
アメリカの有名なチョコレートキャンディーでM&M’sというものです。
ただ、少しいつもと違うのは、パッケージがほぼ、モノトーンだという
ことです。

これらは約5年ほど前にアメリカで行われた
「Help! find our colors!」
というキャンペーンの時のものです。
このキャンペーンは、一定期間、M&M’sの3種類のチョコレートが、
パッケージだけでなく、中身もすべてモノトーンになるというものです。
ただし、その膨大なパッケージの中の(確か)6袋だけ、すべて黄色、
青、赤、茶色、緑、紫、というようにカラーのものが有って、それに当た
ると同じ色のフォルクスワーゲンビートルとフロリダ旅行が当たるとい
うことでした。
その頃はあまり米国出張がない時期でしたので、向こうに住んでいる
友人にメールを送り、悪いけどウォルマートに行って5袋ぐらいずつ買
って送ってくれないか?とお願いして取り寄せました。
(たしか日本では当時のソニープラザでも扱わなかったと思います)
もちろん当たるはずもありませんが、実はこのキャンペーンの時の
M&M’sのウェブサイトがすごかったのです。
(スクリーンキャプチャを残さなかったのが悔やまれます)
このキャンペーン期間中、ブランドサイトはおろか、コーポレートサイトも
すべて、モノトーンのものに作り変えてたのです。
M&M’sチョコレートを使ったお菓子作りのレシピのコーナーも、モノ
トーンのお菓子のレシピになっていましたし、実は「NASCAR」と呼ば
れる自動車レースにもスポンサーになっているのですが、そのレーシ
ングカーまでモノトーンにするほどの徹底振りでした。

キャンペーンサイトやブランドサイトだけで実施するなら期間限定でも
力技ですむでしょう。
しかし企業サイトやスポンサー先までやりぬくのは、全社的なコミュニ
ケーションマネージメントが必要でしょうし、このような会社はたぶん
それらをトップマネージメントから全員が楽しんで実行していたのでは
ないかと思います。
(素で考えると「無駄なことはやるな」とか言われそうですから)
「カラフル」さがアイデンティティとも言えるブランドの、逆手に取った
大胆なアプローチに、Webを眺めながらしばしため息をついていました。
もしこれを今の時代に行っていたら、きっと多くの人たちがブログやユ
ーチューブやトゥイッターのようなコミュニケーションツールで広めてい
ったことでしょう。
組織を超えたコミュニケーションの力を活かせば、まだまだプロモー
ションやコミュニケーションの可能性はいっぱいあると思います。
2009年06月04日(木)更新
環境先進企業、リコーの広報活動に学ぶ
昨日はお世話になっている橋爪社長率いるPRコンビナート社
主催「評判作り研究会」に参加してきました。
この会も足掛け5年、今回から会場が市ヶ谷に移りました。
今回のトピックは「環境先進企業、リコーの広報活動に学ぶ」という
とても興味深いもので、実際にそれを先導する広報室長の轡
田(くつわだ)さんから直接お話を伺えるということでとても楽し
みにしていました。
CSR全般もそうですが、環境に関わる企業の施策は、どうも
建前でやっているとことが少なくないような気がします。
その最たるものが「地球にやさしい」という言葉です。
その言葉を使う企業の製品や活動、メッセージに、その思いが
どれだけ落とし込まれているか、と捉えてみてみると、単なる
飾りでしかないと見受けられるのです。
環境に関わる企業の取り組みは3段階ある、と轡田さんは言
います。
すなわち
「環境対応」→「環境保全」→「環境経営」
環境保全までのレベルはボランティアや寄付など、コストが発生
して終わり。それは自己犠牲の範疇だといいます。
「環境経営」という視点は非常に厳しく、環境を守ると同時に会社
として利益創出することが前提になるのです。
リコーさんはこれを約30年ぐらい前から標榜されてずっと続けて
こられた。
また、プロパガンダが先行するのではなく、あくまで
「会社としての取り組みがしっかりとあるから広報活動ができる」
とおっしゃっていました。
実際の広報活動とは、
1.継続性を維持するコンテンツの地道な掘り起こし
2.同時に社員の意識を高める方策
3.コミュニケーションに関わる組織の再編と「これに命を懸けて
も良い」という情熱を持った担当者の存在
によって成り立つとおっしゃっていました。
特に3番目が強く心に響きました。
いただいた環境報告書は80ページを越すフルカラーの濃厚な
内容のもので、ある程度専門の方に読まれることを想定して隙
がない作りになっていました。
(考えながら読むとすべてを読むのに20時間ぐらいかかるそう
です)
もうすぐ最新の2009年度版が出来るとおっしゃっていたので、
機会があれば手に取ってみようと思いました。
主催「評判作り研究会」に参加してきました。
この会も足掛け5年、今回から会場が市ヶ谷に移りました。
今回のトピックは「環境先進企業、リコーの広報活動に学ぶ」という
とても興味深いもので、実際にそれを先導する広報室長の轡
田(くつわだ)さんから直接お話を伺えるということでとても楽し
みにしていました。

CSR全般もそうですが、環境に関わる企業の施策は、どうも
建前でやっているとことが少なくないような気がします。
その最たるものが「地球にやさしい」という言葉です。
その言葉を使う企業の製品や活動、メッセージに、その思いが
どれだけ落とし込まれているか、と捉えてみてみると、単なる
飾りでしかないと見受けられるのです。
環境に関わる企業の取り組みは3段階ある、と轡田さんは言
います。
すなわち
「環境対応」→「環境保全」→「環境経営」
環境保全までのレベルはボランティアや寄付など、コストが発生
して終わり。それは自己犠牲の範疇だといいます。
「環境経営」という視点は非常に厳しく、環境を守ると同時に会社
として利益創出することが前提になるのです。
リコーさんはこれを約30年ぐらい前から標榜されてずっと続けて
こられた。
また、プロパガンダが先行するのではなく、あくまで
「会社としての取り組みがしっかりとあるから広報活動ができる」
とおっしゃっていました。
実際の広報活動とは、
1.継続性を維持するコンテンツの地道な掘り起こし
2.同時に社員の意識を高める方策
3.コミュニケーションに関わる組織の再編と「これに命を懸けて
も良い」という情熱を持った担当者の存在
によって成り立つとおっしゃっていました。
特に3番目が強く心に響きました。
いただいた環境報告書は80ページを越すフルカラーの濃厚な
内容のもので、ある程度専門の方に読まれることを想定して隙
がない作りになっていました。
(考えながら読むとすべてを読むのに20時間ぐらいかかるそう
です)
もうすぐ最新の2009年度版が出来るとおっしゃっていたので、
機会があれば手に取ってみようと思いました。
2009年05月28日(木)更新
27日、BtoB法人向けセミナー好評いただきました
27日水曜日、銀座にて対象をBtoB法人に特化した弊社として初めての
セミナーを実施し、多くの企業の方々の参加をいただきました。
弊社では年間数回、自社開催のセミナーやユーザー企業の方を集めた
座談会、アンケート調査などを実施しておりますが、このようにBtoBに
業容を区切ったセミナーは初めてになります。
なぜ今回、BtoBに特化したかというと、 景気の厳しい折、元々広告宣伝
費を潤沢に持ち合わせない傾向があるBtoB企業だからこそ、広報コミュ
ニケーションを活用することが重要だと考えているからです。
また、そのなかでもWebの活用に関してはまだまだ各企業とも作りっぱ
なしの状況で、これからどうしたらよいか、という相談が、後を絶ちません。
当日はサッカー日本代表の試合があるということをセミナールームの予約
終了後に気がつき、集客に不安もありましたが、製造からサービスまで、
業容の大小合わせて様々な企業の方がお集まりくださいました。
目的は弊社のサービスや強みを知っていただくというものですが、出来る
だけ具体的な参照事例や、参加企業のWebサイトに対するワンポイント
アドバイスなどを実施することで弊社の知見や視点を理解していただけれ
ばと、そのような構成でお話を進めさせていただいた結果、「予想以上に
参考になった」とお褒めの言葉をいただきました。
セミナーを実施し、多くの企業の方々の参加をいただきました。
弊社では年間数回、自社開催のセミナーやユーザー企業の方を集めた
座談会、アンケート調査などを実施しておりますが、このようにBtoBに
業容を区切ったセミナーは初めてになります。
なぜ今回、BtoBに特化したかというと、 景気の厳しい折、元々広告宣伝
費を潤沢に持ち合わせない傾向があるBtoB企業だからこそ、広報コミュ
ニケーションを活用することが重要だと考えているからです。
また、そのなかでもWebの活用に関してはまだまだ各企業とも作りっぱ
なしの状況で、これからどうしたらよいか、という相談が、後を絶ちません。

当日はサッカー日本代表の試合があるということをセミナールームの予約
終了後に気がつき、集客に不安もありましたが、製造からサービスまで、
業容の大小合わせて様々な企業の方がお集まりくださいました。
目的は弊社のサービスや強みを知っていただくというものですが、出来る
だけ具体的な参照事例や、参加企業のWebサイトに対するワンポイント
アドバイスなどを実施することで弊社の知見や視点を理解していただけれ
ばと、そのような構成でお話を進めさせていただいた結果、「予想以上に
参考になった」とお褒めの言葉をいただきました。
2009年05月24日(日)更新
22日、非営利法人向けセミナー好評いただきました
22日金曜日、銀座にて対象を非営利法人に特化した弊社として初めての
セミナーを実施し、約10団体の方々の参加をいただきました。
本来は「一般的な株式会社などの法人ではない団体」とかなり広義に括っ
ていたので、IT関連の団体から農業、人材育成、エネルギー、医療、宗教
関連と幅広い分野からご参加いただき焦点が定まらずにご不満をいただく
事は無いかと懸念もしていました。
しかし内容に関しては「日ごろ見落としていた視点を認識する事が出来た」
など、ポジティブなご意見を多数いただくことができ、少し胸を撫で下ろ
しました。
なぜ今回、非営利法人に特化したセミナーを実施したか、というとその理
由は大きく分けて3つあります。
一つは昨今の市況の悪化を受け、今年に入ってから弊社への問い合わせに
は変化が表れました。いわゆる一般的な企業からの問い合わせが減り、こ
のような団体からのものが増えてきたということ。
もうひとつ、米国政府は経済の立て直しの一環として富裕層への増税を実
施したのですが、この結果富裕層からのいわゆるNPO関連団体への寄付が
減る。それに対応するために民間企業に先んじてもこのようなNPO関連へ
の援助を実施し、そこから雇用や仕事の需要を喚起し、より健全な労働力
と業務を生み出す、という話を聞いたからです。
日本の行政リーダーからはなかなかこのようなアクションが見えてこない
のは残念ですが、その一助になればという思いがあります。
最後は私自身もある人材育成関連の非営利団体(役員全員がボランティア
参加)に参加している、ということで、思いを同じくする所が少なからず
あると考えているためです。
思い返してみると、日ごろ実施している宣伝会議やPR、経営関連団体での
セミナーにおいてもこのような団体の広報やコミュニケーション担当者の
参加が年々増えてきているのです。
ただ、その時の出会いはやはり「セミナーの先生」という立場であり、そ
れ以降「雨宮さんやクロスメディア・コミュニケーションズさんはどんな
サポートをしてくれるの?」というところが伝わらず、お問い合せのポイ
ントがつかみにくかったと言われる事もあったので、そのご紹介の機会と
もさせていただきました。
今回は初回ということもありこじんまりとスタートしましたが、個々の参
加団体に向けワンポイントアドバイスも実施し、課題の解決に向けた一歩
をご呈示する事が出来たのではないかと自負しています。
今後も継続的にこのような機会を持ち、弊社の知見やバリューを理解して
いただくことができればと思います。
セミナーを実施し、約10団体の方々の参加をいただきました。
本来は「一般的な株式会社などの法人ではない団体」とかなり広義に括っ
ていたので、IT関連の団体から農業、人材育成、エネルギー、医療、宗教
関連と幅広い分野からご参加いただき焦点が定まらずにご不満をいただく
事は無いかと懸念もしていました。
しかし内容に関しては「日ごろ見落としていた視点を認識する事が出来た」
など、ポジティブなご意見を多数いただくことができ、少し胸を撫で下ろ
しました。
なぜ今回、非営利法人に特化したセミナーを実施したか、というとその理
由は大きく分けて3つあります。
一つは昨今の市況の悪化を受け、今年に入ってから弊社への問い合わせに
は変化が表れました。いわゆる一般的な企業からの問い合わせが減り、こ
のような団体からのものが増えてきたということ。
もうひとつ、米国政府は経済の立て直しの一環として富裕層への増税を実
施したのですが、この結果富裕層からのいわゆるNPO関連団体への寄付が
減る。それに対応するために民間企業に先んじてもこのようなNPO関連へ
の援助を実施し、そこから雇用や仕事の需要を喚起し、より健全な労働力
と業務を生み出す、という話を聞いたからです。
日本の行政リーダーからはなかなかこのようなアクションが見えてこない
のは残念ですが、その一助になればという思いがあります。
最後は私自身もある人材育成関連の非営利団体(役員全員がボランティア
参加)に参加している、ということで、思いを同じくする所が少なからず
あると考えているためです。
思い返してみると、日ごろ実施している宣伝会議やPR、経営関連団体での
セミナーにおいてもこのような団体の広報やコミュニケーション担当者の
参加が年々増えてきているのです。
ただ、その時の出会いはやはり「セミナーの先生」という立場であり、そ
れ以降「雨宮さんやクロスメディア・コミュニケーションズさんはどんな
サポートをしてくれるの?」というところが伝わらず、お問い合せのポイ
ントがつかみにくかったと言われる事もあったので、そのご紹介の機会と
もさせていただきました。
今回は初回ということもありこじんまりとスタートしましたが、個々の参
加団体に向けワンポイントアドバイスも実施し、課題の解決に向けた一歩
をご呈示する事が出来たのではないかと自負しています。
今後も継続的にこのような機会を持ち、弊社の知見やバリューを理解して
いただくことができればと思います。
2009年05月21日(木)更新
マスクが足りない
インフルエンザの影響でどこもマスクが売り切れ、と大騒ぎになって
います。
マスク自体の効果云々ということもあるのでしょうが、とりあえずの
予防としてやはり安心感を得られるからかもしれません。
ネットではさっそく「ペーパータオルでマスクを自作する方法」などの
話題で盛り上がっているようです。
この記事を読んだとき、不謹慎ですが
「企業のロゴ、もしくはURLを刷り込んで駅で配ったらポケットティッ
シュより効果が高いだろうな」
と思いました。しかも一袋1枚にすればコストも安いでしょうし、
「効果的な予防方法」のようなチラシをつけ、その裏面に自社の
宣伝も入れれば完璧です。
実はもう今頃、広告代理店さんが発注かけているかもしれませんね。
こんなことを考える変なクセがついたのも、古い友人のおかげさまで
す。
その方は、今はデザインディレクターとして世界的な活躍をされている
ナガオカケンメイさん。
最初にお会いしたのはもう12年も前。西麻布の日本料理店でした。
当時、「発想家」を名乗っていたケンメイさんはとにかくユニークな方
で、初対面なのに「洗車とエンターテイメントを組み合わせた洗車テー
マパーク」だの「ペットの犬の毛にダスキン処理を施し家で飼えばホコ
リも取れて一挙両得」だの、ぶっ飛んだアイディアを披露してください
ました。
なるほど。
思考の柔軟さを失わないことの重要さをイヤというほど教えていただき
ました。
以下の本は、その時代のケンメイさんの発想家としての集大成です。
機会があればぜひ手に取ってみてください。(弊社オフィスにもあります)
ブラボー!すきまな広告
マスクの手作りも柔軟な発想のひとつ。
ない、ない、とさわぐより、代替品で自作してみるほうがクレバーかも
しれません。
います。
マスク自体の効果云々ということもあるのでしょうが、とりあえずの
予防としてやはり安心感を得られるからかもしれません。
ネットではさっそく「ペーパータオルでマスクを自作する方法」などの
話題で盛り上がっているようです。
この記事を読んだとき、不謹慎ですが
「企業のロゴ、もしくはURLを刷り込んで駅で配ったらポケットティッ
シュより効果が高いだろうな」
と思いました。しかも一袋1枚にすればコストも安いでしょうし、
「効果的な予防方法」のようなチラシをつけ、その裏面に自社の
宣伝も入れれば完璧です。

実はもう今頃、広告代理店さんが発注かけているかもしれませんね。
こんなことを考える変なクセがついたのも、古い友人のおかげさまで
す。
その方は、今はデザインディレクターとして世界的な活躍をされている
ナガオカケンメイさん。
最初にお会いしたのはもう12年も前。西麻布の日本料理店でした。
当時、「発想家」を名乗っていたケンメイさんはとにかくユニークな方
で、初対面なのに「洗車とエンターテイメントを組み合わせた洗車テー
マパーク」だの「ペットの犬の毛にダスキン処理を施し家で飼えばホコ
リも取れて一挙両得」だの、ぶっ飛んだアイディアを披露してください
ました。
なるほど。
思考の柔軟さを失わないことの重要さをイヤというほど教えていただき
ました。
以下の本は、その時代のケンメイさんの発想家としての集大成です。
機会があればぜひ手に取ってみてください。(弊社オフィスにもあります)
ブラボー!すきまな広告
マスクの手作りも柔軟な発想のひとつ。
ない、ない、とさわぐより、代替品で自作してみるほうがクレバーかも
しれません。
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