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2006年08月10日(木)更新

デザイナーが創った学校

「ダイソン」といえば、「フィルターを使わない掃除機」で有名です。
我が家でも使っていますが、本当に気持ちの良い強力な吸引力。
こどもが喘息持ちなので、とっても重宝しています。

このメーカーはユニークで、創始者のジェームス・ダイソンが工業
デザイナーで、自らデザインした掃除機を自ら会社として販売して
いるのです。
今では、事業家としても成功したダイソンですが、元々はクルマの
コンセプトデザインを手がけるなど、工業デザイナーとしてもかなり
の実力を持った人でした。

このような場合、たいがいスターデザイナーとして活躍する場合が
多いのですが、かれは自身のデザインで会社を興すというとても
ユニークなアプローチにでました。

そして、今回、学校創立というニュースを見たのですが、面白いのが
その対象年齢!
12歳から18歳、というのです。

デザイナーとして活躍した人が教育に関わることは稀ではありませ
んが、このようなユニークなコンセプトは見たことがありません。

日本でもこのような「投資」をできるデザイナーやクリエイターが増え
るといいなあ、と思います。

http://www.dysonschool.com/

2006年08月09日(水)更新

メッセージの重要性

独立してから10年近くビジネスをしていますが、ここ数年で
やっと「やりたいこと」と「お客様のニーズ」が合ってきたと強く
感じるようになってきました。

「企業コミュニケーション」もしくは「コーポレートコミュニケーシ
ョン」といっても、「それは何なの?」、「何故必要なの?」と
言われることがほとんどでした。

しかし最近問い合わせをいただく数々の案件、たとえばイント
ラネットや企業WEBサイトのリニューアル、ロゴ規定の標準化
など、プロジェクトの根っこにあるものがすべて企業コミュニケ
ーションに関わる問題なのです。
論理のすり替えではなく、テクノロジーやデザインだけでは
解決できない問題が置き去りにされてきたのかもしれません。


現在、弊社の業務をより「企業コミュニケーションのプランニン
グやアドヴァイス」に集中すべく、自社WEBサイトのリニューア
ルも行っている最中ですが、その間にもいただくお問い合わせ
がやはりいくつかのキーワードの連なりであることがわかります。

そうなると普通はSEOの話になりますが、キーワード単体よりも
キーワードの連なりによるメッセージが響いているような気がし
ます。

このブログや会社のWEBサイトでも、ストレートでわかりやすい
メッセージを、継続的に伝えていく事の重要性を実感しています。

2006年08月08日(火)更新

北海道旅行

北海道に遊びで行くのは3度目。
以前の2回は20代半ばのとき、バイクツーリングでした。
そのとき、ほとんどぐるりと道内を一周したのですが、例外的に
行かなかったのが旭川と富良野、というわけで、今回はその2
箇所を中心に遊んできました。

といっても、本当の理由はやはり!日本中のマーケッターの注
目の的、旭山動物園です。(8年間で入場者数が10倍以上!
ユニークな行動展示で一躍有名)
ペンギンは空を飛び、オラウータンが頭上を歩き、トラやヒグマが
目の前で手をかけようとする!
行動展示そのものは、各建物の作りもあわせて「良く出来ている」
の一言ですが、それだけじゃない、ソフトウェア(コミュニケー
ションやメッセージのプレゼンテーション)が素晴らしい!

例えば、動物の生態に関する説明パネルがすべて色サインペンの
手書きで(まるで小学生の研究発表のように)書かれているのです。
このようになっていると、とても子供の(大人も)目を引き、
「読んでみよう」という気にさせるのです。

建物も人の導線を考え、下から、横から、上から、と様々な角度から
違った視点で見られるようになっています。

これは他所とはちがう!
子供だけではなく、大人も感動しました。

上野や多摩にくらべてもそんなに大きな動物園ではないのですが、
チャームにあふれています。
市立ということもあり、中学生以下は入場無料。
大人も1回580円ですが、年間パスポートが1000円なので2回で
元を取ることが出来ます。

旅行最終日がちょうどチンパンジー舎のオープニングだったので
再訪し、しっかりパスポートの元を取ってきました。

2006年08月07日(月)更新

世田谷区民限定、羽田空港までの行き方

本日は休暇明けでどたばたすると思い、昨日オフィスに顔を出し、
メールの整理だけでも、と思ったのですが、レスを打ったりなんや
かやで3時間もかかってしまいました。
おかげで今日は朝からスムーズに仕事ができたのですが、まだ
頭の中は完全にリカバーできていないのがホンネです。
今日は先週の旅行の顛末のエピソードです。
先週は夏期休暇で家族で北海道に行ってきたのですが、2日前の
バレエの発表会も39度近い熱で乗り切った娘は旅行出発前夜の
夜中まで娘の熱が引かず、朝方までほとんど徹夜で看護し、「行く」
「行かない」の押し問答の状況でした。
朝10時に羽田発エアドゥ札幌行きに乗る予定で、羽田までクルマで
行って、と思ったのですが、どたばたしているうちに7時の出発のつも
りが8時になり、
「こりゃ到底2時間では羽田に着かないなあ」
とおもい、急遽電車で行くことにしました。
電車なら確実に1時間半もあれば着くからです。

で、いきなり帰りの話ですが、帰りもぼろぼろに疲れていたため、
タクシーで帰ることにしました。
その帰りのタクシーの運転手の方に、行きの顛末を話したら、とても
よい情報を教えてくださいました。

「ちょっと前に用賀で議員の方をお乗せして、羽田まで、といわれた
ことがあったのだけど、その時間は環八が詰まっていて、到底間に
合わない、と申し上げたところ、その方の指示は『第3京浜で横浜に
行きそこから首都高で羽田に行ってください』というものでした。その
とおりにいったら40分で羽田に着いた」というものでした。

なるほど!
確かに首都高湾岸の上りは羽田から先が詰まるわけで、羽田まで
なら大丈夫、というわけなのだそうです。

今度は使ってみようと思います。
朝、京急蒲田の踏み切り、ぜったいスムーズに通れないからなあ。。

ちなみに帰りのタクシーは土曜の夜ということもあったのですが羽田
から世田谷喜多見(狛江のチョイ手前)まで、多摩堤通り経由で40
分で戻れました。

プロのドライバーのお話はとても参考になりますよね。
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