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2006年06月23日(金)更新

「香り」の効用

金曜日は健康関連のネタを書くことが多いですね。


そもそもヘビースモーカーだった私がタバコをやめるきっかけになっ
たのは、最初に勤めた会社の仕事環境でした。
いや、本当にレベルが高くてついていけなくて苦しくて苦しくて、、
勤めて半年後の年末に軽いうつ病で寝込んでしまい、そのときに
タバコが吸えなくなってしまったのです。

怪我の功名といえばそうかもしれませんが、それ以来、1本も吸って
いません。

ただ、タバコを吸うときの気分転換の感じは好きでした。
今はそれがないのですが、ちょっとした気分転換に「香り」を使って
います。

「香り」といっても香水ではないのです。
香水は、どちらかというと他人を意識させるために使う(昔、お仕事を
いただいた香水会社の社長は、はっきりと「誘惑のために使うのが
そもそもの用途だ」とおっしゃっていました)ものかもしれませんが、
そのつもりは残念ながら、ありません。

今使っているのは、北海道のお土産に友人からもらった「ハッカ油」。
本当に清々としたミントの香りがします。
ちょっとおでこや首筋につけるだけで気分がシャンとします。

もうひとつは「ティーツリーオイル」。
これはオーストラリアに自生する常緑樹の葉から抽出した精油です。
元々非常に強い殺菌力があり、オーストラリアでは自然治療などに
広く用いられてきました。
これは小さなスプレーボトルにものすごく薄めてもっています。
ちょっと汗かいたときや、タバコや食事のにおいで服ににおいが着いた
時にも1発です。
市販されているケミカルな感じの脱臭剤やデオドラントが肌に合わない
ので、重宝しています。

「ちょいワルおやじ本」は、最近しきりに男性のスキンケアの特集を組
みますが、モロに化粧品メーカーの市場拡大に乗っているようで、素直
でない私は無視を通していますが、ティーツリーオイル1本でも効用は
かなりあると思います。
ぜひ試してみてください!

さて、だんだんワールドカップが面白くなってきて、毎晩夜更かしが
続いています。。。予
選リーグが終わると、いよいよ!一線も見逃したくなくなる日々。
日本代表は残念でしたけど、W杯はこれからですからね!
おかげで今週、一度もプールにいけなかったので、明日は昼間に泳
いでこようとおもいます。
プールの中で居眠りしてしまうかも。

2006年06月22日(木)更新

宣伝会議「Webライティング入門講座」

7月1日より、宣伝会議さん主催の「Webライティング入門講座」が
始まります。
ちょうど1年前、第1回が開催され、今年は2回目です。

講演会は別として、僕が関わるセミナーのほとんどは10~30名、
というスケールが多く、前回は80名近い人が教室にギュウギュウ
詰めだったので、その迫力に押された記憶があります。
宣伝会議さんの営業力ももちろんあるのでしょうが、そもそもこのよ
うなセミナーの需要が高いのでしょうね。
前回は20回近くある講義のちょうど中盤で「WEBメディアの特性」
みたいな話をさせていただきました。今回も講師のオファーをいただ
き、昨年同様かと思っていたのですが、
「今回はトップバッターでぜひ第1回にお願いします」
といわれ、緊張しています。

私はコピーライターとしてのプロではありませんし、講義の主軸とは
内容が少々異なりますから、却って冒頭のほうが良いとは自分でも
思うのですが、久しぶりに緊張します。。

このように具体的な内容のシリーズセミナーの場合、複数の講師
が担当することもあり、また、受講する側のスキルや知識、経験、
目的も様々なので、全てにとを満足させることはとても難しいです。

しかし、Webそのものがどうしても技術主導で、コミュニケーションメ
ディアとして捉えたとき、「どう伝えるか?」の部分はまだまだ発展す
る余地が大きいと考えると、Webライターという職能にはさまざまな
展開の可能性を感じます。

宣伝会議「Webライティング入門講座」

2006年06月21日(水)更新

短いメールほど気をつけろ

社会人になったのが1983年だから23年前ですか。いやはや。
しかしその当時、僕が所属するデザインスタジオにはネットワーク
端末とインパクトプリンター(2~3枚つづりのプリンター用紙で、
蛇腹に長くつながっていて、両側に並んだ穴にギヤをかませて
送っていく。このプリントのコピーをカーボンコピーと言い、電子
メールのCCの元になっている)がありました。

使えるのは英語だけだけど、直接米国本社とやり取りができる
のは画期的でした。ただし、手元にハードディスクもテープドライ
ブもない単なるネットワーク端末でしたので、メールを書いている
途中でシステムがダウンしたり、送ろうと思って送信ボタンを押
したら、そのままメールが消えた、何てこともしょっちゅうでした。

そのたびに端末のブースから上司やマネージャーの叫び声が
聞こえてきたのを今でも良く覚えています。

僕自身は、まだそんなに英語に自信がありませんでしたので
常に「簡潔に、伝わるように」と心がけていました。
実際、米国の同僚や上司は、英語が母国語でない私たちのメー
ルを「おもんばかる」気持ちが強かったので、それほど問題は
ありませんでした。
社内的に、日本語で電子メールが打てるようになったのは85,6
年ごろだったと思います。
問題はそれ以降に起こりました。

ついつい、英語のメールのノリで、余分な説明は避け、簡潔な
メールを書いていたのですが、ある日マネージャーから、
「お~い、雨宮くん、人事の○○さんからこんなメール来たけど
だいじょうぶかぁ?」といわれました。

要は、
「あんたの部下からこんな失礼なメールが来た。どういう教育を
しているんだ?(以下添付参照)」
というものです。

もちろん、私にはそんなつもりはなく、短いメールゆえの誤解
だったのです。
私の上司もそんなことはわかっていて、相手にしませんでしたし、
「君が誤解を解くのはそんなに難しい話ではないだろうから自分
で解決しなさい。どうしてもトラブルが続くようなら私がサポート
するよ」
といってくれました。

会社のメールで顔文字や(笑)とするわけにもいかず、それ以降
は昨日書いたように、まず、どんな手段でコミュニケーションとれ
ば最適かを考えるようになりました。
いまだ、失敗することもありますが、できるだけ「何を伝えたいか」
よりも「どう受け取られるだろうか?」を考えるようにしています。

2006年06月20日(火)更新

「電子メールの使い方」

本日の日経「ネットと文明」に「メール洪水」と題して、面白い
記事が載っていました。

社員間の情報共有にメールをつかうあまり、結果的に「読まな
いメールの洪水」になっている、というのです。

社員は保身のために同僚宛のメールに、上司へCCを入れる。
上司はそれをすべて確認していたら自分の仕事ができない、
というわけです。

これと同じ状況は、15年前に、当時勤めていた会社で起きて
いました。
そのときはマネージャーがアメリカから来るメールを何でもかん
でも転送して部下に「ダウンロードしたつもり」でいました。

転職した会社ではそれとまったく正反対の状況で、「このメール
の情報が本当に必要な人は誰か」を熟慮してからでないとメー
ルを出せませんでした。
そのルールを守らないメールはスパムとなり、徹底的に無視さ
れます。

それ以前に、タイミングと伝わり方を考えたら、今、会って話すの
がいいのか、電話がいいのか、メールがいいのか、考えてから
行動を起こしていました。

「勝てる組織であるために、まずコミュニケーションが大事」という
前に、どのようなコミュニケーションが最適か、を考える習慣があ
るのが大きい差になるのだな、と感じました。

本社に出張したとき、当時の社長(アンディ・グローブさん)のスピ
ーチライターの方とミーティングをしたとき、興味深い話を聞きまし
た。

「カズ、アンディは毎日何通ぐらいのメールを受け取ると思う?」
答えは「数十通」というもの。
みんな、本当に彼に伝えるべき内容は何か、を精査して出している
のだそうです。逆に言えば、必要と有れば誰でもアンディにメールが
出せる、ということでもあります。

この話はもう少し続けてみます。

2006年06月19日(月)更新

たぐい稀なるパンを食す会

ここ数年、毎年4月になると日本PR協会主催の「新人広報担当者の
ための講座」で、ひとコマ「WEBと広報」について話をさせていただく
ことになっています。

昨年のメンバーは面白く、有志が早々にメーリングリストを組み、その
後も交友会を重ねています。

わたしも講師という立場を越え数ヶ月に1度の食事会に参加させてもら
っています。
これもまた、ひとえに幹事役の青年のマメさに支えられているのですが、
みな思いが熱く、面白い方々ばかりです。

先週の金曜日は私の会社の会議室を開放し、近所のユニークなパン屋
さん(デュヌラルテ)のパンを肴に生ハムやチーズ、それとワインでパーテ
ィーをしよう、ということになり、総勢12名、アットホームな感じでしたが、
楽しく語らうことができました。

デュヌラルテのパンは、元々フレンチのシェフが考えてスタートしたもので、
それぞれが個性的でとても味わいが深いです。
お店もとってもユニーク。骨董どおりの裏路地を入ったところ(六本木通り
からはレストランノブの横道を入ったところ)にあり、たたずまいはまるで
ブティックのようです。

デュヌラルテのパンでパーティーを開くのは初めてで、どのぐらいのボリュ
ームがあれば良いかわからず、ちょっと余りましたが、皆それぞれに持ち
帰ることができ、良いお土産になりました。

また集まりましょう。
参加された皆さんどうもありがとう!

デュヌラルテ
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