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2009年07月08日(水)更新

この会議にいくらかかってると思っているの?

元々は海外のアイディアで
参加者の平均人件費X参加人数X時間=会議のコスト
を割り出し、コスト感覚を養おう、というウェブアプリケーション
があったのですが、

あっという間にその日本版ができ、「Idea * Idea」で紹介され
ていました。

oikura

さすが日本版は細やか。
「その会議おいくら?」

月給換算で役職別にインプットできますし、時間の経過とともに価格が
上がっていきます。

きっと会議室の脇にみんなが見えるようにディスプレイを立てたり、別の
プロジェクターで照射しても良いですね。

まあ「Idea * Idea」でも書かれていますが、始終こんなの見ていたら
気になって却って生産性は落ちてしまうかもしれません。

でも、大事なのは(特に広報やコミュニケーションに関わる担当者は)
自分の仕事の単価を知っておくことや自分の活動の生産性、もしくは
成果を定量的なデータ(一番端的なのは金額=コスト)で捉えておく
ことです。

企業Webやイントラ、社内報なども、関わる人間の人件費も含めて総
開発運営コストを捉えると、占める印刷費の少なさに愕然とするばかり
か、経営者視点に立つと「トータルコスト(大半が人件費)から考え直そ
うかなあ」と思えるのがよく理解できるはずです。

脅かすつもりはありませんが、このようなコスト意識をしっかり持って
コミュニケーション・プロジェクトに関われば、コミュニケーターは
ビジネスに即した具体的な達成目標やその優先度をつけることも楽に
なるのです。

会議の生産性を向上させる方法は色々とあるのですが、試しに、遊びの
つもりでこんなツールを一度使ってみるのも面白いのではないでしょうか。

2009年07月08日(水)更新

【経営者会報ブログ】明大生との一問百答

この「経営者会報ブログ」は【明大生との毎週一問百答】という機会があり、
社会人と学生との交換書簡のようなことができるブログになっています。

今週の質問は以下のようなものでした。


<質問>------------------------

就職活動をきっかけに日経新聞を読むようになったのですが、
「みんな読んでいるから」ぐらいの気持ちで読んでいるので、
目的を持って読めるようになりたいと思っています。

経営者のみなさまは、どのようなところに注目して読んでいますか?
また、何分くらい時間をかけて読んでいますか?
そもそも、読む必要があるのでしょうか?

教えていただけたら幸いです。

             (明治大学商学部 小室翔吾さん)
>----------------------------

私も元々は広報でメディアリレーションをやっていましたので、現役時
代は

日本経済新聞
日経産業新聞
日本工業新聞
日刊工業新聞
電波新聞
朝日新聞

の6紙を読んで(チェックして)いました。
もちろん自社の活動に即した視点で斜め読みですが、慣れてくると「必要
な情報」が効率よく拾えるようになってきます。
なので、新聞の読み方としては「まんべんなく」ではなく、たとえば「環境
問題」とか「雇用問題」とか、テーマを絞って見たり、クリッピング(切り抜
き)を作ったりするとより頭に残るようになります。

皆さんのようにスマートな「インターネット世代」であれば、

「それならわざわざ新聞紙を読まなくてもニュースサイトに特定の興味の
あるジャンルやキーワードでRSSフィードを受けて情報を得れば効率的で
よいではないか」

と思われるはずです。

しかしニュースソースとしてネットニュース(特にRSS配信)と紙の新聞と
の一番大きな違いは何か?というと

「新聞は興味のない情報も目に入る」

ということなのです。

興味を絞って見るから逆に興味のない情報が目に付く。
「へぇ~この商品はこんな売り方しているのか」
などという引き出しが考え方の柔軟性につながるのだと思います。

私自身も一時はRSSリーダーで興味のあるニュースのフィードを受け、
携帯で通勤時に読んだりしていましたが、却って画一的で義務感にとらわれ
やめてしまいました。
情報は吸収したいという欲求がないと頭に入ってこないようです。

日本経済新聞の話に戻りますが、基本的には日経は「社会面」も「スポー
ツ欄」もある「一般紙」だと思います。もし就職を念頭に色々な産業分野
の研究をしたいというのであれば、ページごとに産業分野を区切っている
「日経産業新聞」は読みやすく、記事も一歩深く踏み込んでいるので面白
いですよ。

ご参考になれば幸いです。

2009年07月07日(火)更新

2009IABCレポート:セミナー開催のお知らせ

いつも色々とお世話になっているPRコンビナート橋爪社長のご厚意で
今回のIABC参加を通して学んだ「世界のビジネスコミュニケーション」
の現状を少しだけお話できるチャンスをいただきました。

来る7月29日(水)「評判作り研究会」セミナーです。

1時間ちょっとの時間ですが、

1.自己紹介と、なぜこのような団体に興味を持ったのか
2.IABCの紹介と独自性
3.昨年と今年のコンファレンスに参加した印象とトピック、キーワード
4.海外が捉える企業社会の変化とコミュニケーターの役割、重要性
5.日本の企業社会におけるチャンス、コミュニケーターの可能性

をお話しする予定です。

概要は以下の通りです。詳細はPDFを参照してください。
*もしこのブログを見てこのセミナーご参加を希望される方は、私自身の
特別優待枠(会員価格でのセミナー&サロン参加)を少しだけいただいて
おりますので、弊社Webサイトの問い合わせフォームから必要事項をご
記入の上、
「評判づくり研究会セミナー参加したい」
と書いてお申し込みください。案内をご連絡いたします。

http://www.crossmedia.co.jp/inquiry/
(先着順ですので席が確保できない場合はご容赦ください。7月7日の
時点で、すでに全体席数の半分ちょっとは埋まっているそうです)

私自身はすでにIABCの会員として参画していますが、このような情報
交換やこれから参画される方々へのサポート、アジアや世界大会での
日本からの参画の強化などをお手伝いしていきたいと考えています。
もし、ご興味やお手伝いをいただける方がいらっしゃればぜひこちらも
上記の問い合わせフォームからご連絡ください。私のメールアドレスを
ご存知の方はは直接ご連絡いただいても結構です。
活動や参画のベネフィットなど、別途の機会に詳細をご紹介いたします。

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第54回 「評判づくり研究会」セミナー

2009年7月29日(水) 18:00~19:30 【定員40名】

テーマ
「世界の広報(PR)パーソン達の意識と新たな影響力」 
~一流のPRマンから学ぶ vol.2~

講演者
クロスメディア コミュニケーションズ株式会社
代表取締役 雨宮 和弘氏

会 場 TKP東京駅丸の内会議室
※セミナー終了後「サロン」を開催します(19:30~20:30)

参加費
【法人・個人会員】
\4,000(セミナー&サロン)、\3,000(セミナーのみ)、\3,000(サロンのみ)/1名様
【学生会員】
\3,000(セミナー&サロン)、\2,000(セミナーのみ)、\2,000(サロンのみ)/1名様
【非会員】
\8,000(セミナー&サロン)、\5,000(セミナーのみ)、\4,000(サロンのみ)/1名様

申込締切
2009年7月24日(金)

より詳しい概要は以下のPDFをダウンロードしてください。
http://www.prk.co.jp/hyoban/seminar/images/sem054_sheet.pdf
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2009年07月06日(月)更新

IABC2009参加記(12)オマケLast

最後に今回のサンフランシスコで撮影したいくつかの写真を
記念にご紹介しましょう。

2009iabc47
マーケットストリート@カストロのカフェ

2009iabc48
マーケットストリートの巨大な画材やさん
2009iabc49
レトロなデザインのストリートカー

2009iabc50
ペプシの広告

2009iabc51
サワードゥーブレッドに入ったクラムチャウダー。SF名物です。

2009iabc52
どこかで見たようなネコ?脱力系(笑)

2009iabc53
サンフランシスコといえば、坂道!

2009iabc54
朝市のフルーツ売り。チェリーがおいしそう。

2009iabc55
地下鉄の券売機。携帯のリサイクルを呼びかけていました。

2009iabc56
ストリートミュージシャンは沢山いますが実力と見た目が一致する人は少し。

2009iabc57
やはりエイズ関連のキャンペーンは盛んです。

2009iabc58
地下鉄ホームは広いけど車両は2両編成。そしてすぐ来ます。

2009年07月06日(月)更新

IABC2009参加記(11)オマケ

さて最終オフ日。
昨年は時間的にも余裕があり(余裕をつくり)、せっかくのニューヨークという
ことで美術館めぐりやタウンウォーキングにも精を出したのですが、ことしは
1日だけフリーの時間を作りました。

南に下りて古巣のシリコンバレーに行き、スタンフォードの周りを見ようとも
思った のですが車がないので電車で東に移動し、バークレーに行きました。
バークレーは大きな町ですが、それでも徒歩圏内でかなりの散策が可能
です。

やはり大学が中心ということもあり、昔ながらの巨大なレコードショップや
マニアックな(ビル1件の)古本屋さんもあります。
若い世代の街といっても、昨日のヘイトアシュベリーとはだいぶ違います。
今回は朝早くおきてお店が空く前の時間、バークレーの大学のキャンパス
の中を散歩してみました。実際には東西に横切るだけでも優に15分はか
かる大きさがあり、圧倒されます。

2009iabc38
中央のタワー

2009iabc40
トラッドな競技場の外壁

2009iabc39
モダンなデザインのファシリティ


2009iabc46
穏やかな表通り

2009iabc45
映画館の外観は思いっきり古いのですが中はどうでしょう?

2009iabc43
ストリートアートも地域性が出ています。

2009iabc44
バスを待つ学生。絵になっていました。

2009iabc41
お店の看板もユニークです。

2009iabc42
ドーナツやさん。良い油を使っているのだとか。誘惑に負けて食べました。

今回は出来るだけ無駄遣いはやめようと、CDの類はほとんど買わなかった
のですが、結局デザイン関係の古本を掘り出してしまい、80ドルぐらいで
貴重な本を推定3キロぐらい買い込んでしまいました。

そのうちのひとつは「Wearing PROPAGANDA」という展覧会の目録(写真集)
で、日本、英国、米国から集められた、1931年から1945年の間にプロパガ
ンダとしての役割を果たした衣服、スカーフ、アクセサリーを集めたものです。

propaganda

これらは時々骨董市でも見かけますが非常に貴重で高く、まとまってみる機
会が日本ではほとんどないため、興味深いものでした。

http://www.japandesign.ne.jp/HTM/NY/0512/
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