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2006年05月08日(月)更新

見たこともない映像に感動

みなさん連休は有意義に過ごされましたか?
わたしはほとんど近場で家族と過ごしていました、。

土曜日は、昨年同様、大手町の逓信総合博物館に展覧会を見に行
きました。
昨年はエスティーローダー卿の集めた戦前の日本の絵葉書のコレク
ションで、子供は30分でリタイヤですが、なかなか見られないも
のが多くとても有意義でした。
今年は円谷プロのウルトラマン博覧会なので子供は大喜び。
普段では考えられませんが連休中だと大手町もガラガラで、車で
行っても野村證券の前に堂々と路駐が出来るのでとても便利です。

ところで連休前の4月27日、テレビ朝日系列の「報道ステーショ
ン」で「世界遺産・吉野山の桜」をモーターパラグライダーで撮影し
たものを放送していました。これは圧巻でしたね!
吉野山の桜を、パラグライダーに乗るカメラマンが、超低空飛行
でなめるように桜の絨毯を追っていくのです。
以前も知床半島を断崖に添って撮影したりしていたシリーズですが、
今まで見たこともない映像に毎回とても感動します。

この撮影をしているのは、飛行撮影家の矢野健夫さんという方で
元々はインテリアデザイナーだった方で、今年54歳!

今までの空撮では近寄れない位置からの撮影は、まさに手に届き
そうなドラマチックな映像です。

「今までになかったもの」、「他ではまねのできないもの」の力が
どれだけ偉大か、考えさせられました。

GWは、自身にとってその答を見つめなおす良い機会となりました。

飛行撮影家・矢野健夫
http://www.bird-eyes.com/index.html

2006年04月14日(金)更新

「プロフェッショナル 仕事の流儀」

色々問題の少なくないNHKさんですが、良い番組作りますね。
昨晩放映していた「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、建築
家の中村好文さんを紹介していましたが、思わず見入ってしま
いました。
わたしが共感したのは、

「家を設計するときに条件のみを全うするのではなく、そこに物
語をこめる」

「依頼者に希望する間取りや部屋の広さなど、具体的な要望は
ほとんど尋ねない。なぜなら依頼者自身には家のことは分から
ない 。」

「プロとはその仕事を選んだ人ではなく、仕事に選ばれた人だ」

機会があれば再放送をチェックしてみてください。

デザインや設計に関わる人は、よく自分がやった仕事を「作品」
とよぶ人が多いですが、私はあまり好きではありません。
中村さんもやはり「作品」とは呼んでいないようでした。
そこには、彼自身の「プロフェッショナリズム」と同様、依頼者(ク
ライアント)の要求に応えることを優先する姿勢が感じ取れました。
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