ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
来るべき「コミュニケーション・プロフェッショナルの時代」を担う「企業コミュニケーター」養成ブログ
- ブログトップ
- ブログ個人トップ
2010年08月06日(金)更新
夏を拾いに~森 浩美 (著)
昨日仕事で福岡に行ってきたのですが東京以上でした。。。
昨晩は仕事が終わってから博多ラーメン食べに行きましたけど
熱帯夜は日本というより、もはや「アジア」な感じでしたよ。
ところで出張の行きかえりの時間つぶしに文庫本を買ったのですが、
ちょっと良かったのでお勧めします。
夏を拾いに (双葉文庫) [文庫]
森 浩美 (著)
内容は私と同世代のお父さん(40代後半)が小学生の息子に自分の小学生の
頃の思い出を語る、というシンプルな内容ですが作者自身が「スタンドバイミ
ー日本語版」とあとがきで書いているように、懐かしさとともに忘れ去られた
(笑)その頃の感受性を思い出させてくれるものです。
嵐を呼ぶ感動巨編、というわけではないですが、シンプルなストーリーだけに
細部の表現が光り、2~3時間、昭和40年代にタイムスリップできます。
森さんは放送作家を経て作詞家、トシちゃんの「抱きしめてTONIGHT」やSM
APの「青いイナズマ」などを書かれ、文筆業に入られました。
作詞家らしく文章が素直で日本語の正しい表現を心がけているせいか、昨今で
は入試問題などにもよく取り上げられているそうです。
そういう意味で「毒」の少ない本ですが、普段ビジネス系の本ばかり読まれて
いる方(自分も)には毒気抜き、ということでお勧めします。
こちらもいいですよ↓(こっちを先に読みました)
家族の言い訳 (双葉文庫)
森 浩美 (著)
たまにはブログで読書感想文でも書いてみませんか?夏休みの宿題です(冗)
===============================================
クロスメディア・コミュニケーションズ株式会社
代表取締役 雨宮 和弘
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷4-3-6B1
Tel: 03-6418-0336 Fax: 03-6418-0337
URL: http://www.crossmedia.co.jp/
Blog: http://crossmedia.keikai.topblog.jp/
日本PR協会正会員、IABC( http://www.iabc.com/) 正会員
===============================================
2010年07月23日(金)更新
ウェーバー・シャンドウィック調査~外国メディアの4割強が日本企業の広報に不満
「外国メディアの4割強が日本企業の広報に不満」
というリリースが掲載されていました。
日本企業のコミュニケーション能力、特にグローバルコミュニケーシ
ョンに対するボトルネックが浮き彫りにされています。
ぜひご参照ください。
http://japan.webershandwick.com/jp/company_release_20100511.html
私は企業や団体のウェブサイトの活用やそれにともなうコミュニケー
ションモデルの確立や、担当者のサポートを行っていますが、多くの
企業の英語サイトやグローバルサイトはアニュアルレポートや英語の
会社概要を写しただけで、そこからコミュニケーションが可能な匂い
がほとんどしません。
これではリリースを英訳してワイヤで流してみたものの、反応がない
のは当たり前です。
多くの企業がビジネス(売り上げやマーケット)の国外シフトを進め
ている現状を考えると、グローバル対応の見直しは急務と思われます。
海外とのメディアリレーションを改善される際はぜひウェーバー・シ
ャンドウィック・ワールドワイド株式会社さんのご相談ください。
(弊社からも担当者のご紹介可能です)
http://japan.webershandwick.com/
グローバルなオンラインコミュニケーションや海外向けウェブサイト
の見直し等の相談はこちら↓まで(笑)お気軽にどうぞ。
=================================================
オンライン(Web)時代のコミュニケーション戦略を創ります。
企業広報担当者をオンラインのプロに育てます。
実はスポークスパーソントレーニング(メディア対応)も売れてます。
会議や業務効率アップ「短時間で思考をまとめる」セミナーも好評。
詳しくは↓お気軽にお問い合わせください。
=================================================
クロスメディア・コミュニケーションズ株式会社
代表取締役 雨宮 和弘
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷4-3-6B1
Tel: 03-6418-0336 Fax: 03-6418-0337
URL: http://www.crossmedia.co.jp/
Blog: http://crossmedia.keikai.topblog.jp/
e-mail : kaz.amemiya@crossmedia.co.jp
日本PR協会正会員、IABC( http://www.iabc.com/) 正会員
=================================================
2010年07月23日(金)更新
セミナーのお知らせ(9月~10月)
多く、質問やディベートをする気が起きないものすらあります。
感じることは
1.目的が明確でない。オチがない。
2.時間を守らず、質問や議論の時間が十分持てない。
3.一方的。質問や議論に対応できない。
ほとんどの場合、パワーポイントをどうまとめるか、に終始していて、プレゼン
テーションの結果、どのような関係を構築するか。すなわち相手の立場に立っ
て考えていないからなのです。
また、パワーポイントを開いてから(もしくは昔のパワーポイントを参照しながら)
考え始めるのも最悪のパターンです。
そんな悩みを解決する「プレゼンテーションセミナー」をはじめ、技術に詳しくな
い広報担当者、あるいは経営者にもわかりやすい1日集中の「企業ホームペー
ジ活用見直し講座」が東京、大阪で開催されます。
ぜひご参加ください。
===========================================================
日本経営協会セミナー(東京)
09月10日(金)10:00~17:00 (6H) 1日間
企業ホームページ活用見直し講座
http://www.noma.or.jp/cgi-bin/perl/wgetSemi.pl?SEMINO=10012721&P=0
「とりあえずホームページは作ったけれど、ビジネスに結びつかない、効果が
見えない」という話をよく聞くようになりました。
また、更新管理やリニューアルでのコストがかさばり、放置したままという例も
少なくありません。
この講座は企業広報出身の講師が、企業担当者の視点で「効果アップ」、「コ
ストダウン」のノウハウを多くの事例を交え、わかりやすく紹介していきます。
広報、マーケティング、CSR、IR、採用、社内コミュニケーション、顧客サポート
など、社内外の企業コミュニケーションに関わる担当者、あるいはマネージャー、
ウェブ活用を理解したい経営層にも最適です。
===========================================================
日本経営協会セミナー(大阪)
10月26日(火)10:00~17:00 1日間
「企業ホームページ活用見直し講座」
http://www.noma.or.jp/cgi-bin/perl/wgetSemi.pl?SEMINO=20013588&P=0
上記東京と同じ内容です。
===========================================================
日本経営協会セミナー(大阪)
10月27日(水) 10:00~17:00 1日間
「プレゼンテーション能力向上セミナー(中堅社員基本コース 2)」
http://www.noma.or.jp/cgi-bin/perl/wgetSemi.pl?SEMINO=20013580&P=0
自分の思いをまとめ、「伝わる」プレゼンテーションを行なうにはどうすればいい
のか。―――このような悩みを持っておられる方に最適の講座です。
本講座は、パワーポイントの使い方やテクニックのセミナーではなく、多くのビ
ジネスパーソンが抱える会議や営業でのプレゼンや発表の悩みや課題(なぜ
伝わらないのか?)を考え、相手に理解される、ビジネスがうまくいくための
「プレゼンテーション能力」を指導します。
*
このセミナーはかつては弊社で自主開催し、セミナーやミクシィの広報プロコミ
ュニティで知り合った少人数の方と不定期に何回か開催していたもののブラッ
シュアップ版です。
毎回とても好評だったので経営協会さんにアプローチしたところ、今回大阪で
実現しました。
===========================================================
これ以外にも秋口には宣伝会議さんや共同PRさんのシリーズも入ってくると
思います。またお知らせします。
また、これらの研修やセミナーは単独企業、もしくはこれ以外の地域に向けて
アレンジ可能です。
「タイミングが合わない」
「自社のコミュニケーション関連担当者を集めて考えを共有したい」
「名古屋(例)で複数の企業を集めるので、来てほしい」
等のご相談をいただければ調整いたします。
ぜひお気軽にご相談ください。
=================================================
オンライン(Web)時代のコミュニケーション戦略を創ります。
企業広報担当者をオンラインのプロに育てます。
実はスポークスパーソントレーニング(メディア対応)も売れてます。
会議や業務効率アップ「短時間で思考をまとめる」セミナーも好評。
詳しくは↓お気軽にお問い合わせください。
=================================================
クロスメディア・コミュニケーションズ株式会社
代表取締役 雨宮 和弘
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷4-3-6B1
Tel: 03-6418-0336 Fax: 03-6418-0337
URL: http://www.crossmedia.co.jp/
Blog: http://crossmedia.keikai.topblog.jp/
日本PR協会正会員、IABC( http://www.iabc.com/) 正会員
=================================================
2010年07月16日(金)更新
「海外ビジネスにおけるリスクマネジメント」田中愼一氏さん
参加してきました。
「海外ビジネスにおけるリスクマネジメント」
~広報はどのような対応をすべきか・最近の事例を踏まえて~
というタイトルでお話してくださったのはフライシュマン・ヒラード・ジャパン
(株)代表取締役社長、田中愼一さんです。
田中さんは本田技研工業(株)の初代デトロイト事務所長として北米地域に
おける同社の広報戦略立案・展開の責任者として活躍されたのち、セガ
エンタープライゼスを経てフライシュマンヒラードに参画され、日本法人の
代表をされています。
ビジネスのグローバル化に伴い、海外で活発な事業展開を行う日本企業
は珍しくありませんが、 パブリックリレーションズの観点からみると後手に
廻っている場合が少なくないようです。
今回は昨今話題になったトヨタ自動車のリコール広報なども踏まえた事例
を中心に、グローバルビジネスにおけるリスクマネジメントについて貴重な
お話を聞かせていただきました。
クライシスコミュニケーションの難しさは企業にとっての正義を振りかざして
も逆襲にあうということです。
ましてや普段の期待値が高い(社会的責任の表明が高い)企業ほど、なに
か起きたときの対応次第で反動が大きくなってしまうという現状から見ても
トヨタさんの例は私には失敗例とは言えないのでは?と思いました。
確かに初動の遅れは社長の公聴会出席要請までになりましたが、ラリーキ
ングにまで出て、訴訟社会といわれるアメリカのマスコミ相手によくやられ
たと思います。
(トヨタ以外の企業であそこまでやれるでしょうか?)
田中さんのお話には興味が尽きません。
締めくくりはこういう時代の広報コミュニケーション組織のあり方に及びまし
た。
すなわち、多くの海外企業(政府組織も)ではコミュニケーション組織がト
ップマネジメント直属になっており、かつ公聴(諜報)にも相当力を入れて
いるということです。
「広報コミュニケーションは今のままではコストセンターであり、期待される
機能を果たしていない」
「そのためには役割、組織(レポート)、職務内容の見直しを図るべきだ」
私がIABCで見聞きする海外企業の事例もほぼ同様です。
結局、広報という組織を「コーポレートコミュニケーション」と横文字に変え
ても、そのトップを「チーフコミュニケーションオフィサー」などとシャレて呼んで
みても、業務変革プロセス無しには何も変わらないということです。
確信と発見に溢れた、示唆に富んだセミナーでとても勉強になりました。
ありがとうございました。
2010年07月06日(火)更新
【明大生との毎週一問百答】第203弾は「新しく起業するならどんなビジネスか」
〈質問〉 ----------------------------------------------------
いまから新しく起業するとしたら、
どんなビジネスを始めますか?
(明治大学商学部 稲田左右吉さん)
----------------------------------------------------------------
稲田左右吉さん、
良いお名前ですね!
「好きなことをやりたい」のであれば、やり続ける胆力もあるでしょう
から、「どんなビジネスでも良いのでは?」
となってしまいますね。
ここでは私がある経営者から伺ってなるほど、と思ったお話を差し上げ
ましょう。ヒントになれば幸いです。
よく
「良いアイディアが思いついたら同時に5人は同じ事を思いついている
と思え」
といわれますが、今日のように情報流通が早い時代ではその数も10倍
になっているかもしれません。
私に話をしてくれた経営者の方は
「5~10年先にどんな規制緩和が起きるか」
逆に言えば
「まだ規制緩和が進んでいない分野はどこか」
に着目していました。
そのマーケット、もしくはサービスに先行して入っていったとき、どん
な先行者利益があり、リスクがあるか、を見た上で、そのビジネスの将
来性やライフサイクルをプランすると良いのではないかと思います。
今、新聞やネットのニュースで
「何故この企業が今こんなことをするんだろう?」
と思うときは、そのように将来を見据えてポジションしたぞ、と宣言し
ているのではないか?
と思うと想像力が磨かれると思います。
まずはそんなところから良いアイディアを練るトレーニングをされたら
いかがですか?
«前へ | 次へ» |