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2008年01月16日(水)更新

セミナーのお知らせ

本年もすでにいくつかのセミナーのオファーをいただいている。
早くも第1回は来週、日本経団連・経済広報センターの主催で
行われる。
残念ながら参加資格は経済広報センター会員のみだが、
「Webと広報~オンライン活用で変わる企業広報」というテーマ
でお話をさせていただく予定だ。
すでに参加予定企業のリストをいただいているが、いつもなが
ら、大手の方が多いので緊張しそうだ。
http://www.kkc.or.jp/plaza/schedule.html
オープンなセミナーはやはり来週からスタートする、宣伝会議さ
ん主催の「インターネット広報講座」。
昨年に引き続き10回シリーズの半分の5回を担当させていただ
くことになった。前回同様松下電器や本田技研工業の現役の方
のお話も聞ける有意義なセミナーだ。
「インターネット広報講座」
http://www.sendenkaigi.com/kyoiku/net-pr/index.html


昨年はこれらの宣伝会議でのセミナーに参加してくださった企業
の方から、
「同僚とシェアしたいので同じ講義を少しアレンジしてうちの会社
に来てもう一度やってくれないか」という問い合わせをいただいた。

これは非常に効果的だった。
やはり担当者の方がセミナーを聞いてくださって納得されたとし
ても、社に戻っていざ実践されるとなると、思いを共有する人が
いないと実行しにくいということだった。
そういう意味でこのような研修(フォローアップセミナーとワーク
ショップ)を宣伝会議さんがアレンジしてくださることでリニュー
アルやオンラインコミュニケーション戦略策定など、その後の実
践的なプログラムの実施が非常にやりやすくなる。

今年は数よりも個々のセミナーの質を高め、このように実践につ
なげるワークショップを増やして行きたいと思う。
お世話になっている宣伝会議さんはセミナーや研修のアレンジ
は卓越しているのでとても安心だ。

セミナーに参加される皆さんも「勉強になった、納得。」で終わ
ってしまうのではなく、企業研修だけでなく様々な方法で実践に
つなげる工夫を怠らないで欲しい。

広報コミュニケーションの仕事を持ち回りではなく、キャリアステ
ップとして捕らえられるようにする、というのがセミナーや教育事
業を通じてのを通じての私の目標だ。

2007年10月24日(水)更新

日本PR協会「PR大学」

昨日は日本PR協会の「秋季PR大学」に参画してきた。

PR大学そのものに参加するのは3度目だが、今回は春に協会
加入したということも手伝ってか、なんと基調講演とパネルのモ
デレーターをおおせつかった。

今回のテーマは「WEB広報の現状と課題」ということで、通年に
ない多くの方々が参加された。
また、事務局の方に言わせると「いつもと顔ぶれが違う」というこ
とで、興味の幅が広かったことも特筆すべきことだった。


準備段階から他の講演者の人選などの相談を受けたが、企業
からはニフティの執行役員で、以前広報部長時代に社長ブログ
の炎上を乗り越えてきた津田さん、メディア側からは、いつも辛
口で本音をぶつけてくれる時事通信の湯川さん、そしてサービス
プロバイダー側からは今年起業されたアジャイルメディア・ネット
ワークの坂和さんをお招きした。

私にとっては鉄壁の布陣で、内容構成は各自にお任せだったが
狙ったように各人が持ち味を生かしたご講義をしてくれた。

いくつか面白いコメントを紹介したい。

ネットが出てきてから、今までの広報の仕事の基準でしか判断
できない先輩社員は組織改革ができない。先輩のノウハウに
頼らず、自ら新しく仕事を作るつもりでいろ。

もはや「マスコミ」対策を前提としたメディアリレーションに価値は
ない。

今までの広報は評価基準を持ちにくかったがそれに甘んじていた
のではないか。ネットは効果測定しやすい。

20世紀の企業は製品改良や品質改善によって伸びた。
21世紀の企業はコミュニケーション力で伸びる。
広報は宣伝やマーケティングなどと協力し、その中心的な存在に
なるポテンシャルを持っている。ぎゃくにそのような変化対応を看過
すると仕事はなくなる。

今日は参加された方々からメールもいただいた。
会場でも、企業広報担当のみならず、代理店の方からも共感の
コメントをいただけたのがとてもうれしかった。

主題は企業広報に向けた「業務変革の提案」だったが、世の中を
変えるためには、企業担当者のみならず、サポート側やメディアと
三位一体で行動しなければならないということだ。

2007年10月05日(金)更新

10月23日:日本PR協会「PR大学」

来る10月23日(火)、日本PR協会の主催で「第24回秋期PR大学」が
開催される。
ここ数年、機会があるごとに参加していたのだが、今年はPR協会に入
会したこともあり、なんとモデレーターを仰せつかることになった。

テーマは「WEB広報の現状と課題」ということで、コミュニケーションツー
ルとしてのインターネットの具体的な活用方法と可能性について、企業、
メディア、エージェンシーのリーダーを迎え、講演とパネルで多角的な意
見を伺うことにした。
企業からは「どうなる企業のe広報」としてニフティ㈱執行役員・コーポレ
ートコミュニケーション室長の津田正利さん、
メディアからは「ニュースメディアの変化と今後の展望」として㈱時事通
信社・編集委員の湯川鶴章さん、
そしてエージェンシーからは「ブログからの企業・商品評判づくり」として
アジャイルメディア・ネットワーク㈱・代表取締役社長の坂和敏さんにご
参加いただく。

詳細情報は以下リンクを参照のほど。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。


              記

○ 日  時 : 平成19年10月23日(火) 13:00~17:15(12:30開場)

○ 会  場 : 銀座フェニックスプラザ 
        フェニックスホール(紙パルプ会館)2F  
       東京都中央区銀座3-9-11 紙パルプ会館 TEL:03-3543-8118

○ 会場案内図 : http://www.kamipa-kaikan.co.jp/NewFiles/access.html

○ 受 講 料 : 会員社 12,000円/非会員社 18,000円

○ 定  員 : 100名

○ 申込締切 : 10月16日(火)

詳細・申し込み等につきましては、下記よりご覧下さい
http://www.prsj.or.jp/UserFiles/Image/PR-daigaku191023.doc

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おまけ:
ここ数日、新聞メディアが騒がしい。
たとえば
「新聞没落」…週刊ダイヤモンドhttp://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/09/post_2669.html

「日経・朝日・読売によるANY連合正式発表」http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/10/any.html
などなど。

さらに本日の記事、「日経新聞の足元に忍び寄る電子公告化への動き」
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/10/post_2705.html
は、とてもわかりやすく、メディア再編の決定的な状況が散見できる。

2007年09月06日(木)更新

セミナーは二人で受けると効果的

さて、今月から来月にかけて、セミナーシーズン到来という感じで何本か
実施が決まりました。
これ以外にも特定企業の受託セミナーが数本あるのですが、オープンな
ものだけご紹介します。
●石川県IT総合人材育成センター主催:「メディアマスター養成コース」
(一部に講師として参加します。9月28、29、10月19日。)

「メディアマスター」とは、企業・顧客・従業員・学生といった全てのステーク
ホルダーに対して、メディアを駆使していかに効果的なコミュニケーションを
行い、それを企業のブランディングや、業績へと結び付けていくかを考え、
実行し、マネジメントする人材であり、今後どの企業においても必要不可欠
な人材/存在です。
本講座では、社内外の情報リリースを目利きする能力を持ち、現代のデジタ
ル・テクノロジーを駆使し、企業がとるべき最適なメディア戦略、情報戦略を
立案、実行、マネジメントできる人材を養成します。

●宣伝会議「インターネット広報」講座
10月3日より10回シリーズで半分の5講座担当します。他にもホンダの渡辺
春樹さん、松下電器産業の次田寿生さん、Webプロデューサー/SEOエンジニア
の住太陽さんがご講演されます。内容濃いです。

●宣伝会議「ウェブライティング講座
こちらも10月11日から18回の講義です。ひとコマ担当します。
演習もあり、かなり実践的で内容も濃いものです。担当するのは3年目ですが
年々参加者の意識の高まりを感じています。

さらに、久しぶりに自社でもセミナーを開催します。
ただしこちらは堅苦しい講義形式をやめ、サロン風にリラックスしてやろうかと
考えています。
参加費も抑え目にしました。少人数ですが、ご興味あればぜひどうぞ。


●クロスメディアサロンVol.1「広報担当者よ、オンライン広報の悩みを語ろう」

社内の説得、予算化、コンペや業者管理、戦略策定など、どこから手をつけて
よいかわからない、という企業広報、WEB担当の方!一緒に悩みを語り合い
ませんか?できうるかぎりご質問にお答えします。
セミナーではなく、軽食、軽アルコール込みでオープンなワークショップにしたい
とおもいます。(持ち寄り飲み会という噂も)コスト抑え目、新機軸です(笑)

日程 : 2007年9月19日(水)
場所 : クロスメディア・コミュニケーションズ会議室
時間 : 19:00~22:00あたり
募集人員: 12名限定。先着順。申し込みはこのメールに返信してください。
参加費: 3,000円(消費税込み)軽食、ビール、コーヒー付き(持ち込み歓迎)

●クロスメディアサロンVol.2「広報キャリアをどう形成するか?」

皆さんはコミュニケーションのプロとして他社や社外で通用するキャリアを
築いていますか?多くの企業では、広報をキャリア形成できる「専門職」とし
てみていません。
コミュニケーション先進国、米国の事例を紹介しつつ、今後わたしたちにどんな
可能性があるか、一緒に語り合いませんか?
セミナーではなく、軽食、軽アルコール込みでオープンなワークショップにしたい
とおもいます。(持ち寄り飲み会という噂も)コスト抑え目、新機軸です(笑)

日程 : 2007年9月26日(水)
場所 : クロスメディア・コミュニケーションズ会議室
時間 : 19:00~22:00あたり
募集人員: 12名限定。先着順。申し込みはこのメールに返信してください。
参加費: 3,000円(消費税込み)軽食、ビール、コーヒー付き(持ち込み歓迎)
参加・お問い合わせは下記までメールをください。
seminar@crossmedia.co.jp

最後まで読んでいただいた方には、お得情報。

最近良く「セミナーに参加したいのですが、どういったタイプの人間が講座を
聴講するのに向いているか教えていただけますか?」と聞かれます。
すなわち、「感性、コミュニケーション能力、会社の問題点の理解、広報戦略
の立案実行力、システムやWebの理解力など。すべてを備える人はいませ
んが、そんな人はまずいないので、これらの能力のうちどれが優れている人
がふさわしいか教えてください。」というものです。

私のアドヴァイスは、できることなら立場や専門性の違う人間が複数人(2人
以上)で受けるということです。
それぞれの感じ方の違いを、自社の事例に照らし合わせて反芻できるからで
す。もし、コミュニケーションの問題やウェブ関連のプロジェクトの立ち上げが
急務であれば、ひとりを選ぶのに苦慮するよりは確実に効果的です。

2007年01月22日(月)更新

1月26日:日本経団連主催セミナー

昨年の9月に続き、今年も日本経団連さんにお世話になり、
今週の金曜日、代々木のオリンピックセンターにて

「進化するメディアと社内コミュニケーション活性化セミナー」
と題し、終日セミナーを開催する。
http://www.nikkeiren.or.jp/shanaikoho/

前回のログ
http://crossmedia.keikai.topblog.jp/blog/100/10001765.html

今年初めてのセミナーだが、いつもながら終日となると、内容と
緊張感の維持が大変で、レジメもぎりぎりまでチューンナップし
ている。
「セミナー講師の仕事は自分の専門性を固めれば、レジメの使
い回しが利くので楽」

というのは、進化し続ける広報のエリアには通用せず、今回も
半年も経っていないのに半分以上のレジメは作り変えた。

セミナーはこちらからのダウンロードばかりに終始しても、参加
者もつかれてしまう。
社内コミュニケーションは特に実例や経験談が語られる機会が
少ないので、できるだけ参加者から意見をいただきながら皆で
考える機会としたい。
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