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2006年04月07日(金)更新
水の音を聴け
先週の金曜日にバランスボールのお話をしましたが、今週も金曜
日は健康関連のお話をしましょう。
前にも書きましたが、若いときからしばらく職業病で腰痛がひどく、
最初にぎっくり腰をやったのは26のときでした。
それから何度か、疲れがたまったり、冷えたりすると「ギクッ」と来
て、死ぬような苦しみを味わったものです。
さておき、何度目かの出張でアメリカに数ヶ月滞在したときも、同様
に直前に仕事の疲れでギックリ腰になり、鍼灸院にかよいつつも、
完治しないので、コルセットをつけたまま渡米しました。
季節も夏でしたし、滞在先のアパートは、プール付きだったので、
そこでリハビリのため水泳をはじめました。
それまでは、クロールだと50メートル泳いでハアハア言う僕でした
が、同僚の水泳仲間に聞いた5分間の話を理解するだけで、一週
間後には2000メートル泳げるようになっていたのです。
しまいには憬れていたクイックターンを覚え、ほぼ毎日、3000メー
トル泳いでいました。
その方法とは、、
これは決して自慢ではなく、彼の「一言で行動を可能にさせてしまう
説得力」にびっくりしたのです。
もし皆さんも健康維持のために水泳をやりたい。一応泳げるけど、
水泳って結構疲れるんだよな。と思っている方は、下の文章をイメー
ジしながら読んでみてください。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
100メートル全力疾走するのと、5キロウォーキングするのとでは
体の使い方が、まったく違う。
当然5キロ歩くときはほとんど息(脈拍)が上がらない。
前者は無酸素運動で後者は有酸素運動だからだ。
水泳も同じで、全力疾走のように泳ぐと、筋肉は重いので身体が沈む。
そのために力をかけて泳ぐので酸素を供給する必要がでてくる。
すなわち息が上がり、長く泳ぎ続けられない。
そこでまず、手足を伸ばし、体の力を抜き、浮いてみる。
力を抜くと、特に腰が浮くのがわかる。
そのまま、ゆっくりと手だけを使いクロールしてみる。
足は体のひねりに応じて多少動かすだけで、水を蹴ってはいけない。
すると体が浮いていて水の抵抗が少ないので手だけでも、ゆっくりでも、
まるでアメンボが水面滑走するようにすーっと前に進む。
2ストロークに1回ぐらいでも息継ぎは十分。
8ストロークぐらいであっという間に25メートル泳げてしまうが、息は
上がっていない。
「可能な限りゆっくりと泳ぐ」意識を持つと、いつまででも泳いでいられる
事に気がつくはずです。
15分ぐらいでだいたい10往復、500メートルは泳げます。そのぐらいで
いちど停まってみると、息は上がっていないのに、体(筋肉)があったか
くなっているのがわかるはずです。
これに慣れて面白くなってくると、ついつい色気が出て、スピードを上げ
てしまいがちです。
そんなときは泳ぐ自分が出す水の音を聴くように心がけると良いでしょう。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ぼくが教わったのはこれだけです。
そしてその通りにするだけで、本当に長距離を泳ぐのが苦ではなくなり
ました。
逆転の発想のようですが、手だけでゆっくりかいても意外に早く進みます。
なにしろ「ばしゃばしゃ」音がしないのでとても優雅ですよ。
スポーツクラブに行かれる方は、ぜひ試してみてください。
日は健康関連のお話をしましょう。
前にも書きましたが、若いときからしばらく職業病で腰痛がひどく、
最初にぎっくり腰をやったのは26のときでした。
それから何度か、疲れがたまったり、冷えたりすると「ギクッ」と来
て、死ぬような苦しみを味わったものです。
さておき、何度目かの出張でアメリカに数ヶ月滞在したときも、同様
に直前に仕事の疲れでギックリ腰になり、鍼灸院にかよいつつも、
完治しないので、コルセットをつけたまま渡米しました。
季節も夏でしたし、滞在先のアパートは、プール付きだったので、
そこでリハビリのため水泳をはじめました。
それまでは、クロールだと50メートル泳いでハアハア言う僕でした
が、同僚の水泳仲間に聞いた5分間の話を理解するだけで、一週
間後には2000メートル泳げるようになっていたのです。
しまいには憬れていたクイックターンを覚え、ほぼ毎日、3000メー
トル泳いでいました。
その方法とは、、
これは決して自慢ではなく、彼の「一言で行動を可能にさせてしまう
説得力」にびっくりしたのです。
もし皆さんも健康維持のために水泳をやりたい。一応泳げるけど、
水泳って結構疲れるんだよな。と思っている方は、下の文章をイメー
ジしながら読んでみてください。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
100メートル全力疾走するのと、5キロウォーキングするのとでは
体の使い方が、まったく違う。
当然5キロ歩くときはほとんど息(脈拍)が上がらない。
前者は無酸素運動で後者は有酸素運動だからだ。
水泳も同じで、全力疾走のように泳ぐと、筋肉は重いので身体が沈む。
そのために力をかけて泳ぐので酸素を供給する必要がでてくる。
すなわち息が上がり、長く泳ぎ続けられない。
そこでまず、手足を伸ばし、体の力を抜き、浮いてみる。
力を抜くと、特に腰が浮くのがわかる。
そのまま、ゆっくりと手だけを使いクロールしてみる。
足は体のひねりに応じて多少動かすだけで、水を蹴ってはいけない。
すると体が浮いていて水の抵抗が少ないので手だけでも、ゆっくりでも、
まるでアメンボが水面滑走するようにすーっと前に進む。
2ストロークに1回ぐらいでも息継ぎは十分。
8ストロークぐらいであっという間に25メートル泳げてしまうが、息は
上がっていない。
「可能な限りゆっくりと泳ぐ」意識を持つと、いつまででも泳いでいられる
事に気がつくはずです。
15分ぐらいでだいたい10往復、500メートルは泳げます。そのぐらいで
いちど停まってみると、息は上がっていないのに、体(筋肉)があったか
くなっているのがわかるはずです。
これに慣れて面白くなってくると、ついつい色気が出て、スピードを上げ
てしまいがちです。
そんなときは泳ぐ自分が出す水の音を聴くように心がけると良いでしょう。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ぼくが教わったのはこれだけです。
そしてその通りにするだけで、本当に長距離を泳ぐのが苦ではなくなり
ました。
逆転の発想のようですが、手だけでゆっくりかいても意外に早く進みます。
なにしろ「ばしゃばしゃ」音がしないのでとても優雅ですよ。
スポーツクラブに行かれる方は、ぜひ試してみてください。
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