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2006年07月25日(火)更新

社内コミュニケーションの重要性

最近いただく仕事のお話のほとんどが社内コミュニケーションに
関連していることです。

ほとんど「広報の未来は社内のコミュニケーションマネージメン
トに向かっている」といっても過言ではないぐらいです。

面白いことに、そうして周りを見ていると、同様の意見や記事が
目に付きます。
日本パブリックリレーション協会の会報誌にはこんなことが書い
てありました。

「部分最適化された組織の問題点は社員が給料分しか働かないた
め、組織全体のパフォーマンスが社員のこなす仕事の足し算にし
かならない。一方、全体最適化された組織では掛け算となる。両
者のパフォーマンスの違いは社内コミュニケーションの有無だ。」
慶應義塾大学 高木春夫氏

また、先日ご縁をいただいた鶴野さんの「SNS的仕事術」でも、
積極的なコミュニケーションを取っていく人が活躍できる、と書い
てありました。

最初にいただいた企業の課題のほとんどが、組織に拘泥して組織の
枠を超えたコミュニケーションができていないところに起因してい
る場合が少なくありません。

その枠を超えるのは、単に「仕組み」としてのイントラではなく、
個々人の仕事に対する考え方やアプローチなのかもしれません。
ミクロとマクロが同居する命題の中で、今までになかった解決
方法を提案できれば、IT利用が一過性の流行モノのように捉え
られずにすむ気がします。
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