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2009年03月10日(火)更新

毎週セミナーが続きます

2月からほぼ毎週「インターネット広報」関連のセミナーが続いて
います。

先にお知らせした経済広報センターの宿泊研修に続き、もう4期目
を迎える宣伝会議主催の「インターネット広報講座」(10回シリ
ーズの半分の5回を担当させていただいています)、3月に入り、
先週は日本経営協会(関西本部)主催の2日間(12時間!)の総
合講座、今週は明日、宣伝会議九州主催で半日のセミナーを実施し
ます。(福岡にとんぼがえりになります)
この間、企業向けの出向セミナーも数回ありましたので、すでにセ
ミナーだけは昨年をかなり上回るペースとなっています。
都合、年間500名以上の企業広報担当者の方とお会いできるとい
うのは。それだけ現場の方々の意見を聞けるチャンスでもあるわけ
で、これがモチベーションになっているといっても過言ではありま
せん。
しかしネットはまだ商用活用が始まって15年にも満たないメディ
アです。
ましてや広報での活用となると、まだまだ会社案内の電子化やニュ
ースリリースのアーカイブ程度にしか使われていないのが現状では
ないでしょうか?

私たちは過去10年にわたり、企業のウェブ活用に関わってきまし
た。お客様が私たちに求めるものはアドバイスやプランニングに留
まらず、ウェブサイトやイントラネットの企画や開発、運営管理な
ど多岐にわたりますが、それらのお仕事のご縁をいただく契機は、
やはりセミナーがほとんどです。

当初はとにかくウェブを作ってくれ、という話がほとんどでしたが、
最近は課題の解決とともに具体的な費用対効果も問われるようにな
ってきました。それにあわせて弊社の業務もお客様の置かれている
状況にあわせ、いきなり大規模なリニューアルよりも、まず広報と
してきっちりと結果の出せるオンラインPR施策の提案に集中する
ように変化してきました。

いってみれば「オンラインメディアリレーション」、「CSR」、
「危機対応」、そして「社内コミュニケーション(イントラネット
)」などです。
このように手元の業務から広報のオンライン化を促進し、企業全体
のオンラインコミュニケーションを最適化する方法は、その浸透ま
でに時間が掛かるかもしれません。
しかし広告やキャンペーンモデル(マーケティング)と違い、継続
性を旨とする広報業務であれば、いきなり大上段に「戦略」と謳う
よりも、このようにねちねちとやっていくほうが(笑)担当者の意
識やモチベーションが持続し、結果としては発展的にその企業のオ
ンラインコミュニケーションを向上させていきやすい方法だといえ
るではないでしょうか。