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2006年04月28日(金)更新

3分クッキング

ちょっと前の週末、自宅に友人が子連れで遊びに来ました。
「夕食に何を食べようか」という話になったとき、ピザとるのもなんだし、
子供同士が遊んでいるので外に行くのもちょっと。
鳥ナベにしようか、なんて話もでたけど、昨日も鳥だったし。。。

奥さん同士の話し合いではなかなか決まらないので、僕の提案で
チーズフォンデュにすることにしました。

これは短時間で出来るし、以外に簡単でおいしいのでオススメです。

以下に大人4人分ぐらいのテキトーな作り方を書きます。

1.
にんにく3~4個を薄く刻んで厚手で薄いナベ(土鍋でも可)にこすり
付ける。

2.
安い白ワイン(僕は1本350円の特売品)を半分ぐらいドバドバ入れて
弱火にかけ、沸騰してアルコールを飛ばす。

3.
普通のピザ用のナチュラルチーズを450グラム一袋をボールに空け、
コーンスターチ(無ければ小麦粉)を大さじ3杯ぐらいさらさらとふりか
ける。

4.
同様に、コク出し用のナチュラルチーズ(スーパーに行くと小さめの
石鹸大で300円ぐらいを色々売っています)をスライスして半分ぐらい
ボールに入れる。

5.
煮立ったワインのなべの中にそれらのチーズを少しずつ、かき混ぜなが
ら入れる。

6.
弱火にし、良く混ぜて一煮立ち、で準備OK!

7.
一口大に切ったバケット(フランスパン)につけてパクリ。
他には茹でた野菜(メキャベツ、ブロッコリ、ポテト、にんじん、マシュル
ームなど)、ソーセージなどを用意すると楽しいです。

足りなくなったら3~6の工程を繰り返すだけです。


うまく行くと最後のチーズが「にんにく入りおせんべい」のようになります。
テフロンのナベだとキレイにはがれて香ばしくておいしいですよ。

巷では、「チョイ悪オヤジ」とか「チョイロク(でなし)オヤジ」が流行ってい
るようですが、これからは「ちょい料理オヤジ」がモテル!予定です。
連休中にお父さんのカブをあげてください!

2006年04月27日(木)更新

「コミュニケーションを創る」ということ

サラリーマン時代に、マーケティング企画で小室哲哉さんに
インタビューする機会がありました。

当時は時代の寵児、といった感じで、インタビューも、とても
緊張しました。
私の質問は、
「そんなに忙しい中で、どうしてこんなにたくさんのアーティス
トをプロデュースできるんでしょう?」
というもので、それに対する小室さんの答えに大変(意外で)
感心した覚えがあります。

彼は、こんな風に言いました。
「まずはアーティスト本人、というよりも、僕は若い人たちが
どのように音楽を楽しんでいるのか、もしくはどんな音楽の
楽しみ方を欲しているのか、を考えます。例えばカラオケで
歌いたい、とか、一緒に踊りたい、とか、そういうことです。
それで、みんなが望んでいるものの断片(頭に浮かんだメ
ロディやリズム、フレーズなど)をいっぱい引き出しに溜め込
んでいるんですよ。で、アーティストとは、いきなり仕事、と
言うよりも食事をしたり、街を歩いたり、何かを見たり、話をし
たり、一定時間一緒にすごしてみるんです。そうすると、その
人がどんなメッセージを伝える力を持っているのか、が見え
てくる。で、それに合わせて引き出しの材料を当てはめていく。
そういうプロセスなんです。」

まずはマーケット(最終顧客)を見定める。その上で、アーティ
ストはメッセージを伝える「メディア」と捉えていたんです。
彼は、音楽を創ることを通じて、時代感を伝えるコミュニケー
ションをしていたんですね。

「ああ、これなら売れるわけだ」と素直に思いました。

その後、独立する際に、自分達の仕事を考えるときにとても
参考になりました。

2006年04月26日(水)更新

子供と遊ぶ都心の穴場

そろそろゴールデンウィークが近づいてきていますが、皆さんのご予定は
いかがですか?
私は近場(三浦半島)と実家(横浜)です。

ゴールデンウィークに限らず、休日に子供づれでどこに行こうか?と考える
とき、都心は以外に穴場です。
今日はそんな情報を。

昨年のゴールデンウィークは、空いた1日に大手町にテイパーク(逓信放送博
物館)
に行きました。

お目当てはエスティ-ローダー卿の「戦前の日本の絵葉書コレクション展」
だったのですけれど、子供達は30分が限界。そそくさと上の博物館に遊び
に行かされましたが、なかなか見られない日本のアールデコが満載で、と
ても貴重なものでした。
これらの絵葉書は時々骨董市で見かけることがあるのですが、1枚1000円
とか、セットで1万2000円、とかいわれて驚くことが多いです。

しかし、連休中の大手町はがらがらで、読売新聞社の横手に堂々と路駐して、
まったく問題ありませんでした(ほめられませんが)。

今年はウルトラマンやるのでがらがら、とはいかないでしょう。。

また、先日行った愛宕山の「NHK放送博物館」も相当穴場です。

入場無料で、しかも駐車場もガラガラ。帰りに愛宕神社にお参りもできます。
当時のマイクで「りんごの歌」を唄うと、当時のスピーカーから、まるで昔の
ラジオ放送のように聞こえてきます。映像も、昔のテレビセットから昔のテ
レビ番組が見られるようになっていたり、はたまた最新鋭の5.1チャンネル
サラウンドが体験できたりと盛りだくさんです。
ここにも戦前からの放送機器(デザインが素敵)の展示に加え、アールデコ
バリバリのポスターがたくさん見られ、デコマニアにはたまりません。

3丁目の夕日より以前は、東京に高層建築はなく、愛宕山に放送局とアンテナ
立てればOKだったんですね。
オリジナルの建物は模型だけしか残っていないのですが、これもまた典型的な
アールデコ建築。維持できなかったのが残念です。
近所の芝公園付近は緑も公園も多いのでのんびりできます。
夕方になると「鐘がなるなり増上寺」。これまた風情があって良いです。

2006年04月25日(火)更新

クリエイティビティとクラフトマンシップ

私自身が、元々工業デザイナーであるせいか、「ものづくり」の思いに触れると
どうにも冷静でいられなくなってしまい、それは、つい「散財」という形につなが
ります。

そもそも、ジュエリーやアクセサリーにそんなに興味が深いわけではないので
すが、アクセサリー界で異彩を放つ私のお気に入りの2つの会社をご紹介しま
す。
ニーシング
http://www.ginza-tenshodo.com/jp/nissing/index.html
http://niessing.kashikey.co.jp/

ドイツのニーシング社は違う組成の金属を合わせてひとつのリングを作ったり
するのが得意な会社でした。
しかし彼らを有名にしたのは「テンションリング」という、台座がなく、両側から
ただダイヤモンドなどの石を挟んでいるだけのリングです。
これは純度の高い金属と、設計精度がないとできないものです。

「アクロバット」などは、実際どうなっているの?といいたくなる状態で石が「ひ
っかかっている」セッティングです。

とにかくアイディアにあふれ、いつも驚かされます。
男性にも楽しめるデザインが多いので、ぜひ実物を見てみてください。
私はエンゲージリング、マリッジリング、両方ここでそろえたのですが、家内は
それ以降もカジュアルなシリーズのコレクションを続けています(させられてい
ます・笑)。
ショールームが会社のそばにあるというのも、私にとっては最悪です。


AROS
http://www.aros.jp/

AROSは若いブランドですが、やはり創業者が金属オタクで、ジュラルミンと
チタン、ジュラルミンと銀など、違う組成のリングを組み合わせています。
ここも鋳型成型のリングはやっていません。全てインゴット(金属塊)からの削
りだしです。

マリッジ用にはカスタムも色々やっているのでアイディアが豊富です。
ニーシングに対する日本からの回答、という感じですが、値段も結構安めのも
のから取り揃えているので、気軽に手にとることができます。
こちらも表参道ヒルズの裏手で、結構近所なので困っています。

というわけで、私は、両手にそれぞれひとつずつ、両社のリングをしているの
ですが、アイディアに詰まったり、チャレンジに胸が震えるときに手元を見て
彼らのクリエイティビティを感じ、勇気をもらっています。

2006年04月24日(月)更新

サヨナラ「鉄」の聖地

「鉄」とはモチロン「鉄道マニア」のことです。

昨日は5月で閉館(来年10月埼玉に移設)となる秋葉原の 交通博物館に息子(3歳)と2人で行ってきました。混むと聞いていたので朝10時に行ったのだけど、既に入り口から人がごった返していて、エラい状況になっていました。

恐るべし「鉄」。
しかも、幼稚園児から白髪まで、「鉄」の年齢層の幅の広さに驚いた。
もちろん「交通博物館」なので、鉄道だけでなく、船や飛行機、自動車、などの関連展示もあるのだけれど、やはり中心は鉄道系ですよね。
一番人気は機関車から新幹線まである運転シミュレーターで、どこも長蛇の列。
本当は旧万世橋駅の遺構が見たかったのだけれど、これも予約制で、すでにいっぱいの状況でした。

意外な発見は、過去に展示していた鉄道や飛行機の展示模型(1メートル近くあるかなり大きなもの)を大棚ざらえであらためて引っ張り出してきて見せていたのがとてもよかったです。
地味ですが、30年ぐらい前の模型職人さんの「腕」を感じます。

展示以外で印象的だったのは、多くの親子連れに混ざって見受けられる「鉄」カップル。どのカップルも彼氏が「熱~く」語ってしまっていて、対する彼女は、「まだ目がハート」から「始終黒田清子(元礼宮)さまのような表情」まで様々で、面白かったです。

帰りは秋葉原に別の生態観察に行こうか、御茶ノ水に楽器見に行こうか悩んで御茶ノ水に行ったのですが、子供に途中で寝られ、抱えてスクワット状態でギターやさんのぞきつつ、新御茶ノ水駅のくだり階段がきつく、それは良いトレーニングになりました。
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