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2006年12月08日(金)更新

危険な誘惑:カヤジャム

私は「怒るとこわそう」とか「すごく飲みそう」とかよく言われますが、正反対。
実は結構、甘党です。

そんな私の好物のひとつに「カヤジャム」というものがある。
シンガポールやマレーシアに旅行されたことがある人にはもう
おなじみかもしれないが、ご存知の方も少ないのではないだろうか?
このカヤジャム、ココナツと卵と麦芽糖などでできている。
甘いペースト状のジャムのことで、食パンにどさっと塗って
トーストしていただくのが一般的。

日本ではなかなかアジア食料品店でもみかけないが、ネット
通販ならここで買える。

http://www.mandarin.jp/cart/fd/ky.html

ココナツの香りがと~っても良い。
コーヒーよりも、紅茶ととっても合う。

ただ、厳密に言うと、日本で買えるカヤジャムは、保存のできる
レベルのもので、現地のスーパーに行くとフレッシュな生卵で作った
作りたてのものがプラスチックパック入りのものが売っているのだが、
これがまるで別物のようにおいしい。(しかし日持ちがしない)

もしシンガポールやマレーシアに行かれる方は、このフレッシュ
バージョンのものをぜひ試してみて。

今週はストレスが多かったせいか、甘いものがほしくなっているようだ。
我慢できないので先に少し泳いでくることにしよう。

2006年12月04日(月)更新

奇跡のリンゴ

先週の木曜日、筑紫哲也NEWS23で、
「 ”奇跡のリンゴ”世界でたった一人の挑戦」という特集ルポをやっていた。
農薬と人の手入れが行き届かないと95%ダメになってしまうのが、リンゴ
農業の常識といわれている。
青森県でりんご農園を営む木村秋則さん。
取材したこの老夫婦の農園では、農薬の散布で家族が健康障害を起こし、
土地はやせ細り、それでも大量の肥料を撒かなければならなかった。

結果、その老夫婦の農園では、実が実る前に葉っぱがすべて落ちてしまい
裸の枝にスカスカの出荷できない実がなっている状況。

木村さんは、「もう行くところまで行ってしまったなあ」と絶望感にかられ、死
のうと思って、山の中に入っていった。
そこで、なんとなく昔の自分の農園と似た光景に出くわした。
それは、雑草の中で強く育つどんぐりの木だった。

この状況を自分の農園でも取り戻してみたら、無農薬でもやれるんではな
いのか?

しかしその思いが実現するまでに6年かかったそうだ。
当初は月に食費が3000円だったとか。
ぎりぎりの状況から持ち直し、現在は農薬を使っている農園と変わらない歩
留まりになったそうだ。
このりんご、常温で放って置いて、1ねんたっても萎れていくだけで腐らない。
現在ではインターネットで売り出すと、10分で完売だそうだ。

この話、12月7日のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で放送されるそ
うだ。
ぜひ皆さんと一緒に見ましょう。

http://www.nhk.or.jp/professional/schedule/index.html

2006年12月01日(金)更新

企業コミュニケーションに必要な要素

米国で発達した企業コミュニケーション。
日本で根付かせるためには、単にコミュニケーションをとる目的を明確にし、
ふさわしいツール(オンラインツールやブログ、グループウェアなど)を選ぶ
だけではうまくいかないようだ。

そもそもツール以前の問題として、ビジネスプロセスの見直しを徹底し、「
マナー」や「プロセス」、あるいは「時間をどう使うか」というところまでも詳
細に取り決めている企業もある。

簡単な話、会議を招集する際に「終わる時間を宣言する」だけでも社内は
変わる。少し勇気のいることだが、会議の運営方法をルール化し、徹底す
るだけで実現は可能だ。
コミュニケーション系のサービス企業を調査していると、色々なサービスが
あるなあ、と感心する。
日本でも、EQやコーチングなど、社員教育に取り入れる会社も増えてきた
ようだ。

米国の会社にいたとき、思いもよらぬことに気を使って、大変疲れたことが
ある。

それが「ユーモア」だ。

「You have to maintain your sence of humor」

といわれたら、それは相当重症だ。

まず議論するうえで「冗談の通じないやつとは話せない」というわけだ。

良く、日本の漫才で「つかみはOK」というが、米国社会でのスピーチやプレ
ゼンテーションで、冒頭のジョークが受けるか受けないか、というのは大きい。
そこでプレゼンターの心の広さ、洒脱さ、信頼感までもが評価されてしまうの
だ。

米国人だってまじめで固い人たちはいっぱいいる。だからこそ、寝ずに悩んで
ジョークを考え、そしてとても疲れている(笑)。
人を笑わして信頼を勝ち取るのも大変なことなのだ。

と、思っていたら、そういうサービスをみつけた。

「Powerfully Funny」
http://www.powerfullyfunny.com/index.html

ユーモアの有効活用を通じてマーケティングやコミュニケーションを改善する
(コーチングアドバイザリー、調査、ワークショップなど)という会社です。

すごいなあ。。

日本だと吉本あたりが真顔で事業化しそうだなあ。
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