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2008年09月01日(月)更新

「作って終わり」のリニューアルにしないために

本日(9月1日)発売の宣伝会議「PRIR10月号」の特集
「企業広報に活かすためのウェブサイトリニューアル」に、

「作って終わりのリニューアルにしないためにはどうするか?」

と言うタイトルで2ページ寄稿させていただいた。

内容としてはセミナーや実際の業務でお会いする企業のウェブ
マネージャーが持つ多くの悩みの根源に触れたものとなってい
る。

prir10
prir10ka

すなわち
1.
この10年でウェブの技術や利用方法(マーケティング)は飛
躍的に進み、担当者が理解しなければならない要素が増えた。

2.
反面、外部の協力会社(制作会社や代理店)は、企業に向けた
提案力をどんどんつけてきている。

3.
かつては制作会社の粗製濫造が危惧されていたが、今では発注
側の体制不備で「よくわからないからおまかせ」となっている
場合が多い。これでは「作ってお終い」になってしまい、活用
が期待できない(→3年後に飽きてまたリニューアル)

こうした状況を打破するためには、一人で悩まずに協力者を作
ることでウェブ管理者としてのポジションを作ることが必要だ、
と書いている。なぜなら基本的にこれらの仕事は一人で考えて
一人でやり切れるキャパのものではないからだ。

さて、これは本文には書かなかったことだが、仕事をする上で
社内外の協力者を得て自分の職務をより高めていくためには、
どうしたら良いのだろうか?ひょっとしたらこれは現代のビジ
ネスパーソンのサバイバル・ルールかもしれない。

手伝って欲しかったら手伝って欲しい人の仕事を手伝って、そ
の人の仕事を理解することだ。「何やってるの?」「それ、私
ならこんな風にお手伝いできるけど」と言ってみる。
しかも「自分の仕事がまずあるので、それを片付けてから」と
かごちゃごちゃ考えずに、相手が困っているその場で、困って
いなくても新しいヒントをその場で与えることだ。

こんなおせっかいしても自分の残業時間を増やすだけだ、と思
われるかも知れないが、意外にそんなことはない。それでも自
信がもてない人はこの本に多くのヒントが書かれているので参
照してみて欲しい。

考えすぎて動けない人のための 「すぐやる!」技術
久米 信行 (著)


宣伝会議の記事に関しては以下を参照

http://www.sendenkaigi.com/hanbai/magazine/prir/index.html#article_03

(このページの記事紹介にPDFがぶら下がっているので全文読
めますが、、、ぜひ雑誌を買ってください!・懇願)
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