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2006年10月13日(金)更新

海外航空券の秘密

3月に参加したアメリカのコミュニケーション団体から、団体としての活動を
まとめたジャーナル(冊子)を発行するので、日本の企業コミュニケーション
の現状と可能性をまとめてみないか?というオファーをいただきました。

A43枚程度の短いエッセイですが、結果ご興味をいただき、載せていただく
ことになりました。

このジャーナルの発行を記念したセッションが11月にボストンで行われる、
ということで、この度ゲストとして参加しないか?とお誘いをいただきました。

とてもうれしいことで、しかも一年で一番航空券の安い時期(往復4万円台!
)だから行っちゃおうかな、と思ってチケットやさんに寄ってみたのですが、そ
こで面白い(面白くない)話を聞きました。
現在、皆さんご存知のように石油価格が高騰しており、運賃以外の負担を
乗客が強いられているのですね。

すなわちサーチャージ(いわゆる追加燃料代)が値上げにつぐ値上げで、北
米路線はただいま3万5千円だというのです。(往復ですが)
春は1万円にも満たなかったのに。。

この価格は毎月変動し、いわゆる彼らのビジネスのチケット代金には含める
ことができないので、別表示となるわけです。
(格安航空券だけでなくパッケージツアーも、もちろん同様です)

皆さん年末休暇の予算編成ははきをつけてくださいね!
家族4人となったら、、頭がくらくらしてきます。

2006年10月11日(水)更新

金沢21世紀美術館

今、注目の動物園といえば北海道の旭山動物園。

そして注目の美術館といえば金沢21世紀美術館です。

建物そのものも、昨年のGマーク(グッドデザイン賞)の金賞に
選ばれていることからもわかるように、今までの権威主義的な
建築とは違い円形で外壁がすべてガラスでシースルーという
のも新鮮です。

今回、金沢での仕事をいただいたとき、否が応でもモチベーシ
ョンがあがったのは、ここを訪問できるチャンスがあったからで
す。正直に言うと。はい。

http://www.kanazawa21.jp/ja/index.html
常設展示で目を引くのは大きな室内の天井が四角く切り取られ
移り行く空が見えるというタレルの作品。
それと、プールの中から外が見られるというレアンドロ・エルリッヒ
の作品。

企画展もちょうど、川崎和男さんのもので、元工業デザイナーとし
て色々思うところがありました。。

伝統美としての兼六園のすぐ隣にモダンな美術館がとても自然に
フィットしてました。それも、文化を感じる金沢という町の特徴かも
しれませんね。

最近は地方にもすばらしい美術館が増え、訪問の楽しみが本当
に増えました。

room

pool

2006年08月29日(火)更新

芸術は爆発だ!

有名な岡本太郎さんの言葉です。
この一言は大きかった。言葉に力がある。名コピーですね。

いま、村上隆さんの「芸術起業論」を読んでいますが、思えば
岡本太郎さんはずいぶん先を行っていたなあ、と感じます。

日曜日に家族と川崎の生田緑地にある岡本太郎美術館に行っ
てきました。青山骨董どおりにある、彼のアトリエを改造した記
念館は何度かいったことがあるのですが、規模が大きく、彼の
業績が網羅されています。

http://www.taromuseum.jp/
すでに初秋の空気すら漂う日でしたが、緑に囲まれてとても気持
ちの良い場所にありました。(しかも家から15分!)

実は、お目当ては「ウルトラマン伝説展」だったのですが、これは
これで初期の美術スタッフのデザイン画や小道具、怪獣の着ぐる
みや戦闘機のコックピットなど、いろいろ貴重なものが見られ、
子供以上に自分も楽しむことができました。

でも、ウルトラマン以上に、岡本太郎さんの作品や展示はすばら
しく、特に民俗学に興味を持って撮影していた多くの写真などか
ら彼の形や色、発想の原点を読み取ることができます。

今回は時間がなくて緑地内をゆっくり散策することはできなかった
のですが、生田緑地自体も森深く、起伏に富んですばらしい公園
でした。
近々また時間をかけて遊びにいこうと思っています。

2006年08月08日(火)更新

北海道旅行

北海道に遊びで行くのは3度目。
以前の2回は20代半ばのとき、バイクツーリングでした。
そのとき、ほとんどぐるりと道内を一周したのですが、例外的に
行かなかったのが旭川と富良野、というわけで、今回はその2
箇所を中心に遊んできました。

といっても、本当の理由はやはり!日本中のマーケッターの注
目の的、旭山動物園です。(8年間で入場者数が10倍以上!
ユニークな行動展示で一躍有名)
ペンギンは空を飛び、オラウータンが頭上を歩き、トラやヒグマが
目の前で手をかけようとする!
行動展示そのものは、各建物の作りもあわせて「良く出来ている」
の一言ですが、それだけじゃない、ソフトウェア(コミュニケー
ションやメッセージのプレゼンテーション)が素晴らしい!

例えば、動物の生態に関する説明パネルがすべて色サインペンの
手書きで(まるで小学生の研究発表のように)書かれているのです。
このようになっていると、とても子供の(大人も)目を引き、
「読んでみよう」という気にさせるのです。

建物も人の導線を考え、下から、横から、上から、と様々な角度から
違った視点で見られるようになっています。

これは他所とはちがう!
子供だけではなく、大人も感動しました。

上野や多摩にくらべてもそんなに大きな動物園ではないのですが、
チャームにあふれています。
市立ということもあり、中学生以下は入場無料。
大人も1回580円ですが、年間パスポートが1000円なので2回で
元を取ることが出来ます。

旅行最終日がちょうどチンパンジー舎のオープニングだったので
再訪し、しっかりパスポートの元を取ってきました。

2006年07月10日(月)更新

神頼み:寛容なり神道

昨日は家内の友人が立川でインド舞踊の発表会がある、という
ので出かけることになりましたが、それだけの外出で子供たち
が納得するわけがありません。

どこかで遊ばせなければ、と思いちょっと早めに出ることにしまし
た。

調布のあたりで甲州街道に出ると、布田天神のところで「骨董市」
ののぼりが目に付きました。
子供はあまり好まないのですが、ときどきオマケでおもちゃを買っ
てもらえることもあるので「ちょっと寄って行こう」ということになりま
した。


曇天なので、市はまったくにぎわっておらず、ちょっとひやかしたあ
と、せっかくなので芽の輪くぐりとお参りをしました。

義理のお父さんが神道でお葬式をあげたこともあり、お墓参りも
いつも「2礼2拍手1礼」。そのせいか、子供達も神社への参拝は
慣れているようです。

その後、立川に向かったのですが、まだ時間がある、というので
カーナビで大きめの公園を探しました。
見つけた公園の遊具でひとしきり遊ぶと、隣は諏訪大社と気付き
ました。
こちらは広々としてまさに荘厳としたたたずまい。ついでにこちらに
もお参りをしてきました。

なんにも考えずに手を合わせる一家ではあったのですが、良く考え
てみると、神頼みのはしご。浮気とも取れるこの行動。
その神罰やいかに、と家に戻ってネットで調べてみると、神社には
それぞれの目的があるため、一日にいくつかの神社へのお参りを
はしごしても問題ないそうです。

西洋の一神教に比べると八百万(やおよろず)の神は寛容です。

ちょっとほっとしました。

2006年04月26日(水)更新

子供と遊ぶ都心の穴場

そろそろゴールデンウィークが近づいてきていますが、皆さんのご予定は
いかがですか?
私は近場(三浦半島)と実家(横浜)です。

ゴールデンウィークに限らず、休日に子供づれでどこに行こうか?と考える
とき、都心は以外に穴場です。
今日はそんな情報を。

昨年のゴールデンウィークは、空いた1日に大手町にテイパーク(逓信放送博
物館)
に行きました。

お目当てはエスティ-ローダー卿の「戦前の日本の絵葉書コレクション展」
だったのですけれど、子供達は30分が限界。そそくさと上の博物館に遊び
に行かされましたが、なかなか見られない日本のアールデコが満載で、と
ても貴重なものでした。
これらの絵葉書は時々骨董市で見かけることがあるのですが、1枚1000円
とか、セットで1万2000円、とかいわれて驚くことが多いです。

しかし、連休中の大手町はがらがらで、読売新聞社の横手に堂々と路駐して、
まったく問題ありませんでした(ほめられませんが)。

今年はウルトラマンやるのでがらがら、とはいかないでしょう。。

また、先日行った愛宕山の「NHK放送博物館」も相当穴場です。

入場無料で、しかも駐車場もガラガラ。帰りに愛宕神社にお参りもできます。
当時のマイクで「りんごの歌」を唄うと、当時のスピーカーから、まるで昔の
ラジオ放送のように聞こえてきます。映像も、昔のテレビセットから昔のテ
レビ番組が見られるようになっていたり、はたまた最新鋭の5.1チャンネル
サラウンドが体験できたりと盛りだくさんです。
ここにも戦前からの放送機器(デザインが素敵)の展示に加え、アールデコ
バリバリのポスターがたくさん見られ、デコマニアにはたまりません。

3丁目の夕日より以前は、東京に高層建築はなく、愛宕山に放送局とアンテナ
立てればOKだったんですね。
オリジナルの建物は模型だけしか残っていないのですが、これもまた典型的な
アールデコ建築。維持できなかったのが残念です。
近所の芝公園付近は緑も公園も多いのでのんびりできます。
夕方になると「鐘がなるなり増上寺」。これまた風情があって良いです。
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会社概要

1999年2月創業。 ビジネスにおけるインターネット活用経験は日本のインターネットの発展の変遷とほぼ同期しており、豊富な経験を有する。 主宰者は企業広報から自己啓発でWEBマスターになった経験から、今後オンラインを中心とした企業コミュニケーションが重要になるとの思いで独立、創業した。...

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個人プロフィール

美術大学デザイン科を卒業後、12年間工業デザイナーを勤める。当時勤めていた外資系メーカーで本社出張を重ねるうち、本社の親組織で行っている「コーポレートコミュニケーション」の役割と重要性に魅了され、セルフリストラして広報部に社内転職。自ら部門を超越した「コーポレートコミュニケーション」を実践する...

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