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ドメイン名取得の目的

投稿日時:2006/06/05(月) 11:54rss

ドメイン名の取得が企業のコミュニケーションにとって重要だ、
というのはインターネットが商用利用され始めた当初からの
問題でした。

昔、お世話になったインテルでもペンティアムというプロセッサ
ーを出したとき、ペンティアム3ドットコムだったか、次々世代の
商標のサイト名をポルノサイトに取られ、その後、裁判で取り
戻した、という話を聞きました。

そんな話を思い出したのは、週末に読んだ「アンジェリーナ・ジ
ョリー、娘の名前のドメインを取得」というニュースです。
アンジェリーナ・ジョリー、娘の名前のドメインを取得


要は、そのアドレスを利用しようというのではなく、ドメインの売
買やアダルトサイトへの転送サイトとしての利用を防止すること
が目的だ、ということです。

同様の例で、日本企業が気をつけなければならないポイントを
事例とともにご紹介いたします。

日本では、商品やサービスの販売促進プロモーションで独自
(商品名)ドメインのサイトを作ることが良く有ります。
しかし、その製作コスト、および管理コストも宣伝部の予算で
行うことが多く、結果、プロモーションの期間が終わると、ドメ
イン名の管理費用も継続捻出することはできなくなります。

下記で紹介する車メーカーのプロモーションサイトは、ドメインの
継続が終わって2ヶ月もたたないうちにポルノサイトに取られて
しまいました。

しかし数多くのニュースサイト、個人のファンサイト、コミュニティ
サイトからのリンクはそのままです。

企業が一度使った(それなりのトラフィックを持っていた)ドメインは
こういう業者にとって見ると魅力的で、それをみな、虎視眈々と
狙っているのかもしれません。

ご覧になるのはご自由に。ただし企業からだとアクセスログが残
りますので気をつけてください(システム管理者に怒られないよう
に)。

また、表紙から中に進まれることはあらゆる意味でお勧めしません。

http://www.will-vs.com/
(元はトヨタ自動車の販売促進用のサイトでした)

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1999年2月創業。 ビジネスにおけるインターネット活用経験は日本のインターネットの発展の変遷とほぼ同期しており、豊富な経験を有する。 主宰者は企業広報から自己啓発でWEBマスターになった経験から、今後オンラインを中心とした企業コミュニケーションが重要になるとの思いで独立、創業した。...

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個人プロフィール

美術大学デザイン科を卒業後、12年間工業デザイナーを勤める。当時勤めていた外資系メーカーで本社出張を重ねるうち、本社の親組織で行っている「コーポレートコミュニケーション」の役割と重要性に魅了され、セルフリストラして広報部に社内転職。自ら部門を超越した「コーポレートコミュニケーション」を実践する...

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