クロスメディア・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役 雨宮 和弘 の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
来るべき「コミュニケーション・プロフェッショナルの時代」を担う「企業コミュニケーター」養成ブログ
成功するコミュニケーションとは?(ニッサン・スカイライン試乗記・序章その2)
昨年、この経営者会報ブログをスタートするちょっと前に米国のあるコンファレ
ンスに参加した。
これは「New communication forum」というシリコンバレーで開かれた会合で、
簡単に言えば、立場を超えて(広報、広告、マーケティング、ジャーナリズムの
企業側とメディア側、あわせて8極)、エマージングテクノロジー(ブログやRSS
などのオンラインテクノロジー)を企業としてどう扱うか、腹を割って話そう、とい
うものだ。
私も当初は「進んでいる米国の事例を少しでも聞ければ」というような意識でい
たが、事前に主催者とメール交換していると、「日本からの参加者はあなたたち
だけだから、日本の事例も紹介してほしい」といわれた。
この会合は2日半で200名弱の参加者だったが、本当に熱かった。
たとえば、あるPRエージェンシーの女性が、
「危機管理の観点もあるので、クライアントの会社の社長のブログは聞き取り
インタビューだけで弊社でゴーストライティングをしている」
と言ったとたん、その分科会の会場に参加していた15人ぐらいの様々な立場の
人たちがほぼいっせいに椅子から立ち上がらんばかりの勢いで「No~!」と
返答した。多少間違っても自身の声で語らなければ何かあったときに余計に波
紋を広げるだけだ、というのだ。
立場の違いを認識しながら、それぞれがどう受け止めるかが認識できるので、と
ても参考になった。
私としては、まだまだディベーティング文化の根付いていない日本で、マーケテ
ィングブログではなく、社長ブログとして自身で実践されているのは、この経営者
会報ブログが始まる前は、ニフティ社長の古河建純さんなど、まだ一握りだと紹
介せざるを得なかった。
古河建純 インターネットBlog
すごいのは、参加者が参加しながらその場で自分の意見をまとめ、自分のブログ
にアップしているのだ。
当初はこういう会合が日本にないものか?と探していたのだが、参加者の意識
がまったく違うことを思い知った。
逆に言えば、こういう意識付けをしっかり行わない限り、コミュニティの継続と成
功は難しい、ということだ。
社内コミュニケーションについても同じことだと思う。
社内報の代わりにブログを導入して成功する企業もあるし失敗する企業もある。
社内SNSを導入して暗黙値を蓄積できた会社もあれば誰も使わず3ヶ月で
あきらめた企業もある。
リッチなイントラを持たなくても、洗練された電子メールの利用規定を持つだけで
生産性を上げる企業もある。
グループウェアを持たなくても、社内メールをほとんど使わなくてもイントラネット
だけで効率化している企業もある。
それは、ツールだけでは解決できない問題を認識しているか?が分水嶺だ。
オフ会のあと、そんなことを考えながらスカイラインで深夜に帰宅した。
実を言えば、運転そのものに対する緊張感を強いられたのは銀座を抜けて国会
議事堂の横を抜けるぐらいまでだった。
「スポーツカー」と気負っていたのは杞憂に過ぎなかったのだ。
お借りしたのが3000キロしか走っていないさらの新車、ということもあり、ブレー
キのタッチがシビアだというぐらいで、そのほかは拍子抜けするほど普通。
乗車姿勢も挑戦的なものではない。
ただ、青山一丁目の広い直線で軽く踏み込んでみたとき、
「ああ、なるほど」
と思える、スカッとした加速を確認した。
最近の車なので、ハイテク満身創痍なのだが、センターコンソールのアナログ
時計が、ほっとさせてくれる。これもスカイラインならではのチャームポイントだろう。
帰宅してマンションのゲストパーキングに停めると、新車特有のエンジンの焼ける
匂いが少しだけあがってきた。
昼間福岡でセミナーをこなし、帰京後にオフ会、そしてスカイラインのピックアップ。
長い一日だった。
翌日はいよいよこのクルマで小淵沢までドライブ。楽しみだ。
ンスに参加した。
これは「New communication forum」というシリコンバレーで開かれた会合で、
簡単に言えば、立場を超えて(広報、広告、マーケティング、ジャーナリズムの
企業側とメディア側、あわせて8極)、エマージングテクノロジー(ブログやRSS
などのオンラインテクノロジー)を企業としてどう扱うか、腹を割って話そう、とい
うものだ。
私も当初は「進んでいる米国の事例を少しでも聞ければ」というような意識でい
たが、事前に主催者とメール交換していると、「日本からの参加者はあなたたち
だけだから、日本の事例も紹介してほしい」といわれた。
この会合は2日半で200名弱の参加者だったが、本当に熱かった。
たとえば、あるPRエージェンシーの女性が、
「危機管理の観点もあるので、クライアントの会社の社長のブログは聞き取り
インタビューだけで弊社でゴーストライティングをしている」
と言ったとたん、その分科会の会場に参加していた15人ぐらいの様々な立場の
人たちがほぼいっせいに椅子から立ち上がらんばかりの勢いで「No~!」と
返答した。多少間違っても自身の声で語らなければ何かあったときに余計に波
紋を広げるだけだ、というのだ。
立場の違いを認識しながら、それぞれがどう受け止めるかが認識できるので、と
ても参考になった。
私としては、まだまだディベーティング文化の根付いていない日本で、マーケテ
ィングブログではなく、社長ブログとして自身で実践されているのは、この経営者
会報ブログが始まる前は、ニフティ社長の古河建純さんなど、まだ一握りだと紹
介せざるを得なかった。
古河建純 インターネットBlog
すごいのは、参加者が参加しながらその場で自分の意見をまとめ、自分のブログ
にアップしているのだ。
当初はこういう会合が日本にないものか?と探していたのだが、参加者の意識
がまったく違うことを思い知った。
逆に言えば、こういう意識付けをしっかり行わない限り、コミュニティの継続と成
功は難しい、ということだ。
社内コミュニケーションについても同じことだと思う。
社内報の代わりにブログを導入して成功する企業もあるし失敗する企業もある。
社内SNSを導入して暗黙値を蓄積できた会社もあれば誰も使わず3ヶ月で
あきらめた企業もある。
リッチなイントラを持たなくても、洗練された電子メールの利用規定を持つだけで
生産性を上げる企業もある。
グループウェアを持たなくても、社内メールをほとんど使わなくてもイントラネット
だけで効率化している企業もある。
それは、ツールだけでは解決できない問題を認識しているか?が分水嶺だ。
オフ会のあと、そんなことを考えながらスカイラインで深夜に帰宅した。
実を言えば、運転そのものに対する緊張感を強いられたのは銀座を抜けて国会
議事堂の横を抜けるぐらいまでだった。
「スポーツカー」と気負っていたのは杞憂に過ぎなかったのだ。
お借りしたのが3000キロしか走っていないさらの新車、ということもあり、ブレー
キのタッチがシビアだというぐらいで、そのほかは拍子抜けするほど普通。
乗車姿勢も挑戦的なものではない。
ただ、青山一丁目の広い直線で軽く踏み込んでみたとき、
「ああ、なるほど」
と思える、スカッとした加速を確認した。
最近の車なので、ハイテク満身創痍なのだが、センターコンソールのアナログ
時計が、ほっとさせてくれる。これもスカイラインならではのチャームポイントだろう。
帰宅してマンションのゲストパーキングに停めると、新車特有のエンジンの焼ける
匂いが少しだけあがってきた。
昼間福岡でセミナーをこなし、帰京後にオフ会、そしてスカイラインのピックアップ。
長い一日だった。
翌日はいよいよこのクルマで小淵沢までドライブ。楽しみだ。
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