クロスメディア・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役 雨宮 和弘 の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
来るべき「コミュニケーション・プロフェッショナルの時代」を担う「企業コミュニケーター」養成ブログ
ニッサン・スカイライン試乗記
忘れられない、愛車への思い(3代話):その1
忘れられない、愛車への思い(3代話):その2
忘れられない、愛車への思い(3代話):その3
成功するコミュニケーションとは?(ニッサン・スカイライン試乗記・序章)
成功するコミュニケーションとは?(ニッサン・スカイライン試乗記・序章その2)
ずいぶんと前置きが長くなったが、いよいよ拝借したスカイラインで家族小旅行
だ。
朝方、若干小雨が残っていたが、天気予報は快方に向かうとのこと。
早起きして家族で荷物を積み込むことになったのだが、クルマに乗り込んでの
家族の最初の感想は、
「リアシートが広い」
というものだ。たしかにウチのコンパクトボルボと比較しても全長で24センチ長い
だけのことはある。(車幅はまったく同じ)
グランツーリズモといっても、スカイラインと名が付くと、どうしてもスポーツカー的
な印象が強く、後部シートは犠牲になっているもの、と思っていた。
全長の長さはリアシートだけでなく、トランクの大きさにも影響を与え荷物もどっさ
り詰め込める。また、結果的に燃料タンクも大きくなっている。80リットル入れば、
リッター平均10キロとすれば800キロ走れることになる。
まさにグランドツーリングカーだ。
自宅を出発して中央高速調布インターまでは約20分。京王線の踏切を越える
までは世田谷特有の細い道が続く。
車幅が同じと言うこともあるが、見切りもよく車幅がつかめずに怖い、ということも
なかった。
調布インターは渋滞もなく、借りている車だからという慎重な気持ちがあるものの、
本車線に入るとき、ちょっと踏み込んでみた。
加速時の安心感。
これがスカイラインの魅力だ。
昔、バイクに乗っているとき、母親は「大きなバイクはスピードが出るので危険」
とよく言っていた。
これには誤解が含まれていて、車重が軽いのにスピードの出る原付のほうがよ
っぽど危険で、余力がありブレーキ制動力の強い大型車は逆に相対的に安全と
言える。
50キロしか出ない原付で50キロで走っていて、何か危険があった場合、停まる
ことは安定感を失いとても恐怖だ。しかしそれしか選択支がない。
大型車は加速して回避することもできるし、自重がある分、制動も強力だ。
スカイラインに感じる安心感はそんな大型バイクに感じる余力と同様のものだ。
長坂インターまでの高速クルーズは快適そのもの。
家族もいるのでほとんど追い越し車線には出なかったが、ひとつ大きな異変に
気が付いた。
子供たちが「気持ち悪い」といわない(クルマ酔いしない)のだ。
やはり比べればボルボの足回りはふわふわしている。ちょっとしたピッチングや
ヨーイングも重なると気分の良いものではない。ボルボでは1時間も持たずに気
持ち悪い、といい始めるのだが、スカイラインでは2時間走っても子供はなんとも
言わない。
確かに足回りはピシッと決まっている感じがする。
ボルボで足回りだけをいじる趣味はないので、この動力性能、足回りでスポーツ
ワゴンができたら買い換えちゃうかも、と正直思った。
通常、足回りの味付けと言うのは、なかなかスペックに現れにくい定性値だ。
しかしそれなりにお金がかかるわけだから、どうしてもあるレベル以上の車格
のクルマにしかおごられないのではないだろうか。
今回スカイラインに乗って思ったことは、今度はティーダに試乗してみたい、という
ことだ。あのパッケージでスカイラインのような足回りがあったら、、、かなり魅力
を感じてしまう。
さて、長坂インターを降り、友人の家族と合流。買出しをしたのち、北杜市白州町
に向かう。
目的地のキャンプ場、「ヴィレッヂ白州」は街道から舗装されたワインディングロ
ードを7キロほど山側に入った、小さな池を取り囲むコテージで作られたキャンプ
場。
このワインディングでも、なれている友人の車はかなり飛ばす。私は初めての道
で慎重に走ろうと思うものの、付いていくためについついペースが上がる。
しかしスカイラインは体制を崩すことなく、ここでも家族はクルマ酔いを起こさなか
った。
http://homepage2.nifty.com/village_hakushu/
目的地に着くと急に視界が開ける。
そこはまさに夢のようなロケーションだった。
富士山の周辺にあるキャンプサイトはかなり回ったが、新しいこともあり、ここは
かなり魅力的だ。
キャンプ場に到着したスカイライン
ヴィレッジ白州。湖畔の船着場にはステージが。
ヴィレッジ白州全景。
ヴィレッジ白州はテントの設営も可能だが、コテージは清潔でお風呂も水洗トイレ
も付いている。キッチンも野外のバーベキューグリルも使えて5人で1万5千円は
かなりリーズナブル!
しかしまた、なぜここに来たのか?それには理由がある。
実はこの週末、このキャンプ場で「俺たちのウッドストック」と題した音楽フェステ
ィバルが開かれたのだ。
湖畔に設置されたステージでは、すでにミュージシャンが熱演。周りのキャンプ
サイトでは皆がバーベキューをしながら音楽に興じているのだ。
聞けば主催者は何度過去のような野外コンサートを山梨県で開催していたのだ
が、夜になると周辺住民の苦情でパトカーが来ていたようだ。
しかしここなら問題はなさそうだ。
また、演奏者の大半が自分と同じウッドストック世代(おっさん)ということもあり、
音楽の種別的にもロケーションにあっていた。なんともピースフルだ。
翌日はすばらしい快晴に恵まれ、早起きしてハイキング。展望台までは子供と
歩いても30分。管理人には、「直下の階段まで車で上がれるよ」とも言われた
のだが、オイルパンを削ってもいけないので、歩いて上った。
コテージの前で。
展望台までは30分のハイキング。目の前には八ヶ岳
展望台にて。振り向けば甲斐駒ケ岳が目の前に!
2日間にわたり、音楽とバーベキュー、そして自然にあふれた湖畔でたっぷり
遊べて子供たちも大満足。
今日は夜半までに車を返さないといけない、ということもあり、ちょっと早めに
キャンプ場を後に。
友人が「韮崎にとてもよい温泉があるので寄っていかないか」というので、ついて
行くことにした。
これがまたすごい!最近地方のファミリー温泉のようなところは、結構大規模で
岩盤浴からエステまで、至れり尽くせりのところが多いが、ここはもう本当に、お
風呂と休憩所。ザッツオールのシンプルさ!
しかし源泉かけ流し。入浴料は500円!
ちょっとぬる目のお湯なのだが、でたあとの体の温まりようがもう半端じゃない。
金曜日からかなりどたばたしたが、本当に疲れが吹き飛んだ。
帰りに寄った温泉「韮崎旭温泉」
http://www.hikyou.jp/yamanasi/nirasaki/nirasakiasahi.htm
このあと甲府から中央高速に乗り、帰路についた。
東京に戻るまで全行程で400キロ。使ったガソリンがメーターで半分。ちょうど
40リッター。ということは平均燃費は10キロ。これは優秀だ。
昔持っていたスカイライン=若者向けのスポーツカーという印象はみごとに消し
飛んだ。
正直、ボルボの車検で借りたレガシーのほうがインテリアの雰囲気やエンジン
の味付けが「男の子向け」という感じがした。
今度のスカイラインは50年の歴史とともに培ってきた熟成と進化の結果なのだ
ろう。
家族を下ろした後、用賀から首都高にあがり、一気に東京八重洲まで。
ひとりの気軽さか、最後にちょっとだけメリハリの効いた運転をしてみる。
実用性も高く、ロングドライブでも疲れない。そして踏み込めばしっかり応える。
今回は、今まであまり縁のなかったスカイラインと言うクルマにゆっくりと触れる
ことができ色々な発見があり、とても有意義だった。
私のように、クルマ選びに深いこだわりを持たない人間こそ、このような試乗の
機会をいただけるのは非常に貴重だ。
自動車に限らず、自己表現手段を持つユーザーにどんどん製品をレビューさせ
る企業はこれからきっと増えていくであろう。
メーカーとの交流で、ブロガー自身も単なる自己満足表現者から脱却することに
なるだろう。
このようなアクティビティーの積み重ねが、コミュニケーション文化を形成する
きっかけになると信じている。
また機会をいただければ(クルマメーカー以外でも)喜んで協力したい。
日産スカイラインブログ
忘れられない、愛車への思い(3代話):その2
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ずいぶんと前置きが長くなったが、いよいよ拝借したスカイラインで家族小旅行
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朝方、若干小雨が残っていたが、天気予報は快方に向かうとのこと。
早起きして家族で荷物を積み込むことになったのだが、クルマに乗り込んでの
家族の最初の感想は、
「リアシートが広い」
というものだ。たしかにウチのコンパクトボルボと比較しても全長で24センチ長い
だけのことはある。(車幅はまったく同じ)
グランツーリズモといっても、スカイラインと名が付くと、どうしてもスポーツカー的
な印象が強く、後部シートは犠牲になっているもの、と思っていた。
全長の長さはリアシートだけでなく、トランクの大きさにも影響を与え荷物もどっさ
り詰め込める。また、結果的に燃料タンクも大きくなっている。80リットル入れば、
リッター平均10キロとすれば800キロ走れることになる。
まさにグランドツーリングカーだ。
自宅を出発して中央高速調布インターまでは約20分。京王線の踏切を越える
までは世田谷特有の細い道が続く。
車幅が同じと言うこともあるが、見切りもよく車幅がつかめずに怖い、ということも
なかった。
調布インターは渋滞もなく、借りている車だからという慎重な気持ちがあるものの、
本車線に入るとき、ちょっと踏み込んでみた。
加速時の安心感。
これがスカイラインの魅力だ。
昔、バイクに乗っているとき、母親は「大きなバイクはスピードが出るので危険」
とよく言っていた。
これには誤解が含まれていて、車重が軽いのにスピードの出る原付のほうがよ
っぽど危険で、余力がありブレーキ制動力の強い大型車は逆に相対的に安全と
言える。
50キロしか出ない原付で50キロで走っていて、何か危険があった場合、停まる
ことは安定感を失いとても恐怖だ。しかしそれしか選択支がない。
大型車は加速して回避することもできるし、自重がある分、制動も強力だ。
スカイラインに感じる安心感はそんな大型バイクに感じる余力と同様のものだ。
長坂インターまでの高速クルーズは快適そのもの。
家族もいるのでほとんど追い越し車線には出なかったが、ひとつ大きな異変に
気が付いた。
子供たちが「気持ち悪い」といわない(クルマ酔いしない)のだ。
やはり比べればボルボの足回りはふわふわしている。ちょっとしたピッチングや
ヨーイングも重なると気分の良いものではない。ボルボでは1時間も持たずに気
持ち悪い、といい始めるのだが、スカイラインでは2時間走っても子供はなんとも
言わない。
確かに足回りはピシッと決まっている感じがする。
ボルボで足回りだけをいじる趣味はないので、この動力性能、足回りでスポーツ
ワゴンができたら買い換えちゃうかも、と正直思った。
通常、足回りの味付けと言うのは、なかなかスペックに現れにくい定性値だ。
しかしそれなりにお金がかかるわけだから、どうしてもあるレベル以上の車格
のクルマにしかおごられないのではないだろうか。
今回スカイラインに乗って思ったことは、今度はティーダに試乗してみたい、という
ことだ。あのパッケージでスカイラインのような足回りがあったら、、、かなり魅力
を感じてしまう。
さて、長坂インターを降り、友人の家族と合流。買出しをしたのち、北杜市白州町
に向かう。
目的地のキャンプ場、「ヴィレッヂ白州」は街道から舗装されたワインディングロ
ードを7キロほど山側に入った、小さな池を取り囲むコテージで作られたキャンプ
場。
このワインディングでも、なれている友人の車はかなり飛ばす。私は初めての道
で慎重に走ろうと思うものの、付いていくためについついペースが上がる。
しかしスカイラインは体制を崩すことなく、ここでも家族はクルマ酔いを起こさなか
った。
http://homepage2.nifty.com/village_hakushu/
目的地に着くと急に視界が開ける。
そこはまさに夢のようなロケーションだった。
富士山の周辺にあるキャンプサイトはかなり回ったが、新しいこともあり、ここは
かなり魅力的だ。
キャンプ場に到着したスカイライン
ヴィレッジ白州。湖畔の船着場にはステージが。
ヴィレッジ白州全景。
ヴィレッジ白州はテントの設営も可能だが、コテージは清潔でお風呂も水洗トイレ
も付いている。キッチンも野外のバーベキューグリルも使えて5人で1万5千円は
かなりリーズナブル!
しかしまた、なぜここに来たのか?それには理由がある。
実はこの週末、このキャンプ場で「俺たちのウッドストック」と題した音楽フェステ
ィバルが開かれたのだ。
湖畔に設置されたステージでは、すでにミュージシャンが熱演。周りのキャンプ
サイトでは皆がバーベキューをしながら音楽に興じているのだ。
聞けば主催者は何度過去のような野外コンサートを山梨県で開催していたのだ
が、夜になると周辺住民の苦情でパトカーが来ていたようだ。
しかしここなら問題はなさそうだ。
また、演奏者の大半が自分と同じウッドストック世代(おっさん)ということもあり、
音楽の種別的にもロケーションにあっていた。なんともピースフルだ。
翌日はすばらしい快晴に恵まれ、早起きしてハイキング。展望台までは子供と
歩いても30分。管理人には、「直下の階段まで車で上がれるよ」とも言われた
のだが、オイルパンを削ってもいけないので、歩いて上った。
コテージの前で。
展望台までは30分のハイキング。目の前には八ヶ岳
展望台にて。振り向けば甲斐駒ケ岳が目の前に!
2日間にわたり、音楽とバーベキュー、そして自然にあふれた湖畔でたっぷり
遊べて子供たちも大満足。
今日は夜半までに車を返さないといけない、ということもあり、ちょっと早めに
キャンプ場を後に。
友人が「韮崎にとてもよい温泉があるので寄っていかないか」というので、ついて
行くことにした。
これがまたすごい!最近地方のファミリー温泉のようなところは、結構大規模で
岩盤浴からエステまで、至れり尽くせりのところが多いが、ここはもう本当に、お
風呂と休憩所。ザッツオールのシンプルさ!
しかし源泉かけ流し。入浴料は500円!
ちょっとぬる目のお湯なのだが、でたあとの体の温まりようがもう半端じゃない。
金曜日からかなりどたばたしたが、本当に疲れが吹き飛んだ。
帰りに寄った温泉「韮崎旭温泉」
http://www.hikyou.jp/yamanasi/nirasaki/nirasakiasahi.htm
このあと甲府から中央高速に乗り、帰路についた。
東京に戻るまで全行程で400キロ。使ったガソリンがメーターで半分。ちょうど
40リッター。ということは平均燃費は10キロ。これは優秀だ。
昔持っていたスカイライン=若者向けのスポーツカーという印象はみごとに消し
飛んだ。
正直、ボルボの車検で借りたレガシーのほうがインテリアの雰囲気やエンジン
の味付けが「男の子向け」という感じがした。
今度のスカイラインは50年の歴史とともに培ってきた熟成と進化の結果なのだ
ろう。
家族を下ろした後、用賀から首都高にあがり、一気に東京八重洲まで。
ひとりの気軽さか、最後にちょっとだけメリハリの効いた運転をしてみる。
実用性も高く、ロングドライブでも疲れない。そして踏み込めばしっかり応える。
今回は、今まであまり縁のなかったスカイラインと言うクルマにゆっくりと触れる
ことができ色々な発見があり、とても有意義だった。
私のように、クルマ選びに深いこだわりを持たない人間こそ、このような試乗の
機会をいただけるのは非常に貴重だ。
自動車に限らず、自己表現手段を持つユーザーにどんどん製品をレビューさせ
る企業はこれからきっと増えていくであろう。
メーカーとの交流で、ブロガー自身も単なる自己満足表現者から脱却することに
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このようなアクティビティーの積み重ねが、コミュニケーション文化を形成する
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