クロスメディア・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役 雨宮 和弘 の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
来るべき「コミュニケーション・プロフェッショナルの時代」を担う「企業コミュニケーター」養成ブログ
New Communications Forum 参加記(その3)
今日は具体的なセッションの話をしよう。
会議はキーノートスピーチ、ワークショップ、パネルディスカッション
だけでなく、中庭のオープンテラスでのランチョンやカリフォルニアワ
インのご当地だけあって、ワインテースティング親睦会まであり、交流
を深める機会も盛りだくさんだった。
やはり会のテーマが「カンバセーション」だけあって、とにかく意見を
ぶつける機会にあふれている。大半の人間がブログやSNS、トゥイッ
ターなどのコミュニケーションツールを持っているから会話もその場で
終わらず、ネットへ引き継がれ、そこでまた第3者の意見が加わる。
今回は旅行前から本を読み、ぜひあって話がしてみたいと思っていた人
ともあっという間にコンタクトできた。
その方はこのようなソーシャルコンピューティングの時代だからこそ、
戦略的な社内コミュニケーション(しかもアナログ)が重要だ、と唱え
ている人で、さすがにコンサルタントとして有名なだけあってスピーチ
もプレゼンテーションもとても魅力的だった。
また、こんな人(具体的には同じような考えでビジネスをしている人)
と会って話がしてみたい、と思ったら、2日目の朝食のときに隣に
座ってきた人がまさにそうだった。私がたどたどしく自己紹介をし始
めるとにやにやして、「僕も同じ仕事をしているよ」といって右手を
差し出してくれた。ラッキーなことだ。
ここで一言添えると、15年外資系でもまれたこともあり、私自身は
ある程度の日常会話であれば英語でも何とか大丈夫なのだが、専門領域
の話を、しかも議論の応酬というスピード感の中で完全に把握するのは
なかなか難しい。なおかつ、これらの今日的な会議はレジメのプリント
アウトは環境の問題もあり配布しないことが多い。
しかし前述のように参加者専用のWIKIやディスカッションボードが
用意されているばかりでなく参加者のブログを見ればどう感じたかまで
あとでフォローできるのでとても楽だ。
いくつか、参加したセッションのタイトルを記しておこう。
・ステークホルダーとの「対話(カンバセーション)」を求められる
企業(スピーチ)
・ソーシャルメディアコミュニケーションの評価指標(ワークショップ)
・ブランド形成の為の社内コミュニケーション(ワークショップ)
・オンラインコミュニケーションを通じた顧客との信頼形成(パネル)
・オンラインプレスリリースの投資効果(ワークショップ)
・インフルエンサーマーケティングの実情(スピーチ)
・ソーシャルメディアがカスタマーエクスペリエンスに与える影響(ワークショップ)
・ソーシャルメディア・エージェンシーが考える「PR3.0」(ワークショップ)
・PRのプロフェッショナリズムはどう変化していくのか(ワークショップ)
すばらしいのは、ほとんどのセッションが具体的な事例や数値ベースで
定量的に語られていたことだ。
日本でもこのような議論ができれば、広報職のキャリアモデルも違って
繰るのではないかと考える。
刺激的だったいくつかのフレーズをあげると、
「もはやグーグルの検索結果を持ってして”これが御社のブランド”
とは言い切れない」
「広告費に莫大なお金をかけてもステークホルダーと会話しないために
ブランドを築けない(価値を下げている)企業が出てきている」
「人事の採用担当者が採用コミュニケーションを企画する時代は終わった」
「広報は、もはや企業を代表してコミュニケーションを司る部門ではない」
「消費者はただ企業に文句を言いたいだけではない。不満があっても彼ら
はカスタマーサービスには行かない。彼らが欲する対応は一部門がまかない
切れるものではない。社員全員が目を向ける必要がある。その体制をどう
作るかがコミュニケーション部門の課題だ」
これらの内容に具体的な事例を加えて、ご紹介する機会を6月半ばごろに
設けようかと考えている。
近々このブログかメールマガジンで告知したいと思う。
会議はキーノートスピーチ、ワークショップ、パネルディスカッション
だけでなく、中庭のオープンテラスでのランチョンやカリフォルニアワ
インのご当地だけあって、ワインテースティング親睦会まであり、交流
を深める機会も盛りだくさんだった。
やはり会のテーマが「カンバセーション」だけあって、とにかく意見を
ぶつける機会にあふれている。大半の人間がブログやSNS、トゥイッ
ターなどのコミュニケーションツールを持っているから会話もその場で
終わらず、ネットへ引き継がれ、そこでまた第3者の意見が加わる。
今回は旅行前から本を読み、ぜひあって話がしてみたいと思っていた人
ともあっという間にコンタクトできた。
その方はこのようなソーシャルコンピューティングの時代だからこそ、
戦略的な社内コミュニケーション(しかもアナログ)が重要だ、と唱え
ている人で、さすがにコンサルタントとして有名なだけあってスピーチ
もプレゼンテーションもとても魅力的だった。
また、こんな人(具体的には同じような考えでビジネスをしている人)
と会って話がしてみたい、と思ったら、2日目の朝食のときに隣に
座ってきた人がまさにそうだった。私がたどたどしく自己紹介をし始
めるとにやにやして、「僕も同じ仕事をしているよ」といって右手を
差し出してくれた。ラッキーなことだ。
ここで一言添えると、15年外資系でもまれたこともあり、私自身は
ある程度の日常会話であれば英語でも何とか大丈夫なのだが、専門領域
の話を、しかも議論の応酬というスピード感の中で完全に把握するのは
なかなか難しい。なおかつ、これらの今日的な会議はレジメのプリント
アウトは環境の問題もあり配布しないことが多い。
しかし前述のように参加者専用のWIKIやディスカッションボードが
用意されているばかりでなく参加者のブログを見ればどう感じたかまで
あとでフォローできるのでとても楽だ。
いくつか、参加したセッションのタイトルを記しておこう。
・ステークホルダーとの「対話(カンバセーション)」を求められる
企業(スピーチ)
・ソーシャルメディアコミュニケーションの評価指標(ワークショップ)
・ブランド形成の為の社内コミュニケーション(ワークショップ)
・オンラインコミュニケーションを通じた顧客との信頼形成(パネル)
・オンラインプレスリリースの投資効果(ワークショップ)
・インフルエンサーマーケティングの実情(スピーチ)
・ソーシャルメディアがカスタマーエクスペリエンスに与える影響(ワークショップ)
・ソーシャルメディア・エージェンシーが考える「PR3.0」(ワークショップ)
・PRのプロフェッショナリズムはどう変化していくのか(ワークショップ)
すばらしいのは、ほとんどのセッションが具体的な事例や数値ベースで
定量的に語られていたことだ。
日本でもこのような議論ができれば、広報職のキャリアモデルも違って
繰るのではないかと考える。
刺激的だったいくつかのフレーズをあげると、
「もはやグーグルの検索結果を持ってして”これが御社のブランド”
とは言い切れない」
「広告費に莫大なお金をかけてもステークホルダーと会話しないために
ブランドを築けない(価値を下げている)企業が出てきている」
「人事の採用担当者が採用コミュニケーションを企画する時代は終わった」
「広報は、もはや企業を代表してコミュニケーションを司る部門ではない」
「消費者はただ企業に文句を言いたいだけではない。不満があっても彼ら
はカスタマーサービスには行かない。彼らが欲する対応は一部門がまかない
切れるものではない。社員全員が目を向ける必要がある。その体制をどう
作るかがコミュニケーション部門の課題だ」
これらの内容に具体的な事例を加えて、ご紹介する機会を6月半ばごろに
設けようかと考えている。
近々このブログかメールマガジンで告知したいと思う。
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