クロスメディア・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役 雨宮 和弘 の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
来るべき「コミュニケーション・プロフェッショナルの時代」を担う「企業コミュニケーター」養成ブログ
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IABC参加記(6)
日曜日から4日間にわたるコンファレンスに参加して感じたことは、
「参加者に孤独を感じさせない工夫」だ。
1800人の参加者で日本からは2人(しかも多分初参加に近い)と
言う状況にもかかわらず、気がつけばIABCのプレジデント、会議
の議長、副議長、アジア地区の代表など、せっかく行くのであれば
会っておきたい人たちとは全員面識をいただくことができた。
しかもほとんどの場合、向こうが会いに来てくれた事が驚きなのだ。
これは偶然?いや、受付をしたときに渡される資料やデータを見て
も事前登録したものにきちんとマークがしてあるし、運営委員会は
今後の会の発展のためにできること、その些細なチャンスに目を行
き届かせている様子が伝わってくるのだ。特に初めて参加した人や
遠くからの参加者などにはそれとわかるような工夫がIDバッジに
なされていたりもした。この細やかさはかつてないものだ。
また、アナログな伝言掲示板もあり、各地域同士のオフ会や、「せっ
かくの機会なので特定のトピックで情報交換したい」とか「一緒に会
食、ミュージカル見に行こう」というような誘いもいっぱい見受けられ
た。
↓クリックすると動画(ウィンドウズメディア)が見られます
セス・ゴーディンさんのクロージングノートを聞いているときに「これは
あなたに宛てたものだと思う」と手渡されたメモ(と名刺)の表には、
「日本からの参加者の方へ」と書いてあり、とあるカナダの参加者か
らの走り書きで「わたしの家内が日本人で来年早々に日本を訪問す
るから機会があれば企業コミュニケーションについてそっちで意見交
換したい。ぜひ数人で集まれるテーブルをセットして欲しい」というも
のだった。
通常、会議で同席した際に儀礼的に名刺交換して「今後もよろしく」
というようなことは日本でも多いが、それで何かが起きることは少な
い。
今回はそれとはまったく逆で、まず目的意識があり、その機会を見つ
けるためにコンタクトしてくる、というものだ。
もちろん帰国後すぐにメールを送ったが、とても喜んでくださり、レス
ポンスも早く具体的だ。まだ半年先のことだが、今ではとても楽しみ
だ。(このブログを読んでくださっている方でご興味のある方は連絡
ください)
また、初日のレセプションで名刺交換とともに10分程度雑談しただ
けなのに、彼のプレゼンテーションに参加した際に僕の顔を確認した
だけで、いきなり「たとえばここにいる東京から参加しているKAZだ
ったら、こんな課題があるはずだ」といきなり話を振ってきたベストバ
イの社内コミュニケーションマネージャーにも驚かされた。
先日のエントリーで「カテゴリーキラーの意識」ということを書いたが、
そうあるためにも企業コミュニケーターは他部署や様々なステークホ
ルダーに対する理解とユニークなアプローチが必要とされるようだ。
今回の参加者の行動特性を見るとその積極性とクリエイティビティ(
創造性)に学ぶものが少なくなかった。何よりあきらめない粘っこさ、
そして明るさを感じる。
IABCの4日間は、セミナーを通しての知識レベルでのインプットだけ
でなく、コミュニケーターの資質や特性を見せ付けられた、本当に刺
激的な4日間だった。
「参加者に孤独を感じさせない工夫」だ。
1800人の参加者で日本からは2人(しかも多分初参加に近い)と
言う状況にもかかわらず、気がつけばIABCのプレジデント、会議
の議長、副議長、アジア地区の代表など、せっかく行くのであれば
会っておきたい人たちとは全員面識をいただくことができた。
しかもほとんどの場合、向こうが会いに来てくれた事が驚きなのだ。
これは偶然?いや、受付をしたときに渡される資料やデータを見て
も事前登録したものにきちんとマークがしてあるし、運営委員会は
今後の会の発展のためにできること、その些細なチャンスに目を行
き届かせている様子が伝わってくるのだ。特に初めて参加した人や
遠くからの参加者などにはそれとわかるような工夫がIDバッジに
なされていたりもした。この細やかさはかつてないものだ。
また、アナログな伝言掲示板もあり、各地域同士のオフ会や、「せっ
かくの機会なので特定のトピックで情報交換したい」とか「一緒に会
食、ミュージカル見に行こう」というような誘いもいっぱい見受けられ
た。
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セス・ゴーディンさんのクロージングノートを聞いているときに「これは
あなたに宛てたものだと思う」と手渡されたメモ(と名刺)の表には、
「日本からの参加者の方へ」と書いてあり、とあるカナダの参加者か
らの走り書きで「わたしの家内が日本人で来年早々に日本を訪問す
るから機会があれば企業コミュニケーションについてそっちで意見交
換したい。ぜひ数人で集まれるテーブルをセットして欲しい」というも
のだった。
通常、会議で同席した際に儀礼的に名刺交換して「今後もよろしく」
というようなことは日本でも多いが、それで何かが起きることは少な
い。
今回はそれとはまったく逆で、まず目的意識があり、その機会を見つ
けるためにコンタクトしてくる、というものだ。
もちろん帰国後すぐにメールを送ったが、とても喜んでくださり、レス
ポンスも早く具体的だ。まだ半年先のことだが、今ではとても楽しみ
だ。(このブログを読んでくださっている方でご興味のある方は連絡
ください)
また、初日のレセプションで名刺交換とともに10分程度雑談しただ
けなのに、彼のプレゼンテーションに参加した際に僕の顔を確認した
だけで、いきなり「たとえばここにいる東京から参加しているKAZだ
ったら、こんな課題があるはずだ」といきなり話を振ってきたベストバ
イの社内コミュニケーションマネージャーにも驚かされた。
先日のエントリーで「カテゴリーキラーの意識」ということを書いたが、
そうあるためにも企業コミュニケーターは他部署や様々なステークホ
ルダーに対する理解とユニークなアプローチが必要とされるようだ。
今回の参加者の行動特性を見るとその積極性とクリエイティビティ(
創造性)に学ぶものが少なくなかった。何よりあきらめない粘っこさ、
そして明るさを感じる。
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でなく、コミュニケーターの資質や特性を見せ付けられた、本当に刺
激的な4日間だった。
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