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企業コミュニケーションと2009年

投稿日時:2009/01/14(水) 18:23rss

年も明けて2週間が経ち、もうさすがに正月気分ではないが、企業広報に
とっても非常に大きな変化が現れる年になるのではないか、と実感して
いる。

明らかに昨年初頭とは違う動きを感じるのだ。いくつかの根拠を示そう。


1.「PRIR」→「広報会議」
http://www.sendenkaigi.com/hanbai/magazine/kouhoukaigi/

広報関連の雑誌や本は動きが鈍い、といわれたのはもう過去のことなのか、
宣伝会議の「PRIR」が好調なのはとてもうれしい。私自身もセミナーだけで
なく、何度かおせわになり、出稿させていただいた。

2008年の初頭、田上編集長の考えるキーワードは

 1、「内部統制」始動
 2、おわび会見の〝その後〟
 3、広報の力で「偽」から「信」へ

だった。

やはり社会問題化する企業不祥事が大きく、その対応から、どのように復活
するか、その中での企業広報の役割の大きさが際立った。


先日いただいた2009年のキーワードは

 1、社会が説明・対話求める
 2、広報を取り入れれば経営が変わる
 3、広報担当は組織の要

というものだ。

では「なぜ広報が要なのか?」というと、その活動の根本が「信頼を構築する
ための継続性」にあり、変化が速く対応にスピードと一貫性が要求される時代
だからだ。

誌名が「広報会議」に変わった背景にはこのような観点もあり、関わるわれわ
れがそれについてより活発に意見交換する必要があると考えるからだろう。


2.セミナーのオファーが多い

今までであれば春の定期セミナーのオファーがぼちぼち、というところだが、
今年は昨年末から企画段階も含め問い合わせがすごく増えている。
その内容も

「ひとコマ2時間で概要をわかりやすく話して欲しい」

というものから

「具体的に担当者の課題に踏み込んだ1日、ないしは2日のワークショップ込
みのものを実施したい」

というものに変化してきている。
加えて、東京以外の地域からの要請が増えている。

以前、セミナーの集客に見合う企画は東京から2~3年遅れるといわれたこと
があったが、数回のシリーズのセミナーを始めて2~3年経つことを考えれば
そのタイミングに来たのかもしれない。


3.予算償却から予算確保のための相談

詳しくは申し上げられないが、昨年のこの時期、いくつか同じような話をいただ
いたことがある。それは

「年度予算の余剰(千万単位)があるので、なにか面白いウェブの企画を提案
してくれないか?」

というものだ。

要件定義書も戦略性もない。

はっきり言ってバクチ以外何物でもないし、正直大きな売り上げになるので提
案を考えようとも思った。

しかし担当者、ひいてはその企業のことを考えてサービスするというポリシー
(高楊枝)から、期待される企画提案を見送った。

私たちは

「余剰予算の大半を使わずに流せ。その分来期予算は一時的に減るかもしれ
ないが、来期以降、戦略的に活用するための指針を一緒に考えたい」

というコンサルテーションの内容とプロセスの提示のみを差し上げた。

残念ながらお話は聞いていただけなかったが、同様にその後、その会社が
何か予算に見合うだけのことを実施できたのかも、外からは見えなかった。

今年は逆だ。

厳しい時勢から予定されていたウェブのリニューアルを見送る、あるいは考え
直す企業も出てくるだろう。そんな中、来期の広報コミュニケーション予算を
組み立てるために相談に乗って欲しい、という企業も少なくないのだ。

企業広報として当座のアウトプットは減るかもしれない。しかし2~3年のレ
ンジで見たとき、無駄な出費を抑えるだけでなく、明確な目標設定ができると
いうことはきちんと効果測定が行えるということにもつながる。

ひょっとすると広報が初めて自社のオンラインメディアをマネージすることが
できるようになるチャンスメークの年になるのではないか、と考える。
ピンと来るようであれば気軽にご相談をいただきたい。

もうひとつ、肌で感じる変化があるのだが、それは今年の自社の活動として
表していきたい。いくつかの方法で告知していくつもりだ。ぜひ参加していた
だき、少しでもみなさんと知見を共有していければと思う。

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会社概要

1999年2月創業。 ビジネスにおけるインターネット活用経験は日本のインターネットの発展の変遷とほぼ同期しており、豊富な経験を有する。 主宰者は企業広報から自己啓発でWEBマスターになった経験から、今後オンラインを中心とした企業コミュニケーションが重要になるとの思いで独立、創業した。...

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個人プロフィール

美術大学デザイン科を卒業後、12年間工業デザイナーを勤める。当時勤めていた外資系メーカーで本社出張を重ねるうち、本社の親組織で行っている「コーポレートコミュニケーション」の役割と重要性に魅了され、セルフリストラして広報部に社内転職。自ら部門を超越した「コーポレートコミュニケーション」を実践する...

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